特別企画
【魂フィーチャーズ】全高約40cm! 巨大さと可動を追求したフィギュア「DYNACTION エヴァンゲリオン初号機」
「解体匠機」とは異なる方向性、"動かす楽しさ"を提示
2020年7月3日 22:06

- 【DYNACTION エヴァンゲリオン初号機】
- 12月発売予定
- 価格:19,800円(税込)
「DYNACTION 汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン初号機(以下、「DYNACTION エヴァンゲリオン初号機」)」は、全高約40cmという、超巨大なアクションフィギュアだ。「METAL BUILD」の全高が約18cmといえばその巨大感は伝わるだろうか? 開発担当は「METAL STRUCTURE 解体匠機 RX-93 νガンダム」を手がけた野口氏である。
「巨大ロボットは、やはり巨大だと、楽しい」。全高約40cmのエヴァ初号機を前にして実感するのはその感覚である。巨大で、ソリッドだ。大きなフィギュアはともすればその巨大さ故に手頃な大きさのフィギュアに比べ、細部の表現がゆるくなりやすい。特に巨大さゆえに増加する"重量"を軽減させるためにソフトビニールを使った場合はなおさらだ。しかし「DYNACTION エヴァンゲリオン初号機」はABSをはじめとした硬質な樹脂で造形されており、しっかりとエッジが立っている。
ただ、先行して発売されている「METAL BUILD エヴァンゲリオン初号機」に比べるとデザインがシンプルで、新劇場版の初号機の設定画に近い。昨今の初号機の立体物と比べるとシンプルに見える。実はこのシンプルさを感じさせる造形、情報量こそ本商品のコンセプトだと野口氏は語った。「DYNACTION エヴァンゲリオン初号機」は突き詰めたのは"大きさと可動"なのだ。
それを証明するように傍らのパネルには足を大きく曲げ、かがみ込み、膝が顎にくっつきそうな初号機の姿がある。このポーズは「DYNACTION エヴァンゲリオン初号機」の可動のポテンシャルを提示するためのパネルだ。
なぜこれだけの可動を実現したか? それは「解体匠機 νガンダム」に寄せられた声にある。「解体匠機 νガンダム」は"究極のνガンダム、ホビーを超えたインテリア"をテーマに、立ち姿でディスプレイすることを前提として開発された。もちろん手足の可動域はしっかり用意されているが、派手なポーズを取るより、たたずみ、全身のディテール表現に感心してもらいたいという想いがあった。しかし開発陣が予想した以上に「動かして遊びたい」という声があった。「巨大モデルでも、お客様は動かして遊びたいのか!」というのは、野口氏にとって大きな驚きだったという。
「DYNACTION エヴァンゲリオン初号機」は、先頃発売した「ROBOT魂 エヴァンゲリオン初号機-新劇場版-」の影響が大きいという。こちらもデザインとしては設定画に近く、可動を大きなテーマとしている。「DYNACTION エヴァンゲリオン初号機」と企画の方向性として同ベクトルにある。
一方、「DYNACTION エヴァンゲリオン初号機」は他のサイズではできないしっかりした表現は圧倒される。口を開けた初号機の歯の表現や、胸のプレートなど、巨大モデルならではのデザインの"深度"を上げた緻密さは圧倒的だ。アレンジは少ないがだからこそ「巨大なエヴァのフィギュア」として強い満足感をもたらすものとなっている。
巨大サイズにもかかわらず、「METAL BUILD エヴァンゲリオン初号機」よりも安い19,800円(税込)という価格も魅力。大きくても重くなりすぎないように樹脂パーツを多用しながら、要所は金属パーツで締めるという遊びやすさ重視の構造も価格を抑えるのに一躍買っている。また、デザインアレンジが少ないため商品開発の企画を含めた開発期間も短縮できる。つまり、「解体匠機 νガンダム」の次回作はかなり企画に時間がかかるが、「DYNACTION エヴァンゲリオン初号機」はシリーズ化も視野に入れられた設計なのだ。
「DYNACTION エヴァンゲリオン初号機」は"巨大で遊びやすいフィギュア"として一石を投じる存在である。どうユーザーが遊んでいくか、注目したいところだ。