レビュー
「DX超合金 VF-1J対応アーマードパーツセット」フォトレビュー
大迫力の強化装備、機体を覆う装甲に、全身から現われるミサイル!
2021年9月30日 00:00
BANDAI SPIRITSはプレミアムバンダイにて、「DX超合金 VF-1J対応アーマードパーツセット」を発売した。本商品は先行して発売されている「DX超合金 VF-1J バルキリー(一条輝機)」に対応したパーツセットである。本商品発売と同時に、機体とセットになった「DX超合金 VF-1J アーマードバルキリー(一条輝機)」も発売された。
今回は「VF-1J アーマードバルキリー」はその後の「マクロス」のバルキリーと異なり、バトロイド(人型形態)のみの装備である。今回は"フォトレビュー"として、「DX超合金 VF-1J バルキリー(一条輝機)」の機体に装備を取り付けた写真をメインで紹介していきたい。
バルキリーを劇的にマッシブに変える、ボリュームたっぷりのアーマーパーツ
「DX超合金 VF-1J対応アーマードパーツセット」では、まずバトロイドとしたVF-1Jの頭部を「グレーゴーグル」と呼ばれる目の周りが灰色の頭部と、アーマードバルキリー用の大型の手首に差し替える。
それから装甲の装着だ。足、腕、肩、と装甲を取り付けていく。これまでアーマードバルキリーは何度も商品化されているが、今回はその中でも"ボリューム"と言う点ですさまじい。これだけシルエットが変わるにもかかわらずしっかりと装着できるのは、「DX超合金 VF-1J バルキリー(一条輝機)」があらかじめ追加パーツ装着を予定していたからだろう。
手を動かしたり、足の膝は曲げたりはできるが、装甲のデザインでも可動はかなり制限され、ポーズは直立した感じになるが、このすさまじいボリュームは思わずしげしげと眺めたくなる。
全弾発射! 全身のミサイルポッドを解放した時の迫力
アーマードバルキリーの"見せ場"は全身のハッチを開いてのミサイル発射だ。このド派手な攻撃は、その後のバルキリーのアーマーパックにも継承されていく。
VF-1 アーマードバルキリーの場合、胸のハッチが開き、ミサイルが左右それぞれの方向に弾頭を向けるのが大きな特徴だ。本商品でもカバーを開けるとしっかりとミサイルの向きが変わる。
また腰のミサイルカバーが外れたり、足のミサイルを引き抜けたりと、これまでの商品以上に表現が細かい。それも1/60スケール相当の大きさあってのことだろう。写真でその迫力を実感して欲しい。
「DX超合金 VF-1J バルキリー(一条輝機)」を装着したバルキリーはすさまじい迫力だ。既存の商品が追加パーツで大きく姿を変えるというのは、"超合金"から受け継がれる玩具の大きな楽しさだと思う。追加パーツは受注販売のため入手が難しいが、9月25日に発売された「DX超合金 VF-1J アーマードバルキリー(一条輝機)」は店頭で購入できる可能性もある。このボリュームは高い満足感をもたらしてくれる。
今後の展開というところでは、商品オリジナルの「ロイ・フォッカー」、「マックス」機向けのアーマードパーツが商品化されるかは期待したい。また、10月に新劇場版が公開される「マクロスΔ」、「マクロスF」の関連商品も気になるところだ。「DX超合金」シリーズでは、マクロス関連商品のクオリティの高さは定評があり、筆者もファンである。やはり3段変形と追加パーツによるプレイバリューの高さが大きな魅力だ。今後も注目したい。
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