レビュー

「グランデスケール ルミティア」レビュー【#アルカナディア】

グランデスケールならではの存在感とアルカナディアの美しい造形の両立

 最初は「ルミティア」のノーマルモードを紹介していこう。

 グランデスケールによって全高約250mmで立体化され、その存在感は言うまでもない。個人的な印象としては「動かせるスケールフィギュア」といった感じだ。

 ディテールはサイズアップによるアレンジ追加は特になく、その代わりグランデに見合うディテールの補強やパーツ分けによる色分けが充実している。また、精緻なデザインも大きくなったことでデザインがハッキリと確認できるようになった。

 そして、表情パーツの瞳のデザインはより細やかになり、虹彩などキラキラ感が可愛らしさを倍増している。

「ルミティア」ノーマルモード
背面
「アルカナディア」より「ソフィエラ」ノーマルモードと比較
頭部
バストアップ
腰回り
脚部はシンプルなデザインゆえに脚線美が光る
小さな翼を持った翼ユニット
腰の装飾は大きなリボンも存在感ある造形
通常顔の表情パーツ
笑顔の表情パーツ
戦闘向けのキリッとした表情パーツ
微笑みの表情パーツ
ぷっくりした頬が可愛いコトブキヤショップ限定特典「もぐもぐ顔」

 可動範囲も通常キットと遜色なく、サイズアップした分、ポーズが取りやすい印象だった。腕周りはかなり自由度が高く、交換用手首と合わせて可愛いポーズからアクティブなものまで幅広い表現ができる。

 足も片膝立ちや少し足先をクロスさせるなど繊細な表現も楽しめる。

手足の可動で様々なポーズを取ることができる
展示ベースと合わせてポーズの幅が広がる
グランデスケールだからこそできるポーズの迫力が増す
展示ベースで本体をある程度支えることができる
祈るようなポーズ
「ソフィエラ」を軽々とお姫様抱っこ
腰のひねりもあり、自然なポージングを表現できる
しなった腰装飾パーツでぺたんと座ったポーズも取ることができる
片膝立ちも可能
勇ましく構える
もぐもぐ顔で食べ歩きをイメージしたポーズ

 次は戦闘形態のウィライズモードを見ていこう。

 鎧や大翼が追加され、ノーマルモードからさらに迫力が増している。特に大翼は羽の造形の細やかさはそのままに、ルミティア本体を包むほどの大きさは圧巻。

 洗練された鎧のデザインも追加され、カッコよさが増し戦う天使らしいビジュアルとなっている。

「ルミティア」ウィライズモード
背面
バストアップ
胴体周り
足回り
左腕の籠手
右腕は肩にアーマーが追加
腰の装飾もパーツが追加され華やかさが増している
迫力ある大翼は有機的な羽のディテールが入っている
「ソフィエラ」ウィライズモード(右)と比較

 可動はウィライズモードになったことで、脚部は鎧が追加され足先をクロスさせるような動きが取りづらくなった。しかし、戦闘形態だけあり、その分力強い動きや疾走感あるポーズがより映える。

 武器の剣と鞘が加わったことで、アクションの幅も広がる。また、鞘に剣を納めることができ、さらに腕の可動と合わせて抜刀ポーズも取ることができる。

 大翼は自由度の高い可動で広げた状態はもちろん、体を包むような動きや、鳥の有機的で風を捉えた動きも表現できる。

翼を広げ、風を切る飛翔
剣を構え戦闘態勢
鞘から剣を抜き放つ
翼を畳んだ動きも可能
大きく翼を広げたポージング

 以上、「グランデスケール ルミティア」シリーズのレビューをお送りしてきた。

 グランデスケールの大迫力サイズ感と「アルカナディア」シリーズの美麗な造形が合わさり、非常に見ごたえのあるキットとなっている。また、通常キットでは小さかったパーツもサイズアップし、組み立てやすくなっているばかりか、成形色による色分けもあり通常キットと遜色ない情報量となっている。

 可動範囲や保持力もしっかりしており、ポージングもしやすい印象。一方でサイズアップによって本体の重量が増し、特にウィライズモードでは脚が接地している場合は安定しているが、浮遊させたポーズはバランスが取りにくくなっている。

 それを補って余りあるカッコよさとポーズの幅広さが魅力的で、様々なポーズを取って遊びたくなるキットとなっている。