ハートフォード、暗殺・護身用拳銃「プロテクター・パームピストル」モデルガン好評発売中！

　ハートフォードはモデルガン「プロテクター・パームピストル」を9月12日に発売した。価格は27,280円。

　「プロテクター・パームピストル」は1882年、フランスでジャック・タボワ氏によって特許を取得、製造された拳銃。内部にカートリッジを装填することができ、手で握り込むようにして発射する。ハートフォードがモデルアップしたのは米国で特許権を得て製作されたシカゴ・ファイアアームス製造の32口径、7連発のプロテクター。安全装置がついているのが外見上の特徴となっている。

銃口先端から握りまで全長13cm。手の中に握り込み、指の間から銃口を出して射撃する

　カートリッジは小さく、手の中に握り込むという発射法なため射撃精度、射程距離、威力も大きくは期待できず、護身用や暗殺用の武器といった雰囲気だ。懐中時計のように鎖を付けてポケットにしまうような運用を想定していたという。

こちらはマルシンのエアガン「デリンジャー」

　同じような使われ方をする銃としてデリンジャーがあるが、デリンジャーは比較的大きな口径の弾を2発装填しているのに対し、パームピストルは小口径の弾を7発装填しているところが大きく異なる。パームピストルはキャラクター性を感じる銃であり、知る人が知る銃なだけにコスプレにサブアームや暗殺用装備の小道具として加えると、キャラクターに幅が出そうである。

【プロテクター・パームピストル】

中央の蓋を外すことで7発のカートリッジが装填できる

非常に小さいカートリッジ。商品では7mmキャップ火薬を装填しての発火が可能

刻印などもしっかり再現されている