レビュー
「HG ブルーティッシュドッグ」レビュー
ガトリングガンやPRSPパックを備えるPS専用ATがHGシリーズにデビュー
2026年6月8日 12:00
- 【HG ブルーティッシュドッグ】
- 発売元:BANDAI SPIRITS
- 発売日:2026年6月6日
- 価格:4,180円
- 全高:約120mm(頭頂高)
BANDAI SPIRITSは『装甲騎兵ボトムズ』に登場するAT(アーマードトルーパー)、「ブルーティッシュドッグ」をプラモデル化した「HG ブルーティッシュドッグ」を6月6日に一般店頭にて発売した。
同社の「HG」シリーズで展開される「ボトムズ」シリーズでは、「HG スコープドッグ」と別売りの「HG スコープドッグ用拡張パーツセット」2種を使うことで形状の再現ができたブルーティッシュドッグだが、このたび設定通りのピンクを主体とした成形色をまとった「HG ブルーティッシュドッグ」としてデビューする。
ガトリングガン、アイアンクローやPRSPパックなど、特殊な装備を携えたPS(パーフェクト・ソルジャー)専用ATの組み立てレビューを本稿にてお届けしよう。なお前述の通り、パーツは「HG スコープドッグ」と「HG スコープドッグ用拡張パーツセット」、「HG バーグラリードッグ」などのパーツの一部を使って設計されている。詳細な組み立て過程は過去の弊誌レビューも参照いただきたい。
『装甲騎兵ボトムズ』の「HG」シリーズの最適解のもと、PS専用ATをプラモデルで再現
TV版『装甲騎兵ボトムズ』の序盤エピソード「ウド編」にて、治安警察に追われるキリコ・キュービィが駆るスコープドッグの前に現れた、ピンク色のAT「ATM-09-GC ブルーティッシュドッグ」。凶暴や獰猛といった意味の“Brutish”の名が冠された、スコープドッグをベースに秘密結社がPS用に改良した機体だ。右腕に30 mmガトリングガンとアイアンクローを兼ね備え、そして脚部に大型のグライディングホイールを装備。ATを動かすために必要なPR(ポリマーリンゲル)液を浄化するPRSPパックにより、ほかの機体よりも高性能かつ長時間稼働を実現している。
ギルガメス軍によって作り出された「素体」と呼ばれたPSが搭乗する機体で、TV版第8話にて、治安警察署長イスクイのもとに迫るキリコの前に現れ、スコープドッグを戦闘力で圧倒し再起不能にする。後にキリコと共に治安警察から脱出する際は、バトリングの猛者達を次々と倒すも、治安警察の奇襲攻撃によって破壊されてしまう。このときキリコは彼女のことをとっさに「フィアナ」と呼んだ。
この「HG ブルーティッシュドッグ」は、2023年発売の「HG スコープドッグ」をベースに、「HG バーグラリードッグ」でアップデートされた腰周りや脚部のパーツを採用。「HG スコープドッグ用拡張パーツセット3・4・5」に同梱されたブルーティッシュドッグを再現するパーツを赤みの強いピンクやブラウン、ベージュなどの設定カラーで成形している。
素組みで劇中カラーを再現した「HG ブルーティッシュドッグ」の組み立て
組み立ては頭部から開始。「HG スコープドッグ」と同じ構造で、回転/スライド可動するターレットレンズは、ミラータイプのプラスチックシールを貼って再現するこれまで同様のスタイル。バイザーは可動せず、バイザーの下の窓穴もない。
胴体はスコープドッグと同じ形ながら、「HG バーグラリードッグ」で採用されたカスタマイズ可能なパーツに置き換えられている。胸部横のフィンはスコープドッグと同じ形状、脇腹の武器装備用のジョイント穴もパーツで塞ぐ設計だが、拡張パーツセットなどからパーツを拝借してカスタマイズすることもできるだろう。
腕はやはりガトリングガンの存在感が強い。右腕の肘から先に共通のパーツはなく、円筒状の前腕に可動式のクローとガトリングガンを取り付ける。マガジンの存在は劇中ではほぼ描写されておらず、公式の設定画にもないので、外した状態で楽しむのもありだ。一方の左腕にはアームパンチギミックを搭載している。
脚部の膝から上と腰部は「HG バーグラリードッグ」のものへとアップデート。見た目はほとんど変わらないが、膝関節は可動範囲が向上している。足首はかかとの部分が新規パーツで、大型のグライディングホイールが装備された。
PRSPパックを組み立てて、各部のパーツを取り付ければブルーティッシュドッグが完成。拡張パーツセットによって再現できた機種ではあるものの、未塗装素組みで劇中カラーを再現できるのは嬉しい。ガトリングガンのマガジンは、取り外してPRSPパックに収納が可能だ。
PS専用ATブルーティッシュドッグが完成。ガトリングガンを生かしたアクションを楽しもう
PRSPパックを組み立てて、各部のパーツを取り付ければブルーティッシュドッグが完成。拡張パーツセットによって再現できた機種ではあるものの、未塗装素組みで劇中カラーを再現できるのは嬉しい。ガトリングガンのマガジンは、取り外してPRSPパックに収納が可能だ。
可動はこれまでのHGシリーズに準じ、ローラーダッシュを使った走行シーンや、ガトリングガンによる射撃、格闘シーンのポージングが楽しめるはず。もちろん降着ポーズも可能だ。スコープドッグと絡ませた劇中シーンの再現や、「拡張パーツセット1」同梱のものや各種エフェクトを使って楽しみたい。
BANDAI SPIRITSの『装甲騎兵ボトムズ』シリーズは、新作劇場用映画『装甲騎兵ボトムズ 灰色の魔女』に登場予定のスコープドッグ2種が発売されることが先日の「第64回 静岡ホビーショー」で発表された。TVやOVAに登場する機体のキット化は一段落となりそうだが、この「HG ブルーティッシュドッグ」や過去アイテムなどを組み立てながら、新作への期待を高めていきたい。
(C)サンライズ

























































































