「HG 1/144 エグザベ専用ギャン(ハクジ装備)」レビュー【#ジークアクス】

　今回レビューするのは「HG 1/144 エグザベ専用ギャン(ハクジ装備)」です。この機体は先日最終回を迎えた『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』に登場したジオン公国軍のエグザベ・オリベ少尉が搭乗する白兵戦用モビルスーツです。

　このモビルスーツは、推進機としても機能する大型の複合兵器“ハクジ”を装備していて特徴的なスタイリングをしていて白兵戦に特化しています。エグザベが搭乗するギャンは専用機であり、白ベースのカラーリングに、ゴールドのラインによる華やかな装飾が施されています。

　エグザベは当初最新型モビルスーツ「gMS-Ω GQuuuuuuX」のパイロットに選ばれたものの、見ず知らずの現地の女子学生、アマテ・ユズリハ（マチュ）によって同機体を奪われてしまいます。エグザベは同サイド内でGQuuuuuuXの行方を追うものの、自身は軍警による暗殺の標的になります。シャリア・ブルによって窮地を脱し、キシリア・ザビの元へと合流したエグザベは新たに「MS-15/H ギャン（ハクジ装備）」を与えられ、キシリアの暗殺を阻止することに成功しました。

【エグザベ専用ギャンとGQuuuuuuX】

エグザベ少尉はかつての愛機と激突！

　イオマグヌッソをめぐる戦いではジオン公国軍内での派閥が入り乱れての戦闘となり、キシリア派のエグザベ率いるギャン部隊とニャアンが搭乗する「gMS-κ GFreD」でギレン派のビグ・ザムを急襲、撃破。救ってくれたシャリア・ブルの真意を感知して戦闘状態にも陥るなど混乱を極める戦場を駆け巡りました。

　そんなガンダムファンをうならせるエグザベ少尉のギャンが巨大なハクジを装備した姿でHGキット化されました！機体に対してそれを超える長さのハクジと円形でミサイルハッチを持つシールドがやはりかっこいい！それぞれのディテールやギミック、大型で重量もあるだろう装備をどうやって保持させるのか？など見所満載です。

【HG 1/144 エグザベ専用ギャン(ハクジ装備)】

巨大なスピア「ハクジ」を装備

特殊なハンドによってビーム・サーベルの突き攻撃も再現可能

シールドのミサイルハッチも開閉可能

　今回、今キットをレビューできる機会をいただきました。中世の騎士がモチーフとなっているギャンのGQuuuuuuX世界での独特かつ精細なディテールをHG 1/144スケールに凝縮しているのが面白いところですね。意外と細身なボディはどのように実現されているのか？そういったところも確認していきたいと思います。それでは早速進めてまいりましょう！

「HG 1/144 エグザベ専用ギャン(ハクジ装備)」のキット内容をチェック！

　それではキットの内容をチェックしていきましょう。キットは、A～G、SB6、CE-1のランナー計13枚と、シール1枚、組立説明書で構成されています。ディテールがものすごいのでパーツは多く見えますが、組立説明書をざっと眺めるとトリッキーな組み立てではないようです。白い機体に映える華やかなゴールドの装飾部分はシールでの再現となり、これはじっくりと取り組んでいけそうですね。

【キット内容】

パッケージイラスト

A:イロプラによる加飾部

B1:大きなシールドが目を引く主にメカフレーム

B2:主にメカフレーム

C1/C2:ハンドやバックパック、主にメカフレーム

D1:巨大なスピア「ハクジ」のパーツ群

D2:大腿部に配置されるパイプのパーツ群

E:シールドのパーツ群

F:主に装甲のパーツ群

G1/G2:装甲とソールのパーツ群

SB6/CE-1/シール:サーベルエフェクトとハクジ用スタンド