レビュー
「HG 1/144 軽キャノン」レビュー【#ジークアクス】
奪われたガンダムに代わり連邦軍の主戦力となったガンキャノンの量産型をHGキット化!
2025年9月11日 00:00
- 【HG 1/144 軽キャノン】
- 開発・発売元:BANDAI SPIRITS
- 発売日:2025年7月5日
- 価格:2,200円
- ジャンル:プラモデル
- サイズ:全高約130mm
今回レビューするのは「HG 1/144 軽キャノン」です。この機体は先日最終回を迎えた『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』に登場するモビルスーツです。ジオン軍のシャア・アズナブルに白いガンダムを奪われた地球連邦軍がRX計画の一環で同時に開発していたガンキャノンをベースに軽量・軽装化して量産効果を高めた機体です。
この機体は……と書き進めたいところではありますがいかんせん尺の関係もあったでしょう、TV放送での軽キャノンの活躍はほぼ描かれていないので活躍するシーンを振り返ることができないのが残念!
劇中でのトピックとしては地球連邦軍のセイラ・マスが搭乗してジオン軍のドズル中将を撃破したという設定のトリコロールカラーでハンマーを装備した軽キャノンが一年戦争パートに一瞬描かれたのが衝撃的でした。
デザイン的に軽キャノンをじっくり見てみるとガンキャノンをベースに開発されているとはいえ、腕部・脚部はガンダムと同様のデザインのものが採用されているように見えます。ガンキャノンの比較的重装甲なボディと肩のキャノンを2門から1門にし、ガンダムの俊敏な四肢を組み合わせたイメージでしょうか。
今回、このキットをレビューできる機会をいただきました。もしガンダムが奪取されず、そのまま量産型が作られたらどういう機体になっていたのだろうか?キットを組みながらそんな想像もできそうですね。
すでに赤いガンダムを組まれた方ならキット的に共通の部分を探してみるのも面白いと思います。記事終盤で軽キャノンと赤いガンダムの両キットから腕部・脚部の比較画像を載せておりますので、そちらもぜひご覧ください。それでは早速進めてまいりましょう!
「HG 1/144 軽キャノン」のキット内容をチェック!
それではキットの内容をチェックしていきましょう。ランナーはA~E、SB-13の9枚、シール1枚、組立説明書で構成されています。前述の通り、軽キャノンはガンキャノンのボディとガンダムの四肢で構成される機体ですからランナー的には既発売の「HG 1/144 赤いガンダム」と同じものが使われているかと思いきや、軽キャノン専用ランナーに同じデザイン要素を持つパーツを配置しています。筆者は以前赤いガンダムをレビューしましたので、四肢に関しては復習と細かな違いを探すのが楽しみになりました。
(C)創通・サンライズ



























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