レビュー

「HG 1/144 レジェンドガンダム」レビュー

約20年ぶりのHGガンプラ化!SEEDアクションシステムで生まれ変わった現代版レジェンド

【HG 1/144 レジェンドガンダム】
発売元:BANDAI SPIRITS
価格:3,080円
発売日:2026年1月31日
ジャンル:プラモデル
サイズ:全高約210mm(バックパック含む)
プロヴィデンスガンダムの系譜として開発されたレジェンドガンダム。

 今回レビューするのはガンプラ「HG 1/144 レジェンドガンダム」です。平成のファーストガンダムとして展開された『機動戦士ガンダムSEED』シリーズの第2作『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場する機体です。最新の「SEEDアクションシステム」を搭載してHGシリーズに約20年ぶりの再登場となりました。

ドラグーンシステムは分離し、アクションベースに展示できます。

ザフトが開発したサードステージシリーズMS「ZGMF-X666S レジェンド」

 本キットのモデルとなる「ZGMF-X666S レジェンド」は2004年に放送されたテレビアニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場するMSです。C.E.73年に開発された本機は前作に登場した「ZGMF-X13A プロヴィデンス」の後継機として開発されました。当時、ザフト軍の最新鋭機であった本機は、表向きにはセカンドステージとされていたが、実際はサードステージシリーズMSに相当するスペックを持ち、「ZGMF-X42S デスティニー」と共に最高峰の性能を誇るハイエンド機となっています。

特徴的なバックパックはポージングに合わせて可動できます。

 「HG 1/144 レジェンドガンダム」は、2005年にも同名キットが発売していますが、今回新発売のキットでは印象的なアクションポーズの再現に特化した内部構造「SEEDアクションシステム」を搭載しています。この内部構造により肩部や腹部を大きく可動させることができ、ポージングの幅を広げています。キットのプロポーションは現代的で、色分けはほとんど成形色で再現されているので、素組みでもスタイリッシュに仕上がります。

SEEDアクションシステムにより激しいポージングもできます。
2005年発売のガンプラ「HG 1/144 レジェンドガンダム」

重武装ながらSEEDアクションシステムを採用し可動とプロポーションを両立

 本キットのパーツ構成は多色成形ランナー2枚を含む10枚のランナーで構成されています。本機の外装色に合わせてグレーのランナーが多く、ビームサーベルエフェクトパーツのランナーは他のHGキットで一般的な共通ランナーではなく、ドラグーンのエフェクトパーツも含む専用ランナーです。

「HG 1/144 レジェンドガンダム」パッケージ
A1、A2ランナーは多色成形ランナーです。
B1ランナーはドラグーンを中心に肩部外装や腹部のパーツを含みます。
B2ランナーはB1ランナーから腹部を除いたパーツ構成です。
C1ランナーは左右共通形状となる関節パーツとハンドパーツ、ライフルパーツを含みます。
C2ランナーは、C1ランナーと同一形状の左右共通関節パーツのほか、胴体や腰部の関節パーツを含みます。
D1、D2ランナーは各部の差し色となるレッドのパーツが成形されています。
本キットのサーベルエフェクトパーツは新規専用ランナーです。
本キットの一部色分けはシールで行ないます。

バルカンの銃口をパーツ分割で色分けした頭部パーツ

 頭部のパーツ構成はシールを使用して各部センサーの色分けを行ないますが、その他はパーツ分割による色分けです。このパーツ分割で最も特徴的なのは、メインカメラフレーム、バルカン、頬を構成するダークブルーのパーツです。このパーツは内部で一体化しており、細かい色分けを再現しています。

メインカメラフレーム、バルカン、頬を構成するダークブルーのパーツは内部で一体化しています。
ツインアイやカメラなどのセンサー部分はシールによる色分けです。

SEEDアクションシステムを搭載した胴体パーツ

 本キットの胴体パーツにはSEEDアクションシステムが搭載され、各部関節が大きく可動します。肩部には引き出し式関節が搭載され、腹部関節は前後左右に大きくスイングできます。

胴体パーツの肩部関節には、2パーツ構成の引き出し式関節が搭載されています。
各部の接続は、腰部とバックパックが軸接続で、その他はボールジョイントです。
SEEDアクションシステムにより、腹部関節は前後左右に大きくスイングします。

肘関節に2重関節を採用した腕部パーツ

 本機の肘関節は昨今のHGキットに準拠した2重関節が採用されています。パーツは各部モールドに沿って分割されているため、完成後に合わせ目は発生しません。また、ハンドパーツは右手が武器持ち手、左手が武器持ち手と開き手が付属します。

本機の肘関節には2重関節が採用されています。
完成後の腕部には合わせ目が発生しません。
肘関節は最大150度近く可動します。
左腕には武器持ち手だけでなく開き手も付属します。

下腿部にビームジャベリンを格納できる脚部パーツ

 本機の脚部デザインは、大腿部より下腿部が太いデザインです。近接武装であるビームジャベリンは下腿部に格納でき、格納部は差し替えなしで展開できます。

本機の下腿部にはビームジャベリンが格納できます。
完成後は大腿部より下腿部が太いデザインです。
膝関節も肘関節と同様に2重関節で150度ほど可動します。
下腿部のビームジャベリン格納部は差し替えなしで再現できます。

ドラグーンを2機接続する腰部パーツ

 腰部パーツには本機の固定武装であるドラグーンを2機接続します。フロントアーマーは前後共通形状であり、説明書への記載はありませんが、中央で分割して独立可動するように改造できます。

前後のフロントアーマーは同一形状です。
サイドアーマーは胴体パーツ接続後に取り付けるため、現時点では外しておきます。

 レジェンドガンダム素体の各部ジョイントは、脚部および胴体と腰部の接続に軸ジョイントが、その他にはボールジョイントが使用されています。

各部の接続は軸接続とボールジョイントです。
素体完成後はバックパックとビームライフルおよび各種エフェクトを組み立てます。

各部ドラグーンが取り外しできるバックパック

 本キットの最も注目すべき武装であるバックパックは外周に取り付けられたドラグーンシステムを着脱して展示できます。また、バックパック本体もポージングに合わせて角度を調整できます。

本機のバックパックには「GDU-X7 突撃ビーム機動砲」を2機、「GDU-X5 突撃ビーム機動砲」を6機取り付けます。
バックパックと胴体部の接続は2本の3mm軸で接続します。

ホワイト部分はシールによる色分けとなるビームライフル

 本機の手持ち武装であるビームライフルはハンドパーツに保持するだけでなく、グリップ部を可動させることでバックパックにマウントできます。外装部分の一部の色分けはシールで再現します。

ビームライフルの外装の一部はシールで色分けします。
グリップは可動させることでバックパックにマウントできます。

 これでレジェンドガンダムの武装類は全て完成しました。素体への装備方法は、バックパックは胴体に軸接続し、ビームライフルはハンドパーツに保持させます。

レジェンドガンダムのバックパックは素体よりも大型です。
ビームライフルはバックパックにもマウントできます。

ビームシールドはラメ入りクリアパーツで再現

 ここからは各種エフェクトパーツを制作します。レジェンドガンダムに付属するエフェクトパーツは、ビームシールド、ビームジャベリンエフェクト、ドラグーンエフェクトの3種類です。

 ビームシールドエフェクトパーツはワンパーツで再現されており、左腕のハンドパーツに取り付けます。成形色はクリアスカイブルーを基調に偏光成形が採用され、ライトを当てると輝きます。

ビームシールドは偏光成形でライトを当てると輝きます。

ビームジャベリンはブラックライトで輝く成形色

 ビームジャベリンエフェクトパーツの形状は、他のHGキットに付属するサーベルエフェクトパーツと同一形状です。成形色は蛍光クリアピンクが採用され、UVライトを当てると輝きます。

ビームジャベリンエフェクトパーツの形状は、他のHGキットに付属するサーベルエフェクトパーツと同じです。

ポージングによって形状を変更できるドラグーンエフェクトパーツ

 本機のドラグーンシステムである「GDU-X7 突撃ビーム機動砲」には専用エフェクトパーツが付属します。ドラグーンエフェクトパーツの成形色はジャベリンエフェクトパーツと同様に蛍光クリアピンクで成形されています。また、ドラグーンエフェクトパーツはポージングに合わせて形状を変更できます。

ドラグーンエフェクトパーツは蛍光クリアピンクで成形されています。
ジャベリンエフェクトパーツと同様にUVライトを当てると発光します。
完成後のエフェクトパーツはポージングに合わせて形状を変更できます。

 これで「HG 1/144 レジェンドガンダム」を構成するパーツは全て完成です。次ページからは、完成したレジェンドガンダムのポージングを見ていきます。