レビュー

「HG 1/144 GQuuuuuuX(エンディミオン・ユニット覚醒時)」レビュー

ジークアクス覚醒!完成度の高い本体に開口ギミックや光輪エフェクトを新規パーツで表現

【HG 1/144 GQuuuuuuX(エンディミオン・ユニット覚醒時)】
発売元:BANDAI SPIRITS
発売日:2026年1月10日
価格:2,860円
ジャンル:プラモデル
サイズ:全高約125mm

 BANDAI SPIRITSは、ガンプラ「HG 1/144 GQuuuuuuX(エンディミオン・ユニット覚醒時)」を1月10日に発売した。

 本キットは、2025年1月に発売された「HG 1/144 GQuuuuuuX」に新規パーツを追加することで、『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』最終話で描かれた、機体内部に隠されていた「エンディミオン・ユニット」が覚醒した姿を再現したものだ。キットのパーツ構成は、完成度の高かった「HG 1/144 GQuuuuuuX」をベースに、頭部の開口ギミックや、四肢に展開される光輪エフェクトなどの特徴的な意匠を新規造形で立体化している。

「HG 1/144 GQuuuuuuX(エンディミオン・ユニット覚醒時)」。1月10日発売。価格は2,860円

 ジークアクスの最終形態とも言える姿を再現した本キットを組み立てる機会を得たので、本稿ではそのレビューをお届けしていこう。なおベースとなった「HG 1/144 GQuuuuuuX」については、弊誌でも詳細なレビューを掲載しているのでそちらも併せて参照してほしい。

「HG 1/144 GQuuuuuuX」のパーツ構成を活かしつつ、追加パーツで覚醒状態を再現

 『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』にて、ジオン公国軍が開発・製造したモビルスーツ「ジークアクス(ガンダム・クァックス[GUNDAM QuuuuuuX])」。その最終話、シュウジが駆る“向こう側”から現れた“白い悪魔”(RX-78-2ガンダム)との決戦において、シャロンの薔薇(の中で眠るララァ)を守ろうとするマチュの叫びに呼応し、機体に搭載された「エンディミオン・ユニット」が覚醒する。頭部が開口し、ビーム・シールドのような防御機能を持つ光輪が両肩と両脚に出現したジークアクスは、ハイパー・ビーム・アックスで白い悪魔の頭部を斬り落とした。

「HG 1/144 GQuuuuuuX(エンディミオン・ユニット覚醒時)」のパッケージ。背景には“白い悪魔”の姿も見える

 キットは「HG 1/144 GQuuuuuuX」のA~Gパーツとマーキングシールをそのまま流用し、H~JパーツとPETシート、新規のシールが追加されている。削除されたパーツはなく、組み替えることでノーマルのジークアクスを組み立てることも可能だ。パーツは全体的に小さなものが多いので、組み立て時には飛ばして紛失しないよう注意したい。またシールも小さく繊細なので、綺麗に貼りたいのであれば先細のピンセットを用意すると作業がしやすい。

Aパーツ、Bパーツ
Cパーツ、Dパーツ
Eパーツ、Fパーツ、Gパーツ。ここまでが「HG 1/144 GQuuuuuuX」と同じパーツだ
Hパーツ、Iパーツ、Jパーツ。こちらが新規のパーツ群
PETシート、シール、マーキングシール

 組み立ては頭部から開始。ここでは口内やカメラアイなど、小さな場所へのシール貼りという最初の試練が待ち構えているわけだが、ここでそれに慣れておくと後が楽になるはず。開口ギミックを備えているものの、実際のところパーツ数は「HG 1/144 GQuuuuuuX」から1パーツ増えただけで実現している。キットには非展開状態の頭部も付属しており、こちらは「HG 1/144 GQuuuuuuX」と同じものとなっている。

頭部の組み立て。口内とカメラアイは2種類のシールのいずれかを選択する仕様だ
シールはかなり小さいものがあるので、先細のピンセットを用意すると貼りやすくなる
シールを貼った状態。モールドもあるので塗装で表現してみるのもいいだろう
顎と頭部の可動パーツを取り付ける
頬のパーツを組み立てる
カメラアイのシールを貼る。「HG 1/144 GQuuuuuuX」のそれとは異なり、瞳のようなモールドがある
額のカメラにもシールを貼る
鼻と頬のパーツを取り付ける
組み立てたパーツを合わせて口を閉じる
アンテナと耳のパーツを取り付けて完成。耳にはシールを貼っている
非展開状態の頭部を組み立てる。必要がなければ後回しにしてもOK

 胴体は細身ながら、首の二重関節や肩の引き出し構造、腹部関節など、可動に必要なギミックをしっかり備えている。頭部ほど小さなパーツはないので、組み立て自体はさほど難しくない。胸部に貼るポメラニアンズのマーキングシールも付属するが、劇中のエンディミオン・ユニット覚醒シーンではそれが確認できないため、本稿の作例では使用していない。

胴体の組み立て。首関節を組み立てる
胸部を組み立てる
胸部に肩関節を組み込む
胸部に肩関節のパーツを取り付ける
襟の後ろ側にマーキングシールを貼る
襟のパーツを組み立てる
胸部前面のパーツにシールを貼る
前面にパーツを取り付けて胸部が完成
腹部を組み立てる
胸部に腹部を取り付けて胴体が完成

 腕は左右独立して可動する肩アーマーから組み立てていく。中央の円形パーツには光輪エフェクトを差し込むためのジョイント穴が設けられており、上下の向きがあるので、マーキングシールを貼る前に確認しておきたい。上腕と前腕にはそれぞれロール軸が設けられており、肘の向きやシールドの角度を自在に調整できるようになっている。

腕の組み立て。肩アーマーは左右共通のパーツとなる
光輪展開時のリングにシールを貼る
先端のパーツでリングを挟んで組み立てる
肩アーマーのジョイントを取り付ける
アーマーにマーキングシールを貼る
肩の関節を組み立てる
アーマーにジョイントを取り付ける
前腕を組み立てる
肘関節を組み立てる
手首に装甲を取り付ける
上腕に肩を取り付ける。赤いラインの部分は別パーツで上腕のロール軸となっている
手首パーツを組み立てる。武器の持ち手と平手の2種類
手首を取り付けて右腕が完成
左腕も同様に組み立てて腕が完成

 下半身は腰、脚部の順で組み立てる。脚部は複雑なデザインを表現するためにパーツ数がかなり多くなっている。組み立て自体は難しくないので、説明書の順に組み立てていけば問題はないはず。ふくらはぎのパーツに貼るマーキングシールは、説明書にパーツを合わせて貼る位置を調整するといい。

腰の組み立て。内部ジョイントを組み立てる
装甲を取り付ける
マーキングシールを貼った左右の装甲を取り付けて完成
脚部の組み立て。太ももを組み立てる
股関節と装甲を取り付けていく
ふくらはぎ内部のパーツを組み立ててシールを貼る
装甲を取り付ける
ふくらはぎ外側の装甲パーツにマーキングシールを貼る
シールを貼ったパーツを取り付ける
足首を組み立てる
足首を取り付けて右脚が完成
左脚も同様に組み立てて脚部が完成
組み立てた部位を取り付けて本体の完成