レビュー
「アルカナディア エレーナ」レビュー
ケンタウロスの力強い躍動感と繊細な仕草で騎士と乙女を表現
2024年3月8日 00:00
- 【アルカナディア エレーナ】
- 開発・発売元:コトブキヤ
- 発売日:2024年2月26日
- 価格:9,790円
- ジャンル:プラモデル
- 全高:約183mm
コトブキヤの「SF×ファンタジー」を題材とした「アルカナディア」シリーズからインパクト抜群の獣人型ディアーズ「エレーナ」が2月26日に発売した。価格は9,790円。
天使、悪魔、キツネと展開してきた「アルカナディア」シリーズ。その第4弾となる「エレーナ」は人馬モチーフで、馬体の造形などこれまでのキットとは異なるアプローチとなっている。
イラストレーター「Zトン」氏によるキャラクターデザインで色々とデカイスタイルが目を見張る立体化となっている。
「アルカナディア」シリーズの特徴である非戦闘状態の「ノーマルモード」と戦闘状態の「ウィライズモード」の2種類にすることができる。戦闘状態の「ウィライズモード」では‟鎧を纏った騎士”の姿となっており、胴体の甲冑の重厚感に加えシールドに大型のランスでカッコ良さが際立つ。
人馬という抜群の個性をプラモデルでどのように表現されているのか。「アルカナディア エレーナ」の魅力を見ていこう。
大ボリュームの内容物に情報満載のパーツがぎっしり
パッケージを見ていこう。シリーズの中でも大型のキットで、パッケージもその分大型。パッケージイラストには「Zトン」氏による凛々しい「エレーナ」が描かれている。
中にはAからZのランナー合計19枚とフェイスパーツ4種、上耳パーツ×2、ハンドパーツ、塗装済みパーツ、取扱説明書が収録されている。
ランナーは多彩な成形色と細かなパーツ造形となっている。その中でも半透明の成型色で出力されたGパーツは艶のある質感に透けて見える雰囲気が表現されている。
内容物を確認したところで次は組み立て工程を見ていこう。
(C) KOTOBUKIYA