レビュー

「HG 1/144 ブラックナイトスコードルドラ(グリフィン・アルバレスト専用機)」レビュー

大剣とビームライフル、ビームマントを翻してブラックナイトスコード隊の主力機が出る

【HG 1/144 ブラックナイトスコードルドラ(グリフィン・アルバレスト専用機)】

開発・発売元:BANDAI SPIRITS

発売日:2024年3月23日

価格:2,970円

ジャンル:プラモデル

全高:約145mm

 映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』に登場するモビルスーツ「ブラックナイトスコード ルドラ」が3月23日よりガンプラになって登場する。

 今回発売となるのはグリーンカラーがあしらわれた「ブラックナイトスコードルドラ(グリフィン・アルバレスト専用機)」。劇中のファウンデーション王国に所属するブラックナイトスコード隊の主力機体であり、黒い騎士のようなデザインが印象的だ。グリフィン機は「エメラルド」の名を持つ機体となっている。

「HG 1/144 ブラックナイトスコードルドラ(グリフィン・アルバレスト専用機)」

 ブラックナイトスコード隊の隊長を務めるシュラ・サーペンタインが搭乗する「ブラックナイトスコードシヴァ」が格闘戦特化のコンセプトであるが、「ブラックナイトスコードルドラ」はグリフィン・アルバレストをはじめ、リュー・シェンチアン、ダニエル・ハルパー、リデラード・トラドールが搭乗し、オーソドックスな武器を持った機体となっている。劇中では火力を補うために無人機のジンやディンを随伴させている。

 武器は大型の剣にビームライフルを持ち、背中には攻防一体のビームマントを装備。機動力と連携で相手を翻弄し、随伴機による火力支援で追い詰めていく戦法を得意とした。

 そのデザインは騎士を象徴する兜のような頭部や肩アーマー、フロントスカートなどが見て取れる。さらに、特殊装甲「フェムテク装甲」を搭載し、新時代の機体としてその力を発揮した。

 ガンプラでは首・肩・胴の可動を追求した「SEEDアクションシステム」を搭載し、ダイナミックなポージング再現が楽しめ、ブンドド遊びにも期待が高まるものとなっている。

 それでは「HG 1/144 ブラックナイトスコードルドラ(グリフィン・アルバレスト専用機)」を見ていこう。

「HG 1/144 ブラックナイトスコードルドラ(グリフィン・アルバレスト専用機)」の内容物をチェック

 キットの内容はA~Fの合計8枚のランナーとシール、ビームマントパーツ、取扱説明書が封入されている。

 ランナーは枚数こそ控えめだが、細かな造形再現や色分けもされている。また、細かい部分はシールによって色分けを再現する形となっている。

Aパーツ。多色成型のランナーでグリーン、エメラルド、ライトグレーの3色で構成されている
Bパーツ。関節などに使用する細かなパーツで構成され、ガンメタ調のカラーリングとなっている
Cパーツ。バックパックなどのパーツが確認でき、印象的なブラックの成型色となっている
D1パーツ。胸部やリアスカートなど大きめのパーツが確認できる
D2パーツ、脚部や腕部のパーツなどで構成されている
E1パーツ。グレーの成型色で手首や脛部分が確認できる
E2パーツ。ビームライフルに加え、手首部分などで構成されている
Fパーツ。大剣のビームエフェクトパーツでクリアの成型色となっている
シール。フェイス部分や細かな色分け時に使用
ビームマント。軟質素材で艶のある面とマットな面がある