レビュー

ガンプラ「HG 1/144 ブラックナイトスコードシヴァ」レビュー

黒き騎士がビームマントをたなびかせ『ガンダムSEED FREEDOM』の戦場で暴れまわる!

【HG 1/144 ブラックナイトスコードシヴァ】

開発・発売元:BANDAI SPIRITS

発売日:2024年2月23日

価格:2,970円

ジャンル:プラモデル

全高:約140mm

 今回レビューする「HG 1/144 ブラックナイトスコードシヴァ」は、『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』に登場するモビルスーツをHG 1/144シリーズで立体化したガンプラです。劇中では、ファウンデーション王国の近衛師団長であるシュラ・サーペンタインが搭乗しました。

 ブラックナイトスコードの機体は、FT(フェムテク)装甲とよばれる新技術で作られた装甲で覆われており、ビーム兵器が着弾したことすら無効化できる驚異の技術を持っています。そんなブラックナイトスコードのMSは、オルフェ・ラム・タオの「カルラ(Cal-re.A)」、シュラ・サーペンタインの「シヴァ(Shi-ve.A)」、他4人の「ルドラ(Rud-ro.A)」といった機体があります。

 シヴァは連結可能なビームサーベルを3本も備え足先にはビームソード、背中にはビームマントを備えます。格闘戦に特化していて一騎打ちのための機体とされています。そしてその関節(フレーム)はなんと金色! ストライクフリーダムガンダムもフレームが金色でしたが何か関連があるのでしょうか!?

 今回HGキット化されたブラックナイトスコードシヴァは「SEEDアクションシステム」とよばれるガンダムSEEDの映像シリーズで描かれる派手なモビルスーツアクションをガンプラで表現するための関節機構を搭載しています。さらに豊富な装備とまさにブラックなボディカラーと細かいカラーリングをパーツ分けで構成(一部シール再現)しています。特徴的なビームマントも付属していて劇中の再現もばっちりできそうです。

【HG 1/144 ブラックナイトスコードシヴァ】
ブラックナイトスコードシヴァの「SEEDアクションシステム」は首・肩・胴に搭載
機体設定として3本のビームサーベルを持っている
リード線でシールドの射出状態を再現できる
劇中で驚きの展開を見せた胸部アクションを実現!

 いよいよ公開された『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』はみなさんもうご覧になりましたか? 筆者も毎週金曜日には入場者特典と共にラージフォーマット版なども楽しんでいます。何度観てもブラックナイト スコードの驚異的な強さにしびれるばかりですね。

 複雑なデザインラインを持つように感じられたこの「HG 1/144 ブラックナイト スコードシヴァ」も「HG 1/144 ライジングフリーダムガンダム」などの新しいシリーズのガンプラを踏襲しディテールや可動性能などガンプラクオリティの設計で難なく実現していてとても組みやすそうな印象です。それでは早速まいりましょう。

「HG 1/144 ブラックナイトスコードシヴァ」のキット内容をチェック!

 それではキットの内容をチェックしていきましょう。ランナーはA~Fで計11枚。他にシールと組立説明書が付属します。ランナーを見ていくと結構細かいパーツ割がなされていて設定のカラーリングを実現しています。細かなパーツもありますから慎重に組んでいく必要がありそうですね。

【キット内容】
パッケージイラスト
A:各種装備やカラー分けされた装甲類
B:金色の成形色を使用したメカフレーム
C:主にバックパック
D1:主に装甲類
D2:主に装甲類
E:【2枚】カラー分けされた装甲類
ビームマント、リード線
各種ビームサーベルエフェクト
シール