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ターボカスタムやブラッドサッカーも企画中! 「HI-METAL R スコープドッグ レッドショルダーカスタム」の完成度を会場でチェック【#魂ネイション2023】

【TAMASHII NATION 2023】

開催期間:11月17日~19日

会場:東京都千代田区「ベルサール秋葉原」・「秋葉原UDX」

入場料:無料

 「TAMASHII NATION 2023」の展示フロア「ROBOT WORLD」の一角に2024年3月発売予定の「HI-METAL R スコープドッグ レッドショルダーカスタム」が出展。さらに同シリーズで企画中の「スコープドッグ ターボカスタム」と「ブラッドサッカー」も展示された。

「HI-METAL R スコープドッグ レッドショルダーカスタム」。2024年3月発売予定。価格は24,200円。現在一般店頭にて予約を受付中

 放映40周年を迎えた「装甲騎兵ボトムズ」は、主役メカのAT(アーマード・トルーパー)を中心に、フィギュアやプラモデルなどでも多数企画され、盛り上がりを見せている。この「HI-METAL R スコープドッグ レッドショルダーカスタム」もその一つであり、BANDAI SPIRITSの技術の粋を集めた“最高の最低野郎”を目指して設計されている。

 今回出展されている試作品は製品版とほぼ同等の内容で、全高は約165mm。劇中でキリコ自身が改造した機体で、ヘビィマシンガンやショルダーミサイルポッド、ガトリングガンなどを装備している。パーツ交換でノーマルのスコープドッグになるのというのもポイントだ。

パーツ等の差し替えなしで自在にポージングができるアクションフィギュアとして設計されている
脚部にダイキャストを多めに使用していて、スタンドなどを使わなくてもローラーダッシュのポーズが取れる

 アクションフィギュアとして動かすことにもこだわりをもって設計されていて、引き出し式の手首関節や、肘関節が前後だけでなく横にもわずかにスイングできるなど、劇中やビジュアルなどで見たスコープドッグの様々なポーズを取ることができる。またターレットレンズの回転、アームパンチの伸縮、ターンピックの可動、ホイールの回転といった、動かして楽しむギミックも多数採用されている。

手首の関節は引き出すと手の甲の側にも90度近く曲がる。また肘には左右のスイング機構を搭載
脚部の付け根の関節も引き出し式で、これはポージングの他、プロポーションの好みによって足を長めに見せる意図もあるという
ターンピックやホイールも可動する
もちろん降着ポーズやハッチの開閉も可能だ

 付属するパイロットのフィギュアはキリコ・キュービィーで、こちらも小さいながら、アクションフィギュアとして可動を楽しめる。ヘルメットと表情がタンポ印刷された頭部に加え、顔のモールドのみのものも付属。サイズがかなり小さいので、印刷では限界のある表情に満足できない人向けに用意したそうだ。

おなじみのパイロットスーツ姿のキリコのフィギュア。スコープドッグのスケールに合わせてある
コクピットに乗せることも可能
表情のあり/なしの顔や、アーマーマグナムを持った腕なども付属
天神英貴氏がビジュアルを担当したパッケージも披露された

 そして新商品として企画中の「HI-METAL R スコープドッグ ターボカスタム」と「HI-METAL R ブラッドサッカー」は、ともにOVA「ザ・ラストレッドショルダー」の機体で、商品仕様についてはまだまったく未定とのこと。もちろん前者はスコープドッグがベースなので、レッドショルダーカスタムの設計の一部が継承されることが予想できるが、ブラッドサッカーは完全新規の設計となるのは間違いなく、「HI-METAL R」シリーズのクオリティがどこまで反映されるのか注目しておきたい。

「HI-METAL R スコープドッグ ターボカスタム」。参考出品。発売日、価格は未定。本体のベースはスコープドッグだが、脚部などに違いがある
「HI-METAL R ブラッドサッカー」。参考出品。発売日、価格は未定。スコープドッグのクオリティで動かせるブラッドサッカーを早く見てみたい!