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タミヤの「楽しい工作シリーズ」に、「モノレール」と水陸両用の「アヒル」が登場!【#静岡ホビーショー】

実際の動きを動画で紹介

【第61回 静岡ホビーショー】

開催日:5月10日~14日(一般開放は13~14日)

入場料:無料

場所:ツインメッセ静岡(静岡市駿河区曲金3丁目1-10)

※一般公開日の入場受付は終了

 タミヤが発売する「楽しい工作シリーズ」の「モノレール工作セット」と「泳いで歩くアヒルセット」が、静岡ホビーショーのタミヤブースで披露された。キットとして作るだけでなく、様々なパーツを工夫して作る工作を楽しむことも提唱しているシリーズの最新アイテムとなる。

タミヤブースに設けられた「モノレール工作セット」の大型レイアウト
【タミヤ「モノレール工作セット」【静岡ホビーショー2023】】

 「モノレール工作セット」は、その名の通りモノレールが作れるキットで、同シリーズで発売中の「ユニバーサルアーム」をレールにすることで、自由にレイアウトを組んで走らせることができる。クリヤー成形のギヤボックスと電池ボックスの2両編成で、車両の下側にあるガイドローラーによってレールを挟み込み、内蔵されたタイヤでレール上を走行する仕組みになっている。ギヤボックス側には反転スイッチがあり、レールにストッパーを取り付けるとこのスイッチが押されて往復運転ができるようになっている。

「モノレール工作セット」。7月発売予定。価格は2,640円(税込)
パーツ構成はこちら。210mmの直線レールが2本付属している
内部機構となるギヤボックスと電池ボックス。これに付属の紙製の組み立て式ボディを載せる。ボディの展開図は公式サイトでPDF形式で配布される予定
ガイドローラーがレールとなるユニバーサルアームを挟み込むことでレールから落ちない仕組みだ

 写真でもわかる通り、レールの上を走る跨座式と、レールにぶら下がって走る懸垂式の2つのパターンを作れるのもポイント。ボディは無着色のペーパークラフトで、好みの色に塗って仕上げられる仕様だ。

 また本体を動力源として固定し、ユニバーサルアーム側を動かすこともでき、その仕組みを使った観覧車も展示されていた。

右下に見える跨座式と、上の懸垂式の両方を作れる。後者を作るには高さを得るための工夫が必要となる
ユニバーサルアームとレールを繋げるレールスタンドをセットにした「モノレール工作用レールセット」も7月に発売。価格は770円(税込)
「モノレール工作セット」と「モノレール工作用レールセット」×2を使った作例
円形に組んだレールにゴンドラを取り付けて動かす観覧車の工作例。跨座式で作る場合は、レールスタンドが台座になるので、高さは必要ない

 「泳いで歩くアヒルセット」は、アヒルが水面と陸上を移動する様子を動く模型とした、水陸両用のキットだ。水遊びだけでは遊べる場所が限られてしまうため、水のないところでも遊べるようにアヒルをモチーフとしたとのこと。

「泳いで歩くアヒルセット」。発売日、価格は未定
パーツはこちら。モーターと電池はパーツの中に収まり防水処理されるため、濡れない仕様だ

 本体下面には水中モーターとギヤボックス、動力と浮力を兼ねたスポンジ製のタイヤが、尾部には舵となるスポンジがそれぞれ備えられている。タイヤには段差があり、陸上で歩かせるときは体を左右に振るアヒルらしい動きをし、このタイヤに取り付けられた足ヒレのパーツにより、水面に浮かせたときはこれがスクリューとなってゆっくり進む仕組みだ。

ギヤボックスは浸水しても可動する構造。タイヤには足ヒレが取り付けられ、水面ではこれがスクリューになる。
尾部のスポンジは左右に傾き、舵の役目をする
歩行や泳ぎと連動して首が前後に動くのが可愛い
【タミヤ「泳いで歩くアヒルセット」【静岡ホビーショー2023】】

 動力は首にも伝えられ、頭を前後に動かして移動する様子は実に愛らしく、そのまま組み立てるだけでも楽しく遊べそうだ。こちらは現在企画中で、発売日・価格とも未定となっていた。正式な発売時期などについてはタミヤの公式サイトをチェックしておこう。