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マキナのきゃわわを再現！ 「マクロスΔ」の5人の歌姫「ワルキューレ」が「V.F.G.（ヴァリアブルファイターガールズ）」に【#全日本模型ホビーショー】
2023年10月1日 15:35
- 【第61回 全日本模型ホビーショー】
- 開催期間：9月30日～10月1日（業者招待日：9月29日）
- 会場：東京ビックサイト（南1,2ホール）
- 入場料：1,200円（中学生以下：無料）
アオシマの「V.F.G.（ヴァリアブルファイターガールズ）」は他のメカ美少女と大きく異なるポイントがある。彼女たちとセットの戦闘機はすべてアニメ「マクロス」シリーズに登場する可変戦闘機・ヴァルキリーなのだ。可変戦闘機は原型モデルと異なる3段変形で女の子キャラクターとの競演を見せてくれる。「マクロス」の世界に寄せつつオリジナルの展開を見せるのが、「V.F.G.」ならではの魅力なのである。
その「V.F.G.」の新しい展開が「マクロスΔ」に登場した5人の歌姫「ワルキューレ」すべてのメンバーを「V.F.G.」で表現しようという所だ。今回会場でそのこだわりを聞くことができた。
ワルキューレは5人の女性による"戦術音楽ユニット"だ。「マクロスΔ」の物語が描かれる2060年代後半はヴァールシンドロームと呼ばれる奇病が猛威を振るっており、このヴァールを発症した人々は暴走し周囲を無差別に破壊してしまう。ワルキューレは歌声でヴァールの鎮静・予防が可能な存在として銀河で活躍をしていく。
ワルキューレメンバーは5人。「マクロスΔ」のヒロインであるフレイア、謎めいた美女美雲、リーダーのカナメ、メカニックも務めるマキナ、凄腕ハッカーのレイナ。5人のうち真っ先に立体化されたのがマキナというのはファンにはちょっと意外と思う人もいるかもしれない。これまでフィギュアなどでワルキューレメンバーが商品化されるのは、フレイアか美雲がスタートになることが多かったからだ。
「V.F.G.」においてマキナがフィーチャーされたのは「マクロス」のプラモデルを取り上げる配信番組「マクロスモデラーズ」の進行役である西田望見さんの存在が大きかったとのこと。「マクロスモデラーズ」はアオシマ、ハセガワ、バンダイ、ウェーブ、マックスファクトリーなど各社の垣根を跳び越え「マクロス」を扱うプラモデルを紹介している。そこで西田さんが演じるマキナ・中島を「V.F.G.」に！ という企画が持ち上がったという。西田さんの番組での頑張りが企画者を動かしたというわけだ。
ワルキューレで最初の「V.F.G.」となる「V.F.G.マクロスΔ VF-31Aカイロス マキナ・中島」は、2024年2月発売予定、価格は未定だ。「マクロスΔ」ファンとして注目したいのはマキナとセットの可変戦闘機が「VF-31Aカイロス」であること。
劇中ではワルキューレを守るΔ小隊は「VF-31ジークフリート」だった。31ジークフリードは希少なフォールドクオーツを使った特別モデルで、31Aカイロスは機体としては同じだが量産が可能なフォールドカーボンを使用している。外見的な違いはコクピット後部のクリスタルと、翼の形状がジークフリードは前進翼、カイロスはデルタ翼なのが特徴だ。
「V.F.G.」ではマキナと2人で行動することが多いレイナがカイロス、フレイア、美雲、カナメはジークフリードとセットになるとのこと。機体は成型色によるカラーリングが異なることに加え、翼部分に「フォールドスピーカー」を装備。このフォールドスピーカーで差別化を図っていく。マキナはハート型、レイナはドクロ、フレイアはリンゴと、それぞれのキャラクターを活かしたデザインになる。
そしてフィギュアこそワルキューレそれぞれの特徴を活かしていく。顔や頭部はもちろんだがボディも5人それぞれのものとなる。特にマキナはそのグラマラスな肢体をきちんと再現したものとなっている。彼女たちが身に纏うスーツも以前イラストで描き起こされたものがベースとなっている。
ワルキューレはプロポーションも身長も様々。プラモデルであることを活かしパーツを調整することで5人の差を出していくとのこと。素体としては3.5人分の開発でここからパーツの調整で個性を出していく設計だ。特に"身長差"は重要視していて、設定画のようにワルキューレが5人並んだときは、各キャラクターの体型、身長差を表現していきたいとのこと。
そして今回の出展での目玉は各キャラクターの試作モデルに加えて「ステージ」そのものでもある。展示用のステージデザインは5月から6月に大阪と幕張で開催された「ワルキューレ FINAL LIVE TOUR 2023 ～Last Mission～」のステージデザインを再現し、5人の「V.F.G.」が並んで立ててるように設計している。ライブでの設計資料を参照し作った特別製だという。このステージは今回の展示だけでなく、今後のイベントでも活躍するので、試作品はもちろん、ステージにも注目して欲しいとのことだ。
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