レビュー
「アルカナディア アルアリル」レビュー
神々しいウィライズモードに使い魔まで多彩なプレイバリューが盛りだくさん
2026年4月3日 00:00
- 【アルアリル】
- 開発・発売元:コトブキヤ
- 2026年3月17日 発売
- 価格:9,240円
- ジャンル:プラモデル
- サイズ:全高約200mm
コトブキヤは、同社プラモデルシリーズ「アルカナディア」の新ディアーズ(キャラクター)「アルアリル」のキットを3月17日に発売した。価格は9,240円。
TVアニメ化も決定した「SF×ファンタジー」を題材としたプラモデルシリーズ「アルカナディア」。今回「ユクモ」、「エレーナ」、「メルティーナ」と同じ獣人型のディアーズとなる「アルアリル」は、シリーズ第9弾のキャラクターだ。
「アルアリル」は素直でおっとりした性格で、感情を表に出すのは苦手だが、それは常に先を考えているためだ。実はとても頭の回転が速く、洞察力や分析力に優れている。また、自分のことになると少し天然な部分があり、時々度を超えたマイペースさを発揮することも。「カレーは飲み物だよ?」と言うほどのカレー好きである。
ランプの妖精のような使い魔を使役し、戦闘状態「ウィライズモード」では神々しい金色の翼と鋭い爪、日輪を背負ったような装備が印象的な姿となる。
キットでは非戦闘状態「ノーマルモード」と戦闘状態「ウィライズモード」の2種類の形態を各部の専用パーツの組み換えにより再現できる。武器は槍をはじめ、チャクラム、ショーテルなどが付属する。
本稿では「アルアリル」の組み立て工程からアクションポーズまでその魅力を紹介していく。
有機的な翼と豪奢なゴールドが目を引くパーツたち
「アルアリル」のパッケージは大型の箱タイプとなっており、表紙にはキャラクターデザインを手掛けたZトン氏による迫力あるイラストが描かれており、天から舞い降りてきたような迫力ある構図だ。
中には合計19枚のランナーとフェイスパーツ4種、ハンドパーツ、塗装済みパーツ、水転写デカール、取扱説明書が入っている。
ランナーは肌色やラベンダー、薄紅、ホワイトなど「アルアリル」本体に使用するカラーリングに加え、ウィライズモード時に装備に使用する存在感あるゴールド、使い魔などに使用するクリアグリーン、そしてクリアイエローなどがある。特にクリアイエローは中にラメが入っており、見る角度によってきらめく豪華な仕様となっている。
塗装済みパーツも豊富で前髪前面パーツをはじめ、胸や胴体などが収録されている。ハンドパーツも握り手や平手、武器の持ち手にピースサインが収録されている。
水転写デカールはフェイスパーツに使用できるアイデカールとなっており、好みに合わせてフェイスパーツの瞳を張り替えることもできる。
中身を確認したところで、続いて組み立て工程を紹介していく。
踊り子のような衣装の「アルアリル」ノーマルモード
まずは「アルアリル」のノーマルモードから組み立てていく。
最初は頭部を組み立てる。頭部は大きく分けて後頭部、フェイスパーツ、前髪パーツの3つのブロックで構成されている。特徴的な直線的な前髪に塗装済みの頭部のアクセサリーなどが色分けされ、後頭部にツインテールのような小さい翼パーツを左右に着ける。
耳パーツは妖精を思わせる尖った耳で横上も別パーツで表現されている。
胴体は胸部と腹部で構成されている。ノーマルモードでは塗装パーツを使用しつつ、布面積が多めのデザインが再現されている。内部には胸部と腹部を繋ぐボールジョイントや股関節の引き出し機構、首の可動などが詰め込まれている。
腰回りは小さい羽の装飾が別パーツとなっており、ボールジョイントによって位置調整も可能となっている。また、胸元や腰の装飾には非常に小さいパーツも使用するので、紛失に注意したい。
腕部はオーソドックスに肩、二の腕、前腕、手首で構成されている。左右の腕によって装飾が異なるデザインとなっている。左腕は前腕が籠手のようなデザインとなっている。
ハンドパーツは握り手をはじめ、平手(1)、平手(2)、武器持ち手(1)、武器持ち手(2)、ピースサインが収録されている。
脚部はすらっと長く、美しい脚線美となっている。左足にはエンゲージリングと思われるパーツを使用している。
足先はヒールのあるデザインとなっている。
背部装飾は細身の翼パーツを使用。基部と翼パーツの間にジョイントを挟み込んで、自由に角度を調整できるパーツとなっている。
各パーツを合わせることで「アルアリル」ノーマルモードが完成する。
次に使い魔。使い魔はランプ型と魔人型があり、ランプ型ではランプの妖精のようなデザインとなっており、構造もシンプルなものになっている。
魔人型では力を発揮したように大きな腕部を展開しており、肩の可動に加え、指先も別パーツで個別に動かすことができる。顔つきも頭部がリバーシブルとなっており、ノーマルモードでは気弱な雰囲気でウィライズモードでは勇ましい顔つきを表現できる。
また、クリアーイエローの展示ベースの組み立ては台座、支柱中間、支柱先端に軸可動があり、様々なディスプレイに対応できるようになっている。本キットでは2セット作ることができ、「アルアリル」と使い魔にそれぞれ使用することができる。
続いて武器を組み立て。武器は槍2種、チャクラム2種、ショーテル2種となっている。
槍は共通の持ち手を使用し、刃部分で大型のものと小型のものでそれぞれ違ったサイズの槍を作る。また、ジョイントパーツを使用することで柄頭を連結して両刃槍にすることもできる。
チャクラムはクリアーイエローの円形パーツにゴールドの装飾パーツを使用する。
ショーテルは半円を描いた刀身に軸可動を備えた持ち手で構成されている。刃にはクリアーイエローパーツを埋め込む形で切っ先と鍔の箇所にパーツを被せる構成となっている。
次にウィライズモードのパーツを組み立てていく。
ウィライズモードは、頭部、胸部、腹部、二の腕、脚部、背部装飾を組み替えることで再現することができる。
まず頭部は前髪の装飾パーツに差し替え、翼パーツはノーマルモードの背部装飾で使用していた翼に差し替える。
胸部は露出が増えたパーツに差し替え。また胴体もみぞおち部分のパーツを差し替えることで、お腹が露出する。腰の装飾は胴体に通した豪奢なデザインとなっている。
二の腕はアーマーパーツ、首にも首飾りを通す。
脚部は鳥の特徴的な関節機構が再現されている。また、細身でありつつ硬質な脚鱗らしい造形も入っており、爪も鋭い造形となっている。
そして、背中の装飾パーツは武器と新たに翼と尾羽の装飾を加えた豪華絢爛なデザインとなる。基部は魔法陣3つを重ねたものとなっており、本体と接続し、各種パーツをしっかりと支えられる高い保持力を持っている。
また、翼にはチャクラムと魔人モードの使い魔の腕部を使用する。
ここで組み立てたパーツと追加パーツを組み換えることで「アルアリル」ウィライズモードにすることができる。
その他、鳥型使い魔用のジョイントパーツとハーピーへの組み替え用ジョイントパーツがある。
組み立て工程が完了したところで、次は造形やアクションを見ていこう。
(C) KOTOBUKIYA























































































































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