レビュー

「30MS SIS-V00 ライディラ[カラーA]」レビュー

スポーティーかつグラマラス。ジャケットを脱がせると印象が結構変わる

 全身を組み立てたらライディラが完成。スポーティーなスタイルでありながら、谷間が見える胸元やジッパーを下ろしたお腹など、セクシーなポイントもちゃんと押さえている。ジャケットはライディラの体型に合わせて設計されているものの、サイズが合えば他のシスターにも着用できる構造となっている。

ライディラの完成。ジャケットやパンツなど、カジュアルな印象もある
ジャケットは大きめのバストサイズに合わせて設計されている。胸の飾りは山羊だろうか
ジャケットに襟があるせいか、首が短く見える印象。ジッパーを半分下ろしたお腹など、よく見るとセクシーな部分があるのがニクい
丈を絞った七分丈のパンツにハイカットのブーツを装備
身長はリシェッタ(フリージアウエア)とほぼ同じの145mm
ジャケットを脱ぐときは肩の袖パーツも交換する
背中のパーツを外してジャケットを取り外す
ジャケットを脱がせると30MSの素体らしい雰囲気になった
脱いだときの上腕を使えばノースリーブ風のジャケットになる
体型が近いリシェッタ(フリージアウエア)にも着用できた。完全な互換ではないので、着用時は自己責任で
バストパーツはリシェッタ(フリージアウエア)やセスティエ、オプションパーツセット17・18などと互換があった。サイズが合わないのでジャケットは着用できないが、お好みで楽しもう

 装備はヘルメットとボードだ。バイザーのあるヘルメットは「スティプラ=ステロイ(アルディートフォーム)」や「30MM」の「アチェルビー(TYPE-D)」などがあり、クリアパーツのバイザーはそれらと同様かなり透明度が高い。傷がつくと目立ちそうなので扱いは要注意。ライディラに被せる場合は顔の内部パーツとフェイスパーツをそのまま取り付け、前髪を交換すればOK。バイザーとひさしの部分は角度を変えて差し替えれば、顔出し状態にもできる。

ヘルメットの組み立て。左右の飾りと顎のガードを取り付ける
バイザーとひさしを取り付ける
バイザーを取り付けてヘルメットが完成
被せるときは分解して、フェイスパーツをヘルメットに取り付ける。前髪は右下のヘルメット用ものを使用。フェイスパーツを交換すれば他のシスターにも着用できる
顎のガードを取り付ける
バイザーを差し込めば被った状態になる
角度を変えて差し込めば、バイザーを上げた状態も再現できる
専用の手首を使えば、ヘルメットの後ろ側を持った状態でディスプレイできる

 ボードはウィールのあるスケートボードタイプで、上面に5つ、裏面に4つの3mm穴があり、足裏のジョイントをはめ込むことで固定して、トリックを繰り出すポーズを取れる仕組みだ。

ボードを組み立てる
ボードに乗せるときは足裏のジョイントを起こしておく
ジョイントをボードの穴に差し込めば固定される

 ジョイントでボードを固定してからポーズを取るのは意外に難しいので、足の形を決めてからボードを取り付けるのが確実。エアトリックは実物の写真などを参考にしてみると、かなり格好いいポーズが取れるはず。予想した通り、オプションパーツセット19・20のスケート風のシューズパーツはバッチリ決まり、ハイカットブーツにもよく似合っている。ボードよりもトリックのポーズが取りやすいのもポイントだ。

ボードを使ったエアトリックのポーズは映える。段差やレールなどがあれば走行時のトリックも楽しめそうだ
ヘルメット用の持ち手を上手く使えば、ボードを掴むグラブトリックも表現できる
ストリートで見せるカジュアルポーズも似合う
「オプションパーツセット19(ダッシュユニット)」のシューズパーツを使用。脚が固定されないのでトリックのポーズも決めやすい
「30MF」の剣を持たせてのバトルポーズは、人気コミックの未来から来た戦士の雰囲気に

 スポーツガールという30MSの新たな選択肢として登場したライディラ。ヘルメットがあることで「30MM」の「エグザビークル」などの乗り物とも相性がよさそうだ。アームドモードを絡めたカスタマイズの楽しさは30MSシリーズ不変のものだが、このライディラのような、シンプルに動かして楽しむことを優先したラインナップも個人的には大歓迎で、SFやファンタジーとは違った路線にもどんどんチャレンジしていただきたいと心から思っている。