特別企画

【THE GUNDAM BASE TOKYO撮り下ろし】「RG 1/144 Hi-νガンダム」&「HG 1/144 ナイチンゲール」の原型が展示中。ライバル機が並んだ姿に興奮が涌き上がる

2021年夏発売予定

価格未定

 小説やコミックで展開された「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン」に登場するモビルスーツの新製品「RG 1/144 Hi-νガンダム(ハイ・ニューガンダム)」と「HG 1/144 ナイチンゲール」の試作品がTHE GUNDAM BASE TOKYOに展示中だ。

 5月公開の「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」へと続く同作のライバル機となる2体が同スケールで並んだ姿にはちょっとした感動を覚えるほど。精密さやディテールにこだわったRGシリーズのHi-νガンダムと、1/144スケールでの立体化は初めてとなるナイチンゲールは、ともに今夏発売予定となっている。

「RG 1/144 Hi-νガンダム」。試作原型だが、この段階でディテールはかなり細かい
背部のファンネルラック。左右にあることで、翼のようにも見える
胸部などのディテールが違う、左肩のセンサーがないなど、νガンダムとは本体の形状も異なっている

 「RG 1/144 Hi-νガンダム」は、同じRGシリーズで発売済みのνガンダムとはそのシルエットが大きく異なり、背部のファンネルラックが左右対称に取り付けられ、その中央にはスタビライザー、そして2本のプロペラントタンクが備えられているのが特徴だ。キットでもこれらはもちろん再現されていて、RGシリーズらしく、小さいながらも細かなディテールが施されている。展示されているのは試作品だが、成形色やマーキングがどうなるのかも注目しておきたい。

展示の事情で背部は撮影できなかったが、上から見ても背部装備の存在感が際だつ
武装はビーム・ライフルやシールドの他、ニュー・ハイパー・バズーカもあるようだ

 一方「HG 1/144 ナイチンゲール」は、待望のHGシリーズでのリリースとなる。既に「RE/100」シリーズでも発売されているものの、この「RG 1/144 Hi-νガンダム」や「HGUC 1/144 Hi-νガンダム」など、同スケールの機体と並べられるのが嬉しい。RE/100よりもスケール的には小さくなっているが、巨大な背部バインダーやプロペラントタンク、スカートなど、特徴的なデザインを見事に立体化していて、サイズもかなり大きく、作りでのあるキットとなるのではないだろうか。

「HG 1/144 ナイチンゲール」。Hi-νガンダムとの大きさの違いはご覧の通り
3本のツノのある頭部も見事に再現。デザイナー出渕裕氏のメカ独自の意匠も見える
腰部アーマーのマーキングは凸モールドとなるようだ
巨大な尾部スカートの中には、バーニアやプロペラントタンクが見える
流麗な曲線で構築された上半身が美しい
ファンネルが仕込まれたバインダー。ちゃんと固定できるのか心配になるぐらい大きい