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「たまごっち」30周年を記念し「たまごっち ふぁくとり~!」オープン

発表会にももクロのあーりん登場! 11月22日より正式オープン

【たまごっち ふぁくとり~!】
11月22日より正式オープン
場所:東急プラザ原宿「ハラカド」3階 322区画
※11月22日~11月30日の期間中は事前抽選制

 バンダイは、デジタル携帯ペット玩具「たまごっち」30周年を記念し、11月22日より東急プラザ原宿「ハラカド」内に「たまごっち」の常設店舗「たまごっち ふぁくとり~!」をオープンする。

 今回はオープンに先駆けてメディア向けに行なわれた「たまごっち 30周年発表会」の様子と「たまごっち ふぁくとり~!」内覧会で取材できた店舗の魅力などを紹介したい。

東急プラザ原宿「ハラカド」の入口には「たまごっち ふぁくとり~!」ののぼりなどが設置されていた
街頭ディスプレイでもコマーシャルが行なわれていた

時代の流行に合わせて新機能を追加してきた「たまごっち」30周年の歩み

 イベントでは「たまごっち」30周年の歩みが紹介された。来年で30周年を迎える「たまごっち」だが、最初の発売は1996年。ネーミングの由来は「たまご」型の形状と「ウォッチ」を組み合わせた商品というコンセプトから。企画初期は腕時計のようにリストバンドで腕に固定して遊ぶ物として開発を進めていたという。その後の街頭調査や開発を進める中で、リストバンド部は省略され、ボールチェーンでたまご型の本体をカバンなどに装着するスタイルに変更され、販売が開始された。

 当時100万個売れれば大ヒットと言われていた玩具業界において、初代「たまごっち」は1年を待たずに1,000万個を売り上げ社会現象を巻き起こした。筆者も当時初代「たまごっち」を購入した世代だ。当時、「たまごっち」を入手するために、入荷したという情報があった地方の店舗に朝から並んで購入した記憶が残っている。

歴代の中でもメジャーな「たまごっち」の特徴と発売時期を紹介

 バンダイは需要に対して供給が全く追いつかず、謝罪広告を出すなどの対処をしたこともあったようだ。しかし、その後は模倣品の流出などからブームが終息してしまい、大量の余剰在庫を抱えて、1999年3月期に約60億円の特別損失を計上したという。

 その後、「たまごっち」は2004年に再度ブームが到来する。きっかけは2002年頃、中高生の間で当時の「たまごっち」が流行っているという情報を耳にし「ペット育成」には普遍的な面白さがあると考え、新機種の発売に踏み切ったそうだ。

 新機種「かえってきた!たまごっちプラス」については、新たな遊びの要素を追加した新モデルで、過去に模倣品が多発した反省を踏まえ、意匠登録を行なった形状を流用しつつ、発売前の広告に商品デザインを公開しないなどの対策を講じたという。また、同年11月には「祝ケータイかいツー!たまごっちプラス」を発売。この新機種では当時の携帯電話の流行を取り入れ、赤外線通信機能を搭載し、発売後は1年で500万個を販売する再ヒットとなった。

 次のブームは2008年。その間も人気自体は継続しており、2006年の10周年記念イベントでは、「たまごっち」単独イベントながら2日間で5万人を動員、2007年時点での「たまごっち」国内外累計出荷数は7,000万個を突破した。そして2008年にはカラー液晶を搭載した「たまごっちプラスカラー」を発売。その後も「たまごっち」のキャラクターを使った映画化やテレビアニメ化などを経てさらに盛り上がりを見せた。

 2014年にはタッチ操作やNFCによる通信機能を備えた「Tamagotchi 4U+」を発売、2016年には結婚して親の遺伝子を引き継ぐ「遺伝機能」が搭載された「Tamagotchi m!x」を発売。シリーズ初となる遺伝機能は評価も高く、2025年発売の最新機種「Tamagotchi Paradise」にも搭載されている。

「たまごっち」年表ではかなり細かくリリースされたシリーズが紹介された。画像にはももクロのあーりん年表も混ざっている
30周年発表会場には歴代「たまごっち」の現物が展示されていた

 日本以外の国では2018年から販売していた「Original Tamagotchi」(初代たまごっち、新種発見!!たまごっちの欧米版)を2022年より日本国内でも発売。ファッションブランドやアーティストとのコラボなどにより、これまで「たまごっち」に触れたことのない世代の若者を中心に、ファッションアイテムとして人気を博したとしている。

 2021年にはタッチ液晶やマイク機能、NFC通信が使える「Tamagotchi Smart」を発売。スマートウォッチの流行を受け、ここで原点回帰の腕時計のようなリストバンドが採用された点もポイントだ。また、2023年にはシリーズ初となるWi-Fi搭載の「Tamagotchi Uni」を世界同時発売。

 2024年には「祝ケータイかいツー!たまごっちプラス」の誕生20周年を記念したリバイバル商品となる「Tamagotchi Connection」を発売、2025年にはズームダイヤルを搭載し、宇宙レベルから細胞レベルまで幅広いお世話ができるようになった最新機種「Tamagotchi Paradise」が発売されて現在に至る。この最新バージョンでは対応言語を7から9に増加しており、国内のみならず、さらなる海外需要を見込むという。

30周年発表会では、限定アイテムや30周年イベントなど発表

 30周年発表会では冒頭、バンダイの常務取締役であり、チーフたまごっちオフィサーの辻太郎氏がド派手なたまごっちだらけの衣装に身を包んで登壇。世界中に「たまごっち」が広がっていることをアピールした。2019年と比較すると「たまごっち」関連商品の全世界売り上げが2024年には7倍に増えており、辻氏は「30年間で玩具のカテゴリを越えて1つのIPとして支持されている」とコメントした。

 「たまごっち」は時代の流行に沿う形で新たに追加になった機能などについて説明。また、変わらない特徴として、「たまご型の本体形状やフォルム」、さらに「電源ボタンがない」点を強調した。「電源がオフにできないので、本物のペットのようにお世話をしなければ死んでしまう。そしてあなたがいなければ生きていけないと、非常に世話がやける存在となっている点は30年間変わっていない」と「たまごっち」の特徴を紹介した。

バンダイ 常務取締役、チーフたまごっちオフィサーの辻太郎氏は「たまごっち」があしらわれたつなぎと黄色のTシャツで登壇
ゲームソフトを除く「たまごっち」と関連グッズの全世界売り上げは2019年と比較して約7倍に向上
30周年のキービジュアルは横長で過去の成長した「たまごっち」たちの姿などが描かれている
ステージ背面は30周年のキービジュアルで埋め尽くされていた
ステージ上には30周年記念「たまごっち」が常時置かれていた

 その後辻氏は「たまごっち ふぁくとり~!」を細かく紹介した。「たまごっち ふぁくとり~!」では体験コンテンツとしてたまごっちのミニフィギュアを専用ボトルに詰めて購入できる「みにたま つめほ~だい!」や、たまごっちフォント柄のワッペンを自由にレイアウトしてオリジナルのグッズが作成できる「わっぺんわーく」などが楽しめる。

 また、オープン記念として、ナルミヤ・インターナショナルのブランド「mezzo piano」のコラボイラストによるデザインの「たまごっち」「Tamagotchi Connection メゾピアノ たまごっちこらぼれーしょん」が11月22日より同店にて先行販売される。こちらは限定販売ではなく先行販売のため、後に一般販売も行なわれる予定だが、具体的なスケジュールについては未定。そのほか、同店でしか購入できない限定グッズも多数用意される。

 そして、30周年を記念した展示会として「大たまごっち展」が六本木ミュージアムにて、2026年1月7日~2月2日まで開催され、以後は全国を巡回予定となっている。30年に渡る「たまごっち」の歴史を振り返るだけでなく、「たまごっち」の中に入り込んだかのような体験ができるユニークな展示なども用意されているという。

 会場では限定商品としてアーティストのMitsuhiro higuchiとのコラボデザインを採用した「Original Tamagotchi Collaboration Mitsuhiro Higuchi」や、テレビアニメ放送時に販売していたシールについても昨今のシール交換の流行に合わせて復刻するほか、「大たまごっち展」限定デザインの「たまもりシールリフィル 30しゅーねんあにばーさりーせっと」も発売する。

 そのほか、「たまごっち」30周年に合わせて制作された30周年キービジュアルをパッケージに使用した記念「たまごっち」についても発売予定となっており、こちらは2026年5月1日~14日の2週間、東京駅で開催されるポップアップにおいて先行販売を予定している。

 最後に辻氏は、「たまごっち」のブランドパーパス(そのブランドがなぜ存在するのかという、社会における存在意義や志のこと)として「世話をやける喜びを世界中の人々に」を設定しているという。「たまごっち」が玩具を越えて、デジタルペットを越えて、世界中の人々に愛され、みなさんの日常に寄り添う、そんな存在になれる未来を作りたいと考えているとコメント。「そんな未来に向けて、世界中で幅広い年代に愛されている「たまごっち」は、ファンの皆さまとの思い出を大切にしつつ、新しい驚きを今後も提供し続けていきたい」として挨拶を締めくくった。

30周年記念「たまごっち」のパッケージは開放するとキービジュアルが展開する仕組み
中央部には初代「たまごっち」本体のクリアバージョンがパッケージングされている
「大たまごっち展」を2026年1月7日~2月6日まで六本木ミュージアムにて開催
「たまごっち」の変わらない特徴の1つ、「電源をオフにするボタンがない」理由について紹介
「たまごっち」のブランドパーパスを「世話をやける喜びを世界中の人々に」に設定している

「たまごっち」と同じ年のあーりんが「たまごっち」愛を語る

 次のトークセッションでは、アイドルグループ「ももいろクローバーZ(ももクロ)」のピンク担当、佐々木彩夏さん(あーりん)が登壇。「たまごっち」との思い出について聞かれると、子供の頃には最初に「かえってきた!たまごっちプラス」で「たまごっち」にハマったという。

 その後に発売された赤外線通信機能付きの「祝ケータイかいツー!たまごっちプラス」をクリスマスに購入してもらい、その時、本来は2人で使用できる2個セットを購入してもらったが、あーりんは1人っ子でペットも飼っていなかったこともあり、セットの「たまごっち」2個を1人で育成していた。かなりヘビーな「たまごっち」ユーザーだったという。今でも友達の子供たちと一緒に育てて、お互い育て合った「たまごっち」を見せ合うなど、「たまごっち」を遊んでいると語った。

ゲストとして登場したももクロのあーりんこと佐々木彩夏さんも「たまごっち」ファッションで登場!
イヤリングも「たまごっち」の物を装着して気合いが入りまくりだ
マニキュアも「たまごっち」カラーリング

 「たまごっち」と同い年というあーりんは、「たまごっち」の魅力について、育成の魅力と通信機能によるコミュニケーション要素をアピール。ももクロ加入時のエピソードでは、当初はピンク担当というよりは、最初の衣装の色がピンクというだけかと思っていたが、以降の衣装もずっとピンクが続き、他のメンバーたちも同じ色の衣装だったため、そこでやっとメンバー全員が、これはもしかして一生自分たちはこの色なんだと察したという。そのため、特に誰がピンク担当など事務所から発表や指示があったわけではないというエピソードを明かした。

 自身の人生のターニングポイントを聞かれると、そこはやはり、2008年の11月23日、ももクロに加入した日を挙げており、加入日になるとみんながおめでとうと祝ってくれるので、誕生日も合わせて年に2回も祝ってもらえるのが嬉しいと語った。

 ここで100年後の「たまごっち」をあーりんに想像してもらったところ「ついに3次元へ!」とし、「たまごっち」の登場キャラクターたちに実際に触ってみたいという願いから100年後の未来は実際に触れる未来がくることを願っているとした。

 最後に30周年を迎えた「たまごっち」へのメッセージとして「私たちは幼少期からたくさんの「たまごっち」とともに歩んできており、「たまごっち」の成長を見ると、私たちももっと成長しなきゃと思える存在なので、これからも「たまごっち」と一緒に歩んでいきたいと改めて思いました。「たまごっち」のみんな、30周年本当におめでとうございます」として、30周年発表会を締めくくった。

100年後の「たまごっち」を聞かれたあーりんは「ついに3次元へ!」と未来の夢を語る
30周年発表会のフォトセッションにはメインキャラクターの「まめっち」も登壇!
撮影中に「まめっち」に指示をしたり、足元の注意を促すなどあーりんのフォローがかなり的確
動画では腰を振り振り踊るあーりんが堪能できた

あーりんも思わず「かわいい」とガチで呟く「たまごっち ふぁくとり~!」

 ここからは「たまごっち ふぁくとり~!」の内覧会にて確認した店舗の様子などについて紹介したい。廊下を挟む形で2カ所に設置された「たまごっち ふぁくとり~!」は、両サイドともに物販が充実。特に「たまごっち ふぁくとり~!」ならではの雰囲気を堪能するなら向かって右側のエリアが壁面に設置した大型ディスプレイに投影された映像やエリア全体の色合いなども含めて、「たまごっち」世界の「工場」のようなテイストが楽しめる。

「たまごっち ふぁくとり~」の内覧会でもあーりんが大活躍。店内を隅々まで見て回った。右エリアの入口には巨大な「たまごっち」オブジェクトがお出迎え
中央の島の手前のブロックには「たまごっち ふぁくとり~!」限定グッズが配置されている
入って左側のエリアも「たまごっち ふぁくとり~!」限定グッズが中心だ
右側奥のエリアは現在購入可能な「たまごっち」シリーズが購入できる。ここに11月22日より先行販売を開始する「Tamagotchi Connection メゾピアノ 「たまごっち」こらぼれーしょん」も置かれている

 「たまごっち ふぁくとり~」では3種類の体験型コンテンツが楽しめる。目玉と言えるのはやはり小さな「たまごっち」ミニフィギュアを制限時間3分以内に専用ボトルに詰めるだけ詰め込んで購入できる「みにたま つめほ~だい!」だろう。「たまごっち」の顔のような存在「まめっち」や、口の形状がかわいく長い耳の「みみっち」、「たまごっち」のお世話をしていると必ず処理する必要のある「うんち」や餌として使用する「おにぎり」などがミニフィギュア化され、工場の従業員になった気分が味わえるという。

 実際に自分でも「みにたま つめほ~だい!」を試してみたが、ミニフィギュアはいずれもかなり硬質のため、ゴムの柔軟性を活かしてぎゅうぎゅうに詰め込むといったことは難しい。また、3分の制限時間は何も考えずに適当に詰めているとボトルがぎゅうぎゅうに詰まっても時間を持て余してしまうので、ボトル内のフィギュアの向きを工夫したり、より詰め込むために、ボトル全体を縦横に振ったり回したりしてボトル内の隙間を潰すアクションも重要となる。

 一方できれいに詰め込むには、ボトルに詰め込むフィギュアの選定も重要だ。例えばかわいい「ラブリっち」は耳の角度がちょうどボトルに引っ掛かるため、スムーズにボトルに入らない。逆に「うんち」や「おにぎり」、「まるっち」などは突起部が少ないため、ボトルに入れやすいほか、同じように耳が長いはずの「みみっち」はなぜかスルスルとボトルに入る。

 「みにたま つめほ~だい!」では、詰め込むミニフィギュアについて、特に制限はないため、好みのフィギュアだけを集めるもよし、テーマを意識して色々なフィギュアをバランスよく詰め込んで完成した時のボトルの見栄えを重視する詰め込みも大事だ。このように完成時の見栄えなどを意識すると途端に時間は足らなくなってしまうので、予めざっくりとどんな形で詰め込むのかを脳内で意識してから試すのが大事だ。

 そのほかのエリアには、「たまごっち ふぁくとり~!」でしか購入できない限定グッズの数々と、発売済みの「たまごっち」シリーズなどが販売されており、在庫は流動的ながら現在購入可能なたまごっちが手軽に購入できる。

入ってすぐ右側のエリアが体験コンテンツの1つ「みにたま つめほ~だい!」のスペースだ。このエリアには、男性は青色、女性はオレンジのラインの入ったコスチュームを来たかわいい店員さんたちが出迎えてくれる
受付や詰め放題完了後の会計などはこちらのカウンターで行なわれる。後ろには詰め込みサンプルがいくつも展示されている
詰め込むボトルはふたの色の違いで3種類用意。3分の制限時間は「たまごっち」公式グッズ(販売済みの製品)が利用されている
詰め込み対象のミニフィギュアたち。ざっと見た限り、本文で触れた以外にもとにかくかわいい「ラブリっち」、いちごの形の「いちごっち」、花がモチーフの「ふらわっち」、わんこモチーフの「ぽちっち」、たらこ唇の「くちっち」や青いヤツ「ぎんじろっち」、成長過程の「まるっち」、おやつの「キャンディ」などがミニフィギュア化されており、自由自在にボトルに詰めることができる
あーりんも挑戦!スタッフのアドバイスもあったが、隙間を詰めるところで手間取り、残り時間がなくなり大ピンチに……
結局時間切れとなってしまい、若干残念そうな表情を浮かべていた
最後はミニフィギュアと詰め込んだボトルを手に持ちポーズ!
終了後はボトルに装着できるストラップも付けて工場作業が無事終了だ
筆者も挑戦してみたが、1分以上の時間が余ってしまった。よく見るとボトル内のミニフィギュアは変な方角を向いていて一貫性がなかったのでこの辺のレイアウトなどを工夫するべきだった

 もう1つの体験コンテンツが、「たまごっちキャラクターワッペン」(400円)や「たまごっちフォントワッペン」(150円)を自由にレイアウトしてオリジナルのグッズが作成できる「わっぺんわーく」だ。こちらは「たまごっち ふぁくとり~!」の左サイドの壁面にコーナーが用意されており、ストラップやケース、トートバッグやTシャツ、きんちゃく袋など様々なベースグッズの上に自由自在にワッペンを貼り付けてカスタマイズすることができるコーナーなのだ。

 ワッペンの配置が完了したら、レジで会計を行なう際にスムーズにレジの脇に備え付けられたアイロンを使ってその場ですぐにワッペンを固着してもらえる。なお、アイロンを使う都合上、固着できるベースのグッズは同店で販売しているグッズに限定され、自分の手持ちのアイテムにワッペンを固着したい場合はワッペンのみを購入して自宅などでアイロンを使って固着することも可能だ。

 あーりんもこのコーナーで自作のストラップを作成。撮影後にワッペンの固着状態について聞いてみたところ、「バッチリ着いているので全然問題ないですね!」とご満悦の様子だった。

 左サイドのエリアは「わっぺんわーく」のコーナー以外は、ほかでも市販されているグッズ類が一堂に会しており、まさに「たまごっち」の楽園の様相を呈している。撮影外でもあーりんは店内をうろうろし、「これもかわいい、あれもいいな、これは散財しちゃうわ」など内覧会を満喫していた。

 一通り巡ったあーりんは「コラボグッズがたくさんで散財しちゃいそう!親子で楽しんだり、大人がきて買い物を楽しむのもアリなステキなお店です。『みにたま つめほ~だい!』のボトルは他では売っていない自分だけのオリジナルなので、友達にも自慢できちゃうので、みんなも『たまごっち ふぁくとり~!』にきて詰め込んでボトル仲間になりましょう!」とファンに向かって語りかけた。

廊下を挟んで左側のエリア、壁面に位置するのがもう1つの体験コンテンツ「わっぺんわーく」だ。ワッペンを選んでレイアウトしてプレスするまでの工程が説明されている
コーナーの棚上部にはキャラクターワッペンとフォントワッペンがズラッと並び、壁面と棚下部にはベースとなるグッズ類が色々と用意されている。ここにあるグッズについては購入時に店員さんがプレスしてその場で仕上げてくれる
「わっぺんわーく」のレジ奥には普通のアイロンが置かれていた。やけどには気を付けてほしいものだ
「わっぺんわーく」にあーりんが挑戦!ベースのグッズを何にするのか検討中。最終的にストラップにしたようだ
どのワッペンを貼るかあれこれ苦悩していた。なお、こちらは特に時間制限などはないので、思う存分ワッペンを選んでレイアウトを考えるといいだろう。ただ、あまり広い空間ではないため、混雑時などは何かの制限が起こる可能性はありそうだ
ワッペンを貼ったストラップが無事に完成!先に付けられたたまごっちはあーりんの私物のようだ

 なお、もう1つの体験コンテンツは、たまごっち最新バージョンと接続して利用できる専用のステーション端末「Lab Tama(ラボたま)」だ。

 これについては日本全国のおもちゃ屋など、他の店舗に設置しているものと仕組み自体は同様で、手持ちの「Tamagotchi Paradise」を接続することで、ステーション限定の特別なアイテムが貰えるというサービスだが、「たまごっち ふぁくとり~!」のステーションは、ここ限定の特別アイテムが用意されているようなので、現役のたまごっちユーザーは是非訪れたい聖地の1つと言えるだろう。

左エリアに設置されている「たまごっち ふぁくとり~!」限定の「Lab Tama」はここでしか手に入らない限定アイテムが用意されているようだ
右エリアの壁面にはディスプレイが設置されており、たまごっちの工場らしいテイストの映像が流れており独特の雰囲気を醸し出していた
右エリアの奥にあった「安全第一」の看板はフォントのテイストが実に脱力な感じで楽しい雰囲気が味わえる