レビュー

「HG 1/144 01ガンダム」レビュー【#ジークアクス】

衝撃の連邦軍MS試作1号機を立体化!渋めのカラーを成形色で再現

【HG 1/144 01ガンダム】
発売元:BANDAI SPIRITS
発売日:2026年1月23日(1次予約分)
価格:2,420円
ジャンル:プラモデル
サイズ:全高約130mm
プレミアムバンダイ販売商品

 BANDAI SPIRITSは『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』に登場する「01(ゼロヒト)ガンダム」のプラモデル「HG 1/144 01ガンダム」を発売した。プレミアムバンダイのホビーオンラインショップ限定アイテムで、1次予約分は1月23日に発送されている。

「HG 1/144 01ガンダム」。2026年1月23日発送(1次予約分)。価格は2,420円。プレミアムバンダイ販売商品

 劇中第2話に登場し、短時間の活躍ながら絶大なインパクトを残した連邦軍のモビルスーツ試作1号機を立体化。先に発売された「HG 1/144 白いガンダム」と共通するパーツを使いつつ、新規パーツの追加と成形色の変更により、バリエーション機としての立体化を実現した。

 バイザーの下に見える特徴的な4つのカメラアイも再現したこのキットのレビューを本稿にてお届けする。

白いガンダムのパーツを異なる成形色で採用。特徴的な頭部は新規パーツで設計

 「RX-78-01 01ガンダム」は、地球連邦軍が開発した最新鋭モビルスーツ「ガンダム」の試作1号機だ。ジオン公国軍のシャア・アズナブル少佐に奪われた試作2号機(白いガンダム)とのちに名をソドンと改められる強襲揚陸艦(木馬)を攻撃するために、ザク 連邦鹵獲機とともに出撃。白いガンダムの攻撃を退ける機動性を見せるが、シールドとビーム・サーベルを使った格闘の末、頭部を斬り落とされて破壊されてしまう。搭乗するパイロットは不明で、それが誰なのかが放映時に話題となった。

 首から下は白いガンダムと同じ形状だが、頭部はガンキャノンや軽キャノンに似たバイザーのある形状でV字のアンテナが装備されている。白と黒、赤を基調としたカラーリングは、「MSV」で定義された「RX-78-1 プロトタイプガンダム」に近いものだ。

 パーツ構成は2025年12月に発売された「HG 1/144 白いガンダム」と同じランナー数で、頭部を構成するI2ランナーほか各パーツにわずかな変更がある。パーツの色数は機体カラーに合わせてやや少なめだ。

Aランナー
Bランナー
C、D、Eランナー
F、I2ランナー
SB-13ランナー、PC-7(ポリキャップ)、シール、マーキングシール

 組み立ては頭部から開始。形状はガンキャノン系機体のそれと似ているが、V字アンテナと側頭部の飾りにわずかな違いがある。劇中でバイザーの中に見えた4つのカメラアイはホイルシールで再現していて、それがクリアパーツの中に見える構造。シールにはかなり小さいものがあるので貼るときはピンセットを用意しよう。

頭部の組み立て。バイザー内のカメラアイを表現するシールを貼る。他の部位も含め、綺麗に貼るにはピンセットを用意したい
バイザーと顎のパーツを取り付ける
頭部の装甲で挟み込んで、左右の飾りを取り付ける
アンテナを取り付けて頭部が完成

 胴体は首のパーツが前後にスイングする構造で、頭部の可動を補っている。肩の装甲は固定に球状のポリキャップを使うちょっと変わった設計で、これにより腕の付け根部分をわずかに動かすことが可能だ。胴体は白いガンダムの色分け用にパーツが分割された構造となるが、この01ガンダムは色数が少なく、遠目にはわかりづらいものの、よく見るとパーツ分割によるディテールが細部まで表現された通好みの設計となっている。

胴体の組み立て。これは胸部の内側で、首のパーツを挟み込んでいる
首回りと背中のパーツを取り付ける
胸部前方と下側の装甲を取り付ける
胸部中央にマーキングシールを貼る。シールは予備を含め2枚ある
左右の肩のパーツにポリキャップをはめ込む
肩のパーツを取り付ける。この部分が腕のジョイント受けとなる
腹部を組み立てる
腹部上側のパーツを取り付ける
腹部前方にパーツを取り付ける
胸部と腹部を取り付けて胴体が完成

 腕は細身の角張った形状で、肩と肘にハードポイントがある構造。左腕にシールドを装備するときは肘のハードポイントを交換して取り付ける設計だ。肩アーマーと前腕に貼るシールはかなり小さく剥がれやすいので、完成後に腕を動かすときは要注意。ワンポイントなので塗装してしまってもいいかもしれない。

腕の組み立ては右腕から。肩関節を組み立てる
肩アーマーで関節を挟み込んで、ランプにシールを貼る。キットの中で最も小さいシールで、予備を含め左右2枚ずつ付属する
前後のスリットにパーツをはめ込み、ハードポイントを取り付ける。ハードポイントにはシールを貼っておく
前腕を組み立てる。肘関節を挟み込む設計
先端と内側のパーツを取り付けていく
シールを貼ったハードポイントを肘に取り付け、ストッパーのパーツで止める
上腕のパーツで肘関節を挟み込む。黄色のパーツにはシールを貼る
完成した肩と上腕を接続する
手首を組み立てる。右は握り拳のみ
手首を取り付けて右腕が完成
同様に左腕も組み立てる。左は平手の手首も付属する

 脚の付け根となる腰部はジョイントの受けがあるシンプルなもの。ガンダムシリーズの機体にある腰アーマーはデザイン上存在しない。脚部は白いガンダムや軽キャノンにも見られる太ももの独自の意匠をシールで表現している。かなり細いシールだが、凹モールドに貼るので動かしたときに剥がれてしまう恐れは少ない。腰のブロックは脚部の付け根に取り付ける設計で、ポジションは脚部の動きに依存する仕組みだ。MGシリーズのようなフレーム構造ではないが、脛の左右では、装甲で挟み込んだパーツの一部が露出してモールドになる設計が施されている。

腰部を組み立てる。ここは非常にシンプル
脚部の組み立ても右から。付け根のジョイントを組み立てる
白いパーツでジョイントを挟み込む。これは太ももで前面に模様のシールを貼る
左右の装甲と膝のジョイントを組み立てる
脛に膝の内部パーツを取り付ける
脛のパーツで太もも下のジョイントを挟み込んで組み立てる
膝の外装とハードポイントを取り付ける
足首とジョイントを組み立てる
足首をジョイントで取り付けて右脚が完成
同様に左脚を組み立てる

 バックパックはコア・ファイターを思わせる形状で、ビーム・サーベルのマウントのみが付け根のボールジョイントで可動する。このおかげでパーツを外すことなく、グリップを抜くポーズを取れるようになっている。

バックパックを組み立てる
外装、下部のノズル、ビーム・サーベルのラックを取り付ける
ビーム・サーベルのグリップを取り付けてバックパックが完成

 武装はビーム・ライフル、ハイパー・バズーカ、シールド、ビーム・サーベル2本。劇中でビーム・ライフルを使うシーンはないが、もちろん装備することは可能だ。シールドは4パーツ構成で十字のマークが別パーツで表現されている。

ビーム・ライフルを組み立てる
スコープを取り付ける
フォアグリップとマズルを取り付けてビーム・ライフルの完成
ハイパー・バズーカを組み立てる
グリップ、後部の弾倉、後部の排気口を取り付けてハイパー・バズーカの完成
シールドを組み立てる。グリップは握らせることが可能
表側に十字の飾りを取り付ける
表側の外装を取り付ける。モールドにシールを貼ってシールドが完成