ニュース

シリーズ10周年!「ガンダムビルドメタバース」の「神バーニングガンダム」たちは素材からひと味違う【#静岡ホビーショー】

【第61回 静岡ホビーショー】

開催日:5月10日~14日(一般開放は13~14日)

入場料:無料

場所:ツインメッセ静岡(静岡市駿河区曲金3丁目1-10)

「ENTRY GRADE 1/144 ラーガンダム」

 BANDAI SPIRITSは、静岡ホビーショーの同社ブースに、「ガンダムビルドメタバース」に登場予定のMSのプラモデルを多数出展した。

BANDAI SPIRITSブースの「ガンダムビルドメタバース」展示コーナー

 ガンプラを作って戦わせる「ガンプラバトル」をテーマとした「ガンダムビルドシリーズ」の10周年を記念し、2023年10月にガンダムチャンネルにて配信されることが決定している「ガンダムビルドメタバース」。公式サイトではまだキービジュアルとPVが公開されているのみだが、静岡ホビーショーではその主役機である「ラーガンダム」他、全5機体の姿が明らかとなった。

「ENTRY GRADE 1/144 ラーガンダム」。10月発売予定、価格は1,100円(税込)

 ラーガンダムは主人公のホウジョウ・リオが、RX-78-2ガンダムをベースにビルドしたガンプラだ。ハワイ育ちのリオが「日本の心」をイメージしたガンダムで、「ラー」はハワイ語で「太陽」の意味を持っている。このラーガンダムはなんと「ENTRY GRADE」での発売で、ユーザーの裾野を広げる意図のもとに企画されている。

 ベースがRX-78-2なので、胴体などの一部に共通の意匠が見えるが、カラーリングや肩、腰の独自のデザインによってかなり違った機体に見える。武装にビーム・ナギナタを持っているのも面白いところだ。

主人公機となるラーガンダム。独特のカラーリングとデザインが斬新
武器のビーム・ナギナタは分割した柄を連結して装備するようだ

 その他に出展された機体もかなり個性的で、例えば「HG 1/144 神(しん)バーニングガンダム」は、見る角度によって色や透け感が変化する「偏光樹脂」を採用している。また「HG 1/144 プルタインガンダム」は、BANDAI SPIRITSが提唱する「エコプラ プロジェクト」の一環として黒い成形色のリサイクル素材をアーマーに採用している。

「HG 1/144 神バーニングガンダム」。11月発売予定。価格は2,620円(税込)。ガンダムデスサイズのアクティブクロークのように開閉する翼などに偏光樹脂を採用している
「HG 1/144 プルタインガンダム」。12月発売予定。価格は2,530円(税込)。エコプラの黒い樹脂成形をキットに導入。コアガンダムの姿も見える
「HG 1/144 ガンダムダブルオーダイバーアーク」。12月発売予定。価格は2,750円(税込)。クリア成形のパーツに「集光樹脂」を採用。外部からの光を吸収して表面や端面から放出し、発光しているように見える
「SDガンダム クロスシルエット F9ノ1改」。11月発売予定。価格は1,980円(税込)。SDフレームとCSフレームの2種が付属し、好みの等身で作れる。「LEGEND BB」シリーズとのパーツ連動も

 シリーズで人気がある「ビルドストライク」の新機体もまた、ENTRY GRADEで登場。「ENTRY GRADE 1/144 ビルドストライク エクシードギャラクシー」は、カスタマイズを前提とし、各所にハードポイントを設けている機体だ。ガンプラのみならず「30MM」シリーズなどのパーツを組み合わせてカスタマイズすることもできそうだ。

「ENTRY GRADE 1/144 ビルドストライク エクシードギャラクシー」。10月発売予定。価格1,210円(税込)。カスタマイズを楽しむための設計が施された機体だ

 プラモデルの進化を積極的に取り入れた「ガンダムビルドメタバース」の機体。こうした技術の進化が劇中にどのように反映されるのか、そしてまだ見ぬ機体のラインナップなども含め、10月の本編配信とこれらキットの発売を楽しみに待っていてほしい。

【静岡ホビーショー2023注目のガンプラを一気見せ!ラーガンダム/ビルドストライク エクシードギャラクシー/ガンダムダブルオーダイバーアーク/神バーニングガンダム/エクリプスガンダム2号機ほか【静岡ホビーショー2023】】