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【GUNPLA EXPO】HGスケールで圧倒される巨大感! 新作ガンプラ「HG 1/144 ナイチンゲール」が展示

2021年夏 発売予定

価格:
未定

 「GUNPLA EXPO TOKYO 2020」にて、ひときわ巨大で存在感を放つ新作ガンプラ「HG 1/144 ナイチンゲール」が展示された。発売は2021年夏を予定しており、価格は未定となっている。

 「HG(ハイグレード)」シリーズは、ガンプラのスタンダードモデルとも呼べる1/144スケールのプラモデルだ。「ナイチンゲール」は富野由悠季氏が執筆した小説「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア―ベルトーチカ・チルドレン」にて、シャア・アズナブルが搭乗したMS。映画「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」に登場した「サザビー」にあたるMSで、赤い装甲や流麗なフォルムなど「サザビー」の意匠を組みつつ、大きく造形が変わったアレンジ機体となっている。「サザビー」のような大型MSとも、「α・アジール」のようなMAともとれる巨大さと独特のデザインはガンプラになってもその存在感を放っていた。

 ひときわ目を引くファンネルを搭載した背部の大型バインダー、独特なフォルムの頭部、流麗な装甲やゴムのような素材に覆われた関節、どっしりとした下半身など密度が高く力強い印象と曲線の美しいフォルムから“しなやかさ”が感じられると思う。

 「『HG』の1/144スケールだから、『RE/100』の1/100スケールよりも細部の表現は省略されるのではないか?」と思うかもしれない。しかし、細部もしっかりと作りこまれ、その密度に圧倒されることだろう。試作品の時点で作り込みの力の入りようが感じられた。スケールが小さくなるため、細かいパーツの切り出しも気になるところだ。

リア・スカートの内側にはプロペラントタンクが隠れている。
腹部まわりの装甲やチューブパーツなどディテールにこだわりを感じる
背部の大型バインダーに収まるファンネル。脱着ができるか気になるところ。
胸部のエンブレムやスリッドなどはモールド加工のようだ。
「RE/100」ではマーキングシールだったが、盾のエンブレムもモールドが施されている。