特別企画
【TAMIYA SHOWCASE】細いマスキング、肌のシャドウ、クリアカラーのステッカー……ユーザーのこだわりに応えるタミヤのツール
2020年10月10日 14:00
プラモデルやRC、ミニ四駆、さらには手芸や革細工、日曜大工など、ホビーを楽しむのに“道具”は欠かせない。ニッパー、ドライバー、塗料、接着剤、デザインナイフ……タミヤはユーザーの幅広いニーズに応えたツールを販売している。多くの人が“専門的なツール”としてタミヤのツールを手にしているのではないだろうか。
ツールは必要があって買うだけでなく、アプローチの多彩さも提示してくれる。「こういうものがあれば便利なのに」、「これが欲しかったんだ!」、ユーザーの声に応えるツール展開は作業を楽にしたり、製作の幅を広げてくれる。「TAMIYA SHOWCASE」で出展されていた3つのツールを紹介したい。
細かい作業に力を発揮する細いマスキングテープ
「タミヤマスキングテープ 1mm/2mm/3mm」はそれぞれ細さの違うマスキングテープで、11月10日発売、各260円(税別)。
マスキングテープは貼った場所の塗料の付着を防ぐ。テープを貼った上からスプレーなどで塗装をし、塗装が乾いたところでテープを剥がすときっちりと塗り分けができる。細かい部分で複数の色が使われている場合などで特に効果を発揮する。
今回は細いマスキングテープが発売される。モデラーはマスキングテープを細い場所に貼る場合、テープを切って使っていたが、この商品によりその手間が省ける。細いマスキングテープは戦闘機のキャノピーや、車の窓枠、さらにはマスキングテープの隙間埋めなどモデラーの発想次第で様々な活用ができるだろう。
サビ表現だけでなく、フィギュアの立体感も際立たせてくれるスミ入れ塗料
「スミ入れ塗料(オレンジブラウン)」は12月発売予定で、価格は380円(税別)。スミ入れというと、メカプラモデルのパネルラインを際立たせる際にスジ彫りに流し込むものを想像するが、こちらはより立体感を出すための塗料。基本色に色味が異なる塗装を加えることで立体感を増し、小さな模型でもメリハリを生じさせ、大きな雰囲気を演出できる。
オレンジブラウンは、金属のサビを表現するのに適した色合い。サビ表現だけでなく、フィギュアの肌色にシャドウがかかった雰囲気に効果的とのこと。顎の下など影となる部分この色を使うことで自然にできる影を頼際立たせ立体感、スケール感を強調できる。この塗料はエナメル系の溶剤で拭き取ることで仕上げをコントロールできる。下地はラッカー系やアクリル塗料を使うことを前提としているとのことだ。
塗料を用意せずにワンポイントのアクセントが足せるクリヤーカラーステッカー
「クリヤーカラーステッカー (レッド、オレンジ、イエロー)」はRCカーボディのテールライトやウインカー、フォグランプなどに使えるステッカー。。「クリヤーレッド」、「クリヤーオレンジ」、「クリヤーイエロー」の3色がセットになっている。
RCカーやレース用の車のアクセントとなるテールランプやフォグランプ。ボディ用の塗料に加え、この細かい部分のためだけに塗料の瓶を買うのも……というユーザーにぴったりのステッカーとなる。使う部分に合わせて小さく切り、貼り付けるだけ。テープなので塗料と違い塗りムラが生じないところもうれしいところだ。