特別企画

【ちょい組み】ハセガワの「VF-1J/A バルキリー“バーミリオン小隊”」を組んでみた

組み立て完了、ファイナル・アッセンブル!

 すべての工程が終わりましたので全体を組み上げればVF-1 バルキリーのあの姿がいよいよ現われます!今回はA型の頭部を選択しました。組み上がったハセガワの1/48 VF-1A バルキリーはその大きさからくる迫力と全体に適度な密度で施された極細モールドの効果で航空機としての説得力が素晴らしいディテールと雰囲気を醸し出しています。

【ファイナル・アッセンブル】
キットを組んだだけですので真っ白ではありますが、まさしく”白金の翼”状態ですね!

ちょい組みで挑むハセガワ「VF-1J/A バルキリー“バーミリオン小隊”」

 VF-1 バルキリーのモデルとして見た場合、気に入ってるのが脚部のエア・インテークの入り口部分がとても”薄かった”ところでした。実在するF-14とかF-15などもよく見るとだいぶ薄い構造なんですよね。あの部分は空力的にとても薄くしなければならないはずで、このキットを作りながらエア・インテークをそういう感覚で見ることができて”さすがハセガワ!”とつぶやきながらずーっと見ていられる部分でもありました。

【VF-1A バルキリー ロールアウト!】
キャノピーはオープン状態にしました。いかにも飛びそうなスタイリングのVF-1がここに。ちょい組みだけでここまで仕上がる!

 プラモデル制作の方法論的には作りながら表面処理や塗装、極細モールドへのスミ入れやデカールの貼り込みなどでディテールアップすればもっと見栄えのする「航空機としてのVF-1 バルキリー」になるでしょうが、ちょい組みしてみただけのこの状態でもハセガワのバルキリーをいかにリアルに、航空機としてとらえるかという設計思想などが十分に伝わってくるキットだと感じました。