ニュース

MOKEI文化推進議員連盟、ホビーショー小中高生招待日を視察、最高顧問に岸田元首相が就任【#静岡ホビーショー】【#静岡ホビーショー】

5月15日視察

 上川陽子参議院議員が会長を務めるMOKEI(模型)文化推進議員連盟は、5月15日、第64回静岡模型ホビーショーの視察を行った。冒頭の挨拶でMOKEI議連の最高顧問に岸田文雄元首相が就任したことが発表された。

 MOKEI文化推進議員連盟は3月26日に設立された議員連盟で、自民党の清水真人議員、永井学議員、深澤陽一議員、山田太郎議員など11人が参加して設立された。今回は上川議員、岸田氏を含む政治家、経済産業省、総務省なども視察に参加した。

MOKEI(模型)文化推進議員連盟の会長の上川陽子参議院議員
今回、MOKEI(模型)文化推進議員連盟の最高顧問に就任した岸田文雄元首相

 MOKEI議連は会場でアオシマを皮切りに、ハセガワ、BANDAI SPIRITS、ウッディジョー、タミヤなどを視察。アオシマでは「楽プラ」のコーナーを主に見学し、消防車や自動車などの精巧さに感心したり、BANDAI SPIRITSでは「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女」のコーナーなどを見学。さらにはBANDAI SPIRITSのプラモデル公式アンバサダーのアイドルLINKL PLANET(リンクルプラネット)と記念撮影を行った。

 「閃光のハサウェイ キルケーの魔女」コーナーで複雑な形状の「HG 1/144 アリュゼウス」を見て「こんなの作れるの?」と思わず声を上げる上川議員に対して、赤松議員が「ガンプラは作れちゃうんですよ」と応えるといった場面も見られた。さらにタミヤでは最新のRC「1/12RC ランチボックスEVO.」を操縦した。

アオシマのブース、「楽プラ」コーナーを視察する岸田元首相と、上川議員
BANDAI SPIRITS「閃光のハサウェイ キルケーの魔女」コーナーを見学する議員連盟
タミヤの最新RC「1/12RC ランチボックスEVO.」を操縦

 視察の終盤で行われた質疑応答では、岸田元首相に加え、漫画家出身の政治家である赤松健参議院議員、文部科学部会長兼副幹事長の深澤陽一氏、長田紘一郎衆議院議員が登壇した。

 上川議員は、まず今回が模型文化推進議員連盟の第1回目の視察であることを語り、上川氏自身は模型が「教育」の一環であると捉えていることを特に強調。「幅広い分野で日本のものづくりの文化、さらにはデザインとか、あるいは塗装の技術とか、ものづくりの技術が非常に凝縮した形で、この模型の産業を興しているということについて、これから先の日本の産業の成長産業の中でも、しっかりと位置づけることができるものというふうに確信をしております」と語った。

 そして視察をしていく中で模型がコンテンツとして若い世代にも浸透していること、高市政権の17の成長戦略の1つである「コンテンツ」に合致する産業として、海外にもこの魅力を発信していきたいという。

質疑応答では上川議員、岸田元首相に加え、左から深澤陽一議員、赤松健議員、長田紘一郎議員が登壇

 岸田元首相は今回が静岡ホビーショーの視察は初めてだという前置きをしてから、模型文化への期待感、それを後押ししている静岡の「貴重な文化」として、議員の立場から応援していきたいと語った。

 さらにメディアが「金型の海外の流出問題」や、「石油不足を不安視したことから起こりかねない材料不足」と言った現実に模型業界が直面している問題に関して質問すると、上川議員は充分に認識しており、対応を議連として相談していくと答えた。


 今回の質問は限られていたこともあり、「議員連盟は一体何をするのか、具体的に社会に対してどう働きかけるのか」という側面は上川氏からも語られなかった。模型議連は静岡を地盤とする上川議員の議員としての大事なアイデンティティの1つであり、今回、抜群の知名度を持つ岸田元首相をホビーショー視察に招けたことは、大きな話題となり注目が集まるだろう。

 さらに漫画やアニメのコンテンツに対して強い想いを持つ赤松議員を同席させることができたことで「コンテンツとして世界に向けて育成していこう」という姿明確になった。だからこそ、どのような施策が有効か、そして、模型業界そのものがどう変わっていくのか、ここが問われる。今後に注目したい。