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シリーズ10周年!「ガンダムビルドメタバース」の「神バーニングガンダム」たちは素材からひと味違う【#静岡ホビーショー】
2023年5月11日 11:17
- 【第61回 静岡ホビーショー】
- 開催日:5月10日~14日(一般開放は13~14日)
- 入場料:無料
- 場所:ツインメッセ静岡(静岡市駿河区曲金3丁目1-10)
BANDAI SPIRITSは、静岡ホビーショーの同社ブースに、「ガンダムビルドメタバース」に登場予定のMSのプラモデルを多数出展した。
ガンプラを作って戦わせる「ガンプラバトル」をテーマとした「ガンダムビルドシリーズ」の10周年を記念し、2023年10月にガンダムチャンネルにて配信されることが決定している「ガンダムビルドメタバース」。公式サイトではまだキービジュアルとPVが公開されているのみだが、静岡ホビーショーではその主役機である「ラーガンダム」他、全5機体の姿が明らかとなった。
ラーガンダムは主人公のホウジョウ・リオが、RX-78-2ガンダムをベースにビルドしたガンプラだ。ハワイ育ちのリオが「日本の心」をイメージしたガンダムで、「ラー」はハワイ語で「太陽」の意味を持っている。このラーガンダムはなんと「ENTRY GRADE」での発売で、ユーザーの裾野を広げる意図のもとに企画されている。
ベースがRX-78-2なので、胴体などの一部に共通の意匠が見えるが、カラーリングや肩、腰の独自のデザインによってかなり違った機体に見える。武装にビーム・ナギナタを持っているのも面白いところだ。
その他に出展された機体もかなり個性的で、例えば「HG 1/144 神(しん)バーニングガンダム」は、見る角度によって色や透け感が変化する「偏光樹脂」を採用している。また「HG 1/144 プルタインガンダム」は、BANDAI SPIRITSが提唱する「エコプラ プロジェクト」の一環として黒い成形色のリサイクル素材をアーマーに採用している。
シリーズで人気がある「ビルドストライク」の新機体もまた、ENTRY GRADEで登場。「ENTRY GRADE 1/144 ビルドストライク エクシードギャラクシー」は、カスタマイズを前提とし、各所にハードポイントを設けている機体だ。ガンプラのみならず「30MM」シリーズなどのパーツを組み合わせてカスタマイズすることもできそうだ。
プラモデルの進化を積極的に取り入れた「ガンダムビルドメタバース」の機体。こうした技術の進化が劇中にどのように反映されるのか、そしてまだ見ぬ機体のラインナップなども含め、10月の本編配信とこれらキットの発売を楽しみに待っていてほしい。
©創通・サンライズ