レビュー
ガンプラ「HGUC 1/144 イフリート・ナハト」レビュー
2022年7月8日 00:00
組立開始!まずはボディ(胸部)と頭部からスタートします
イフリート・ナハトのボディ(胸部)の最大の特徴は隠密行動がコンセプトの機体のための熱源となる胸部ダクトをカバーした前面装甲のパーツが用意されていることです。少ないパーツながら肩部や腹部の関節構造がみっちりと仕込まれていて可動性能もだいぶ高い印象です。
頭部の設計もだいぶ極まっている感じで、動力パイプを組み込みながらモノアイの左右可動もこなします。「HGUC 1/144 イフリート・シュナイド」の時点からバリエーション展開を想定したパーツ割りとなっていて細かいながらも見事な構造で作りやすい印象です。
脚部を組み立てる。凝縮されたディテールと可動性能が組んで楽しい!
ザクからグフへ進化して、ドムへ至る間にあるこのイフリートはグフの意匠を残しながら力強い印象を与えるものになっています。ザクの系譜と考えるなら“ガンプラ”の設計としてはガンダムタイプのように数もこなされていて慣れている形状と構造だと思いました。そのため無理なく剛性と可動性能を兼ね備えている印象です。
大腿部の股関節も3軸回転軸を持ち、膝関節も二重関節、ソールもボールジョイントでHGシリーズとしてはスタンダード以上の可動性能を持ちながら巧みなパーツ割りで合わせ目も目立たないことから印象が良い設計です。パーツ数は多く見えますが実際にはあっという間に組みあがってしまいます。そして今回「BANDAI SPIRITS パーツセパレーター」が大活躍します!
腰部を組み立てる。
腰部は単純に腰部だけではなく大腿部アーマーとリアアーマー、バックパック、フンドシがナハト専用のものが付属します。股関節は破損のリスクが少ないバータイプで可動性能は脚部に持たせてあって完成してからのアクションの時でも安心できます。左右のアーマーはポリパーツ接続、フロントアーマーは左右分割可能となっていますがあえて可動軸は少なめになっていて破損やポロリも少なくなりますから好印象です。
腕部を組み立てる。
イフリート・ナハトの腕部の特徴はなんといっても肩部アーマーのトゲトゲ(スパイク)です。片側6本ものスパイクで構成されていてパーツも小さいですしすべて別形状となっています。組立説明書をよく読んで一つずつ差し込んでいくほうが紛失なども少なくなります。あせらずゆっくり作業すれば大丈夫です。
腕部本体もある意味ザクタイプではあるのでこなれた設計で可動と形状を両立させています。肩や前腕の籠手(こて)状の増加装甲もアクセントになっていて見て楽しい部分です。肩に回転軸を持つ肩関節、肘関節も二重関節で必要十分な可動性能を持っています。ハンドパーツが武器用の握り手しかないのが残念なポイントではあります。
装備を組み立てる。
イフリート・ナハトの装備は隠密行動コンセプトのためか飛び道具は左腕に3連ガトリングのみとなっています。ここもやはり熱源をなるべく絶つ、という意味でも「コールドブレード」「コールドクナイ」という“熱くならない”タイプの装備があるのみです。
©創通・サンライズ





















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