レビュー
「ROBOT魂<SIDE MS> ゴーストガンダム」レビュー
2022年2月15日 00:00
ケレン味たっぷりの「ゴーストガンダム」のアクション
「ゴーストガンダム」は武装がシンプルな分、白兵戦のアクションが実に映える。「ヒートナイフ」でのスピード感あるアクションや「クジャク」を使った派手なディスプレイが楽しめる。
別売りのディスプレイスタンド「魂STAGE ACT.5 forMechanics クリア」で宇宙での戦闘を想定したディスプレイもできる。黒い背景では、より銀色の装甲もばっちり映える。
次に「ファムトムライト」展開時のアクション。エフェクトパーツをすべて差し替えた状態では、ダイナミックな見た目となる。一方で、腕部から展開されるエフェクトが肩部に干渉してしまうところもある。
次は惑星間巡航形態「蜃気楼鳥(ミラージュ・ワゾー)」について紹介していく。
「クジャク」を携行した状態も再現できる「蜃気楼鳥(ミラージュ・ワゾー)」
「蜃気楼鳥(ミラージュ・ワゾー)」への変形は一部パーツの取り外しによって再現でできる。その構造も「ROBOT魂 <SIDE MS> ファントムガンダム」と同様で、胴体を縦に割った変形機構が再現されている。
そして、本商品では「クジャク」をアタッチメントを接続することで携行することができる。またディスプレイ用の専用パーツも付属し、飛行するアクションも再現できる。
ここまでは「ROBOT魂 <SIDE MS> ファントムガンダム」と同様の変形手順となっている。比較すると、「ファントムガンダム」は色合いもあって昆虫らしい印象だが、「ゴーストガンダム」は鳥のような印象となっている。
ここから、「クジャク」の取り付けとなる。取り付けはバックパックに設けられた接続口とアタッチメントによって固定を補強する。そのため「ROBOT魂 <SIDE MS> ファントムガンダム」の「蜃気楼鳥(ミラージュ・ワゾー)」では「クジャク」を取り付けることはできない。
「クジャク」が装着されたことでボリュームある造形となった。独特のフォルムに加え、嘴の長い鳥のような造形が美しく映える。
この形態では、「魂STAGE ACT.5 forMechanics クリア」のような別売りのディスプレイスタンドが必要となる。
ここに「ファントムライト」のエフェクトパーツを取り付けることも可能。翼を大きく広げた印象で迫力あるディスプレイが楽しめる。
「ROBOT魂 <SIDE MS> ファントムガンダム」と比較すると色調の違いから、「ファントムガンダム」は蝶のような優雅さが感じられ、「ゴーストガンダム」は不死鳥のような幻想的な印象となっている。
「ROBOT魂<SIDE MS> ゴーストガンダム」は「ROBOT魂 <SIDE MS> ファントムガンダム」の単なるカラーバリエーションではなく、武装やギミックによる新鮮な印象で楽しむことができる。
銀色の装甲によって引き締まった印象で、各部の赤色で存在感とメリハリが感じられるカラーリングとなっている。頭部の強制二段放熱モードや破損フェイスによって、表情の違いが楽しめるのはもちろん「ファントムライト」エフェクトのボリューム感も満足度の高い仕上がりとなっている。
武装に本体とギミック満載の商品で、さらに可動域も広いので動かす手が止まらない。様々なポーズを取らせることで「ROBOT魂<SIDE MS> ゴーストガンダム」の魅力がより楽しめる立体化となった。
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