レビュー
「デスクトップアーミー N-202d ティタニア白虎」レビュー
2023年2月3日 00:00
まずは素体だけで遊ぶ
本製品には装飾パーツが付属しており、それを付けるだけで素体モードと簡易チャイナモードの2種で遊ぶことができる。素体の地点で既にかわいいの一言につきるのだが、ポージングを取らせるとさらに可愛らしく表現することも可能。また新関節構造によってぺたん座りをさせることができ、より一層可愛らしさを強調してくる。
武装パーツを装着 簡易装着から完全武装まで好みで着せ替え可能
本シリーズの特徴である武装パーツを装着する。本来可動フィギュアでは、装飾パーツの付け替えのみで表現することが多く、本製品の武装パーツのように組み替えて表現を変えることは難しい。この特徴を出せている大きな理由として、武装パーツをプラスチック、つまりプラモデルで表現していることが大きい。プラモデルは共通した規格の穴を使ってパーツのはめ込み、組み合わせを可能としているため、本製品の武装パーツにおいても共通規格が使われているのだ。そのため過去製品の武装パーツしかり、他社製品の拡張パーツを活用することができる。
武装パーツの組み換えのみで作れる聖獣モード
武装パーツは素体につけるだけでなく、一部パーツを追加して組み替えることで聖獣モードを作ることができる。基軸となる胴体、頭部のみ新規で追加しており、その他の足や耳は武装パーツを流用するだけで作れるのだ。また頭部は口の開閉ギミックが搭載されており、咆哮するポーズをとらせることができる。
新関節構造を解析する
一通りモードを楽しんだところで、今回追加された新関節構造について調べていく。過去の「デスクトップアーミー」シリーズを持っているユーザーからすると、「ティタニア」の可動域には驚かされる。過去製品「重兵装型女子高生 第一分隊」を用いて検証するが、従来の素体は胴体から軸が出ており、そこに足が装着されていたため、足の可動域はほんのわずか上にあげる程度しかできなかった。今回「ティタニア」では、脚部関節にボールジョイントを2つかませることで可動域の確保を行ない、大きく足を持ち上げることができるほか、横の可動も大幅に増強されている。ジョイント分の可動域を確保できるだけでもこれだけ可動が変わるものかと感動を覚える機構となっている。
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