レビュー
ガンプラ「HG 1/144 ブラックナイトスコードシヴァ」レビュー
2024年2月28日 00:00
装備を作る。ライフル類を持たないシヴァは近接・格闘主体の機体！
バックパックは左右に大きなスラスターを装備し機動性が高そうなデザインとなっています。機体内側左右に存在するウイングはビームマント発生器となります。ルドラとも共通の仕様でしょうか。こちらも残念ながらシールでのディテール再現があります。目立たない裏面でもありますが丁寧に貼り付けていってください。
武装となる装備としてはソードとシールドをメインに、ビームサーベルエフェクトが付属します。ブラックナイトスコードシヴァはモビルスーツが標準装備するビームライフル系の装備は持たないことから近接・格闘メインの機体であり一騎打ちのための機体といえます。そのため長大なソードを装備、クローを2基装備するシールドは分離（有線）して飛ばすことができます。
完成！「HG 1/144 ブラックナイトスコードシヴァ」
ここまで「HG 1/144 ブラックナイトスコードシヴァ」いかがだったでしょうか、キットはこれまで蓄積されたガンプラの技術を惜しみなく投入して微細な加工されたパーツもありながらポロポロ外れることもなくパーツ数も抑えられとても組みやすい印象だったと思います。
新機軸の「SEEDアクションシステム」を実現する首・肩、腹部といった部分の新規開発された機構が素晴らしい関節可動性能を実現、肘や膝はガンダムタイプを思わせるデザイン・設計で無理なく二重関節を持つなどこれまでのガンプラのテクノロジーが結集しているようにも感じられましたし、今後実際の機体設定が明かされるだろう展開を期待したいと思います。
「HG 1/144 ブラックナイトスコードシヴァ」のレビューを終えて
細かなカラー再現はほぼ全てがパーツ分割で行われているものの、なるべく同じカラーの部分はなるべく1つのパーツとして設計することで組み立てやすさがかなり高いように感じましたし、そのおかげでサクサク組みあがっていく様子はガンプラとしてはとても優しめであったと思いました。
実際に組み上がってくると名前の通り漆黒のスタイルと派手なビームマントや一騎打ちのためのソードやシールドの装備でかっこよさ満載！ 映画を見たらぜひ敵対するモビルスーツと揃えて劇中再現してみてほしいガンプラであることは間違いありません！ 3月に発売される「HG 1/144 ブラックナイトスコードルドラ（グリフィン・アルバレスト専用機）」と揃えてウワサのブラックナイトスコードもできちゃいますね。
1月26日より公開されている映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』は予想をはるかに超える大ヒットを記録しています。上映時間124分はあっという間に展開していくことと、何度観ても発見があります。数々のオマージュや伏線の設置と回収が見ていてとても気持ちのいい映画作品になっています。そしてSEEDワールドのガンダムやモビルスーツをガンプラとして組んで遊んで飾れてさらに拡充されるだろうラインナップにも超期待です！
(C)創通・サンライズ