特別企画
4月6日はジムの日! あえてノーマルのジムにこだわった厳選アイテムを紹介!!
2021年4月6日 00:00
3月9日は「ザクの日」、4月6日は「ジムの日」なのだ。9月2日はグフの日、10月6日はドムの日……シンプルな名前と1年戦争に登場したMSというメジャー感がファンにとってこのような“記念日”を生み出したのだろう。
さて、ジムである。現在はそういう見方はないかと思うが、ガンプラブームの初期では、ジムといえば連邦軍の主力モビルスーツでありながら、「地味なMS」というイメージがあった。種類も多彩で活躍シーンがちゃんとあったジオン系のMSに比べ、ジムやボールはやられるシーンばかりで、劇場版の時に活躍シーンが足されたりしたのだ。
筆者はそれでも当時からジムが好きだった。「ジム(GM:Gundam type Mass-production model/ガンダムの量産型)」というコンセプトは魅力的で、「自分が連邦軍に所属したらジムでどう活躍するか?」というテーマは想像を刺激させられた。こういう想いを持った人が多かったのだろう。その後の映像作品やゲームでは多くのジムの派生機、強化型が現われ、ジオンのMSに引けをとらないバリエーションを展開し人気を博した。同じ「ジム」という名前ながら、様々な機体が存在するのもジムの魅力といえる。
ジムはガンプラでは「ガンプラジムギャラリー」という専用ページがあって、そこでバリエーションが紹介されている。……しかし、本稿ではあえて「ノーマルなジム」にこだわりたい。ノーマルな「RGM-79」に様々な作り手がどんなアプローチをしたかを紹介していこう。
これぞ皆が思い描くノーマルなジム! 「HGUC 1/144 RGM-79 ジム」
2001年4月発売
価格:770円(税込)
「ノーマルなジムが欲しい」と思ったら一番のおすすめはやはりこの「HGUC 1/144 RGM-79 ジム」だろう。情報量をあえて絞ったアニメの設定画のようなシンプルなデザイン。あえてフロントの装甲が分割されていないのもこだわり。20年も前の商品であり、今後のアップデートも楽しみなところだ。
ガンダムと共有のメカニクスから“ジム”を実感! 「MG 1/100 RGM-79 ジム Ver.2.0」
2009年2月発売
価格:3,850円(税込)
MG(マスターグレード)の大きな特徴は内部メカの表現、そして「MG 1/100 RGM-79 ジム Ver.2.0」は、「MG ガンダムVer.2.0」の部品を多く流用しているので、組み立てることで「ガンダムの量産型」であることを実感できるところが楽しい。
しかし一方で、「MG ガンダム」はVer.3.0まで出ているが「MG ジムVer.3.0」は出ていない。ガンダムの内部機構を活用した「MG ジムVer.3.0」さらには「PG UNLEASHED 1/60 RGM-79 ジム」も登場しても良いのではないだろうか?
「シャア専用ズゴック」とセットで買うことで、伝説のシーンを再現可能! 「ROBOT魂 ジム ver. A.N.I.M.E.」
2016年12月発売
価格:5,500円(税込)
「ROBOT魂 <SIDE MS> RGM-79 ジム ver. A.N.I.M.E.」は、設定画通りのスタイルに最新の可動で自由度の高いポーズが可能。完成品なので「ジムの立体物が欲しい」という人にぴったりの商品といえる。
本商品の最大の特徴は「伝説のシーンの再現」。多くの人の記憶に残る「シャア専用ズゴックに腹を貫かれるシーン」を再現できるのだ。別売りの「ROBOT魂 <SIDE MS> MSM-07S シャア専用ズゴック ver. A.N.I.M.E.」にはエフェクトパーツが付属しており、合わせることでアニメそのままにそのシーンが再現できる。プラモデルで改造した人も多い名シーンを手軽に再現できるのだ。
SD体型ながらカラーリングもしっかり! 「ガシャポン戦士フォルテ11」
2020年4月発売
価格:300円(全6種)
昨年発売されたガシャポンフィギュア「ガシャポン戦士フォルテ11」。6種のうちの1つがジムとなっている。“因縁”であるシャア専用ズゴックと同一アソートなのも面白い。最新のガシャポンフィギュアなだけに造形はシャープで、彩色も細かい。1年前の商品だがまだおいてある店舗もあるようで、近くに店舗がある人はこの機会を逃さないようにしたいところだ。
ヒロイックなアレンジのジムが魅力! 「機動戦士ガンダム Gフレーム09」
2020年3月発売
価格:550円(税込)
こちらも昨年の商品なため入手が難しいが、ジムファンとしては是非手に入れておきたいのが「機動戦士ガンダム Gフレーム09」。フレームとアーマーを別売りすることで、従来の食玩フィギュアを超えた可動を実現したシリーズに加わったジムである。
前装甲の複雑なディテールなどかなり強めのアレンジが加わっており、ヒロイックでかっこいいジムとなっている。主役ロボットと言っても過言ではないかっこよさで、ジムファンならば見逃せない商品だ。
(C)創通・サンライズ