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その発想は昭和の仕掛け付き筆箱!?BANDAI SPIRITS「機動文具 自動変形名刺ケース」【TOKYOおもちゃショー】

ハイターゲットに向けた思いを具現化

【TOKYOおもちゃショー2026】
開催期間
ビジネスデー:8月27日、28日
パブリックデー:8月29日、30日
会場:東京ビッグサイト 東京都江東区有明3-11-1
入場料
高校生以上:2,200円(当日チケット)
中学生以下:無料

 BANDAI SPIRITSは、開催中の「TOKYOおもちゃショー2026」に「機動文具 自動変形名刺ケース」を出展した。会期初日の27日は商談見本市ということで、同社ブースではこの商品を使った名刺交換が頻繁に行われていた。

「機動文具 自動変形名刺ケース」。商談日はバンダイブースに展示がなく、日本おもちゃ大賞のブースに展示された。同賞のバラエティ部門優秀賞を受賞している

 ビジネスシーンにおける名刺交換の際に、相手に強烈なインパクトを与え、名前を覚えてもらうためのアイテムとして開発されたこの商品。同社コレクターズ事業部が持つ「超合金」シリーズなどのノウハウを活用し、収納した名刺を自動変形しながら相手に向けて差し出すという、おもちゃ的なギミックを備えている。

【インパクト大!新ブランド【機動文具】から「自動変形名刺ケース」が登場!!】

 この商品を企画したのは、弊誌のインタビューにもたびたび登場している、コレクターズ事業部の寺野彰氏。「なぜ『魂ネイションズ』が名刺ケースを!?」という疑問に対し、寺野氏は「弊事業部にはフィギュアやトイに限定されない、“ハイターゲットに向けた商品を作る”という意識が根本にあり、そこを広くアピールするためにこの『機動文具』というカテゴリーを立ち上げたんです」と答える。

「機動文具 自動変形名刺ケース」。10月発売予定。価格は3,300円。現在一般店頭にて予約が始まっている

 同事業部が「超合金」シリーズなどで培ってきたノウハウを、ハイターゲットに向けた商品に転用できないかと考えて思いついたのが、昭和の時代に流行した、おもちゃのようなギミックが搭載された「筆箱」である。文房具という名分のもと、学校に持っていってもとがめられなかった筆箱のように、「オフィスに持ち込んでも違和感のない、おもちゃ的な機能を併せ持った実用的アイテム」の試作をいくつか作った中で、最も受けがよかったのがこの名刺ケースで、実際に商品化に至った。

収納時は小さなアタッシュケースのような形をしている

 ケースには内部に名刺が裏向きにセットしてあり、先端部分を畳んで収納すると収納された名刺が先端にくわえられる仕組み。その状態で左右の蓋を閉めれば準備完了だ。名刺を持つ要領で、本体端のボタンを両手の親指で押すことでロックが外れ、左右の羽と蓋が開くと同時に、先端部にくわえられた名刺がクルッと表向きになって差し出されるようになっている。

展開した状態の中央に名刺を裏向きでセット。サイズは一般的な4号(55mm×91mm)に対応し7枚ほどの名刺を収納できるという
先端部分を手前に折り曲げてセットすると、キャッチャーが名刺をくわえる
この状態で左右の蓋を閉じればセット完了だ
端にある細長いボタンを押すと全ての蓋が開いて変形し、名刺が差し出される。連続して配る機能はなく、あくまで初見のインパクトを重要視している
【BANDAI SPIRITS「機動文具 自動変形名刺ケース」変形動画】

 カラーは実用的な「ブラックカラー(黒とグレー)」と「スタンダードカラー(白と青)」の2色と、おもちゃ然とした色の「トイカラー(赤青黄)」を加えた計3種を用意。名刺ケースと銘打たれているものの、カテゴリーはあくまでおもちゃとして販売される。

ヒーローロボットのようなトイカラー(左下)をあえてラインナップし、おもちゃとしての存在感をアピールしている

 寺野氏によれば、この「機動文具」のシリーズはほかにもアイデアがあるそうで、この「自動変形名刺ケース」に続くアイテムも順次展開していきたいと語っていた。