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アオシマ「1/24 デロリアン」30年ぶりにリニューアル!待望のドア開閉ギミックなど新設計で登場!【#静岡ホビーショー】

【第61回 静岡ホビーショー】

開催日:5月10日~14日(一般開放は13~14日)

入場料:無料

場所:ツインメッセ静岡(静岡市駿河区曲金3丁目1-10)

 静岡ホビーショーのアオシマブースには、劇場用映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(以下、「BTTF」)に登場したタイムマシン「デロリアン」が展示されている。これは当日発表された新作プラモデル「1/24 バック・トゥ・ザ・フューチャー デロリアン」に合わせてのものだ。

アオシマブースに展示された実車デロリアンDMC-12。オーナーによって改造されたレプリカで、公道走行も可能だという。左には「BTTF PART3」のドクのライフルも見える
「1/24 バック・トゥ・ザ・フューチャー デロリアン」。2024年発売予定。価格は未定

 アオシマは1990年代より、同じ1/24スケールでタイムマシンのデロリアンをキット化し、現行の商品として販売を続けていたが、金型の精度や設計は30年前の内容なので、再現度が甘い部分などもあり、世界に存在するファンに向け待望のリニューアルが決定したとアオシマの担当者は話す。

デロリアンの直線的なシルエットと、タイムマシンへの改造のために取り付けられたパーツを見事に再現
ファン待望のドア開閉を無改造で行える仕様に
内装の次元転移装置の窓はクリアパーツになるとのこと。逆Y字の内部の再現にも期待

 パーツの精度などが上がったのはもちろんだが、最大のポイントは、デロリアンの特徴であるガルウィングドアの開閉だ。過去のキットでドアオープンのギミックは備わっておらずユーザーが改造するしかなかったが、今回はキットの仕様として開閉ギミックが搭載された。同スケールのフィギュアなどを絡めれば、映画のビジュアルも再現できるというわけである。

デロリアンといえば、このバックショットも大きな魅力。キットにはラストシーンで取り付けられたポールのパーツも選択式で付属する予定

 ドアが開くということは、内装が見える機会もあり、タイムサーキットや次元転移装置などのディテールも再現している。また一部にクリアパーツを採用していて、電飾などユーザーの改造の余地を持たせた仕様となっている。成形色は未定だが、デロリアンの独特のシルバーカラーを成形色で再現するのは不可能なので、ホワイトやグレーなどを検討中とのことだ。

パーツは塗装のしやすさを意識して分割されるという。その数は200以上となる予定だ

 現在ユニバーサルの監修なども含め、開発が進行中。公開40年を翌年に迎える2024年を発売予定としている。またこれまでのラインナップなどから、「BTTF PART2」や「BTTF PART3」のデロリアンの発売にも大きな期待がかかる。