レビュー
「SMP [SHOKUGAN MODELING PROJECT] ぼくらの ジアース」レビュー
2024年7月5日 00:00
巨大感あるサイズ感と多彩なアクション再現
完成した「SMP [SHOKUGAN MODELING PROJECT] ぼくらの ジアース」はアニメ版イメージが再現され、強い存在感を放つ。
劇中では500mを超える巨大だが、SMPでも頭頂高約23cmの大型のサイズ感となっている。独特の逆三角形のシルエットから昆虫的な外殻デザインも立体感ある造形となっている。
また、小さい頭部のフェイス部分は赤い色がわかり、黒い塊らしさを持ちながら操縦者の存在を感じられる。
可動も肩や肘、股関節や膝と人型らしい可動部位を備えつつ、柔軟に動かすことができる。劇中の重々しい歩行はもちろん、それぞれの操縦者ごとに違ったアクション再現も楽しめる。
また、専用台座の先端部の角度調整で姿勢も前のめりにしたりと、多彩な動きが表現できる。
「コエムシ」は三角形の頭部に丸耳、笑った表情が再現されている。「ジアースの契約機」も1パーツながら、劇中のデザインが再現されている。
以上「SMP [SHOKUGAN MODELING PROJECT] ぼくらの ジアース」レビューをお送りしてきた。
組み立てるだけでアニメ版に近いデザインが再現され、劇中の印象的なアクションポーズを取ることができるのは立体化を待っていた筆者としては嬉しいキットだった。
関節の動きが独特なため、かっこいいポーズを取らせるまで時間を要したが、劇中の巨大感や有機的な動きの表現も楽しめる。
「コエムシ」、「ジアースの契約機」も付属し、「ぼくらの」の世界観を堪能できる。
進化を続けるSMPシリーズだが、今後の初立体化商品にも期待したい。
(C)2007 鬼頭莫宏・小学館/ゴンゾ