レビュー
「アルカナディア シャルメド」レビュー
緋色の翼と巨大な腕型武装のワイルドな造形とアクションが魅力
2025年5月13日 00:00
- 【シャルメド】
- 開発・発売元:コトブキヤ
- 2025年4月24日 発売
- 価格:8,910円
- ジャンル:プラモデル
- サイズ:全高約165mm
コトブキヤは、同社の「SF×ファンタジー」を題材としたプラモデル「アルカナディア」シリーズにて新たに「シャルメド」を4月24日に発売した。
「シャルメド」は「アルカナディア」シリーズ第6弾となるキャラクターで天使型ディアーズ。イラストレーター・necömi氏のイラストをもとに立体化された。第1弾の「ルミティア」と同じ天使型ディアーズだが、燃えるような緋色の翼や尻尾など野生的なデザインが印象的なキャラクターとなっている。
性格も敵となるものには容赦ない豪胆さに、身内には優しい姉御肌な性格。また、可愛いものに目がないギャップのある可愛さが魅力となっている。
本キットでも「アルカナディア」シリーズの特徴である非戦闘状態の「ノーマルモード」と戦闘状態の「ウィライズモード」の2種類にすることが可能。「ノーマルモード」では白を基調としたカラーリングにポニーテール、左右非対称な衣装が印象的。「ウィライズモード」では、目を引く右腕の武装「覇龍装・撃(ハリュウソウ・ゲキ)」をはじめ、炎を纏ったような緋色の翼、スカートとボリュームアップした戦闘スタイルとなる。
今回はワイルドな魅力を放つ「シャルメド」を紹介していこう。
彩り豊かな成型色と細かな造形表現を宿したパーツたち
最初にパッケージを見ていこう。パッケージはnecömi氏によるイラストが飾り、はつらつとした笑顔に炎が舞うド派手な色合いと可愛らしさが目を引くデザインとなっている。
側面にはポージング例やイメージカットが掲載されている。
中にはAからZのランナーが合計16枚とタンポ印刷済みの表情パーツ4種、塗装済みパーツ、ハンドパーツ、水転写デカール、取扱説明書が封入されている。
ランナーを見た時にまず目に入ったのが赤のクリアパーツ。「シャルメド」を象徴する炎のようなクリアーレッドは3色あり、成型色でグラデーションが表現できるようになっている。
また、翼の羽をはじめとした生物的な造形や鎧の装飾造形も細かく造形されている。
水転写デカールにはアイデカールをはじめ、「ノーマルモード」のスカートの赤いラインや「ウィライズモード」のスカートの斑点が収録されている。
内容物を確認したところで、「シャルメド」の組み立て工程を見ていこう。
(C) KOTOBUKIYA