特別企画
【TAMIYA SHOWCASE】最高の走りを求めるRCレースカーのためのシャーシ「1/10RC TA07 MSX シャーシキット」
2020年10月9日 15:22
- 【1/10RC TA07 MSX シャーシキット」】
- 12月発売予定
- 価格:84,800円(税別)
タミヤが10月8日より開催している新商品展示会「TAMIYA SHOWCASE」。今回は4会場で行なわれ、東京と大阪会場が10月8日より18日まで。横浜会場が10月23日より11月3日までで、静岡会場が同じく10月23日より11月23日まで開催される。今回は東京会場であるタミヤ プラモデルファクトリー 新橋店 1Fショーウインドウに展示されている新製品をレポートしていきたい。
今回の出展の大きな目玉が、「1/10RC TA07 MSX シャーシキット」だ。発売は12月、価格は84,800円(税別)。シャーシとはRCカーの土台となる部分で、ここにモーターやバッテリー、受信機とサーボモーター、さらにはタイヤ、そしてボディを上に載せることで我々が知る「RCカー」の姿になる。「1/10RC TA07 MSX シャーシキット」はシャーシだけで8万円以上という上級者向けのキットとなる。
舗装されたレース場を走ることを前提としたツーリングカーシャーシで、中央のモーターの駆動をベルトで前輪と後輪に伝える4WDシングルベルトドライブ。シャーシの基部となるロワデッキは軽さと剛性を兼ね備えたカーボンかアルミの選択が可能だ。ダンパーの調整だけでなく、モーターの位置まで調整できる。
プロペラの飛行機やヘリコプターがイメージしやすいが、モーターやエンジンが回転する際、回転そのもののトルクが生じる。プロペラ機は機体が傾く力が生じるし、ヘリコプターの場合は機体が回転しないようにテイルローターでその力を抑える。車でも特にトルクの高い場合はエンジンの回転が走りに影響を与える。これをどう抑え込み安定した走りを実現するかはRCでのテーマの1つになる。モーターの位置を変え、ステアリングなどを細かく調整する事で、モーターの回転を上げても安定して走れる。「1/10RC TA07 MSX シャーシキット」はそういった走りを求める人のためのシャーシだという。
モーター位置を変えるためのパーツも用意され、基盤となるデッキも2種類。「1/10RC TA07 MSX シャーシキット」は幅広いカスタマイズ性を実現しているシャーシキットと言える。シャフトも細かいセッティングが可能。RCカーはドライバーだけでなくメカニックの楽しさも味わえるホビーだ。この「1/10RC TA07 MSX シャーシキット」は自分の走りを求めるユーザーに応えるカスタマイズ性を持ったキットと言えるだろう。