フジミ模型、プラモデル「1/700 特99 日本海軍重巡洋艦 伊吹」本日より出荷開始！

　フジミ模型は、プラモデル「1/700 特99 日本海軍重巡洋艦 伊吹」を10月27日に出荷開始する。価格は5,060円。

　改鈴谷型重巡洋艦「伊吹」が新規金型パーツを追加して再登場。実際には未完で終わったが、太平洋戦争時に重巡洋艦として完成してた場合の姿をモチーフに立体化されている。最上型とは異なる後部マスト位置や魚雷発射管など専用部品が用意されている。

　13号電探はトラス構造に彫刻表現、空中線部分も形状表現を行なった新規金型パーツで、21号電探は背面支柱線と本体の2パーツ構造となっており、前面側は素子固定用碍子の基部も彫刻で表現されている。

　22号電探はスライド金型採用により開口した状態をパーツ化、ラッパ状が延長された形状にすることも可能。架空艦モデラー向けにボーナスパーツとして円形アンテナの23号電探、四角形状の32号電探が付録する。

【その他の特長】
・9メートルカッターは塗装を考慮し2パーツ化、架台は別パーツ部品を用意し、甲板一体モールドとの選択が可能になっている。

・12メートル内火ランチはキャンバス無し状態の形状も表現可能。

・11メートル内火艇は塗装を考慮し、キャンバス、操舵室/機械室天蓋が別パーツに。各塗装を行ない、組立接着を後から行なう仕様となった。

・艦載艇架台は凹凸形状や軽め穴をモールドで表現、精密感が増す造形になった。

・艦首の菊花紋章を新規に用意。

・舷灯と救命浮標を新規に用意。舷灯は各艦のサイズ統一に、救命浮標は省略されていた部分の追加表現用。

・艦尾艦名表記（軍艦色塗潰し色調）とマスト白線のデカールを追加。

・九六式25ミリ連装機銃は塗装/塗分け作業が軽減された2パーツ構成のパーツが標準仕様になった。