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SAA戦国時代到来!? マルシン、新型SAAのアップグレードをアピール

12月12日より順次発表

 マルシンは発売を予定しているガスガン「新型SAA」に関して、"大幅アップグレードver."となることを発表、12月12日から3回に分けてその特徴を紹介する。

 1回目は「ライブベースピン+新型シリンダー」として、リアルな構造と、素早く簡単にシリンダーを脱着可能ことをアピール。さらに「UHMWフォーシングコーン」として製品に新採用樹脂を採用し、回転抵抗が激減したことを紹介した。"ピースメーカーらしい"アクションを楽しめるという。

 SAA(シングルアクションアーミー)は、「西部を征した銃」と言われた薬莢式を採用したリボルバー。カートリッジを素早く交換できることで、従来の1つ1つ弾込めを行っていた拳銃とは一線を画す戦闘能力を示し、アメリカの西部開拓時代後期に爆発的なセールスを記録した。「ガンマンが持つ銃」として代名詞とも言える銃である。

 SAAのトイガンは以前から多数存在しているが、現代銃に較べ人気は落ち着いたどちらかといえば渋い存在だった。しかし昨今西部劇サバゲーが注目されたり、東京マルイがエアコッキングガンを発表し、注目を集めるようになった。タナカも新型SAAガスガンを発表し、先日のサバゲーイベント「西部劇ごっこ」でアピール。さらに東京マルイも銃身を短くした「シビリアンモデル」を発表した。ここにマルシンも参戦したとなれば、まさに「SAA戦国時代」といった様相がある。

 SAAは「ガンスピン」や「早撃ち」など曲芸のような特殊な使い方がされる。引き金を引いたままハンマーを手で仰ぐように動かして連射する「ファニングショット」など、火薬式の実銃ならではのアクションを、ガスやエアーコッキングでどう実現するか、各社の工夫が求められる。マルシンの製品がどのようなものになるか、トイガンファンは注目している。