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ファイアーボンバーそろい踏み！ 「HI-METAL R ファイヤーバルキリー」は各形態のプロポーションにこだわった商品に【#魂ネイション2023】
2023年11月17日 17:21
- 【TAMASHII NATION 2023】
- 開催期間：11月17日～19日
- 会場：東京都千代田区「ベルサール秋葉原」・「秋葉原UDX」
- 入場料：無料
「TAMASHII NATION 2023」で 「マクロス」ファンの話題を集めたのは「HI-METAL R」シリーズでの「HI-METAL R VF-19改 ファイヤーバルキリー」、「HI-METAL R VF-11MAXL改 ミレーヌバルキリー」、「HI-METAL R VF-17T改 ストームバルキリー」の展示だ。アニメ「マクロス7」での、「ファイアーボンバー」そろい踏みである。
ファイアーボンバーは主人公である熱気バサラとヒロイン・ミレーヌをツインボーカルとするロックバンドだが、劇中、敵生命体プロトデビルンに対して"歌"が有効であることがわかり、機体に"サウンドブースター"を装着し、戦場で歌を歌うこととなる。今回の出店ではファイヤーバルキリーに加え、ミレーヌバルキリーと、ドラムのビヒーダ、キーボードのレイが乗るストームバルキリーが展示されていた。この3機が商品化されるかも、というのはファンにとってとても嬉しい展示だ。
ファイヤーバルキリーはシリーズの前身に当たる「VF-HI-METAL」というシリーズで商品化されていた。DX超合金より小さい全長約18cmのサイズで3段階の変形を実現した商品だ。今回出展された「HI-METAL R VF-19改 ファイヤーバルキリー」は、「VF-HI-METAL」とはパーツすべてを一新、完全新設計となっている。手軽なサイズで3段変形が楽しめる商品となるとのこと。
一番力を入れたのは3形態それぞれのプロポーション。それぞれの形態をこれまで以上に突き詰めて設計を行っている。遊びやすさ、コンパクトさをウリとした商品としていくという。サウンドブースターももちろん「かかせない要素」として商品化を目指していく。
「HI-METAL R VF-11MAXL改 ミレーヌバルキリー」、「HI-METAL R VF-17T改 ストームバルキリー」はバトロイド形態のみの展示だがどちらもサウンドブースターを装備している。こちらはまだまだ試作品という雰囲気だったが、会場で来場者の声を聞きたくて展示したとのこと。
「マクロス」ファンとしてはそれぞれの機体の原型機の商品化も期待したくなる。「VF-11」、「VF-17」の変形する、「HI-METAL R」商品は大いに期待したいところだ。特にBANDAI SPIRITSではVF-11の変形モデルは商品化されたことがない。「マクロス7」の商品化の進行を注目したい。
「マクロス7」の商品化でトップバッターとなるのが「TINY SESSION VF-19改 ファイヤーバルキリー with 熱気バサラ」だ。2024年4月発売予定で、価格は5,500円。デフォルメフィギュアだが、きちんと3段変形を実現している。大きな頭部は取りはずさなければいけないが、それ以外のほとんどのパーツを差し替えなしで変形可能なのだ。
TINY SESSIONシリーズのテーマは"変形をデフォルメする"。設定通りの変形ではないが、移動するパーツの位置なども合わせる。例えばガウォークの時に機体と足の位置が設定より離れていても、シルエットはガウォークにきちんと見えるなど設計の面白さを感じさせる。またディフォルメフィギュアとの相性も良く、遊ぶだけでなく飾っておくのも楽しい。会場では「マクロスプラス」のYF-19も出展されていた。
事実上の再販商品と言える「TINY SESSION VF-25F メサイアバルキリー(早乙女アルト機) with シェリル・ノーム＆ランカ・リー -METALLIC COLOR EDITION-」では初期商品でユーザーから指摘のあったスタンドとの接続部分の外れやすさを改善している。人気のため品切れになってしまった「メサイアバルキリー(早乙女アルト機)」だが、現在魂ストアで販売中だ。こちらもチェックして欲しい。
