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壁や窓に這わせたレールをボールが転がる「絶壁スライダー」が2024年1月に発売予定【おもちゃ見本市】
日本の住宅事情にもやさしい知育玩具
2023年9月7日 16:23
- 【クリスマスおもちゃ見本市2023】
- 会期:9月6日~9月7日
- 会場:東京都立産業貿易センター台東館 4階~7階
「クリスマスおもちゃ見本市」のジーピーブースにちょっと面白い知育玩具が出展されていたので紹介したい。2024年1月に発売予定の「絶壁スライダー」がそれだ。ドイツで発売中の「GECKO RUN」を国内向けにしたものだ。
同社のブースの壁には、レールのようなものが貼り付けられていて、そこに金属のボールを転がして遊ぶいわゆる“スライダートイ”なのだが、その設置場所を壁や窓に設定しているのが大きなポイントだ。
この手のスライダートイは、ボールを転がすために平らな場所に置いてレールを坂道状に組んでいくために、床にある程度の広さが必要なものも多かったが、この「絶壁スライダー」は、付属の吸盤が張り付けられる滑らかな壁や窓などを遊ぶためのベースとしている。壁面を使うので邪魔になりにくく、さらに高さを利用したコースを作りやすいことを売りとしていて、日本の住宅事情にも向いている。
付属のレールは上下だけでなく、左右にもある程度曲がるように作られているので、例えば壁の角や窓の枠などをまたいで作れるなど、その設計もよく考えられている。発売予定の拡張セットには、トランポリンやループなど、高さを利用したギミックも用意される予定で、ゴールまでボールを運ぶために工夫してコースを作る楽しみもある。
発売は2024年1月を予定していて、レール12本と吸盤27個他のギミックを同梱し簡単なコースが作れる「スターターキット」と、「トランポリン」、「ルーピング」の拡張セット2種をラインナップしている。オリジナルは上記をセットにしたボックスや、新たなギミックも発売されているそうで、それらの国内販売も現在検討中とのことだ。
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