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AK-47の弾倉を使用できる「SR47」のディスプレイモデル登場
架空の物語で空想無可動実銃として楽しむ
2023年3月17日 10:16
- 【SR47】
- 価格:385,000円
A!CTIONはディスプレイモデル「SR47」の予約販売を行っている。価格は385,000円。材質はアルミダイキャスト、真鍮、ABS樹脂で、内部機構がなく、BB弾の発射や発火機能のないディスプレイモデルとなる。本商品は東京ショールーム限定販売商品。予約販売に関しては、注文後、2週間以内に、正式な出荷日をA!CTIONよりメールにて連絡されるという。
「SR47」はUS SOCOMの要請を受けてナイツ社が開発した、AR15ベースのアサルトライフル。AR15は米軍でM16として制式採用された銃で、一般にはAR15の名前で販売されている。SR47の最大の特徴はAK47の弾倉をそのまま装着できるというところ。アフガニスタンに展開した米軍特殊部隊が補給もままならない状況を受け、多くの部品を新造して設計された。しかしSR47はわずか7丁しか生産されなかった。
本商品は数社から発売されているエアガンソフトガン用パーツをベースに再加工して、AK47の実銃用マガジンが装着できるようにカスタムしたモデルとなるが、あえて「世界に7丁しかないSR47が、いかに日本に無可動実銃として輸入されたのか?」という架空のバックストーリーを細かく考案し、その“設定”をディスプレイモデルと共に楽しむ商品となっている。
このバックストーリーでは、本銃はアメリカの民間軍事会社「キャロットミリタリーサービス(略称CMS)」の特殊部隊員「Cat Shit One」のパッキー氏が某中東で使用した「SR47」。同氏が極秘作戦終了後に、アメリカ中西部の某ディーラーへと払い下げられ、その後、A!CTIONがオークションで落札し無可動実銃とした、という設定になっている。商品にロマンを付与しストーリーを楽しむ、ユニークな企画である。
なお、厳密な定義を当てはめれば、「モデルガン」と「ディスプレイモデル」は違いがある。どちらもトイガンのジャンルではあるが、モデルガンは“銃の模型”として内部機構まで再現、銃の動作や機能も学ぶことができる。一方、ディスプレイモデルは外観の表現に注力したもので、内部機構は再現されていない。本商品はモデルガンメーカーであるA!CTIONが発売する、内部機構のないディスプレイモデルとなっている。
【3月22日追記】本商品は内部機構のない「ディスプレイモデル」です。掲載当初「モデルガン」と表記していましたが、正確な表現ではありませんでした。記事を修正しました。