特別企画
【あみあみ展示撮り下ろし】もはや標本レベルのクオリティ!「REVO GEO タガメ」
可動生物フィギュアシリーズ第4弾が登場
2021年5月8日 00:00
- 4月24発売
- 価格:8,000円(税別)
- 撮影:あみあみ秋葉原ラジオ会館店
海洋堂の可動生物フィギュアシリーズ第4弾「REVO GEO タガメ」が、4月24日に発売された。これまでダイオウサソリ、アカテガニ、オオスズメバチといった生物たちを独自の視点でフィギュア化してきた同社だが、ついに待望の新作が登場した形だ。今回のメインはタガメなのだが、写真を見てもわかるようにおまけと呼ぶには豪華すぎるギンヤンマのヤゴのフィギュアもエサとして付属している。
今回のタガメを含めて、「REVO GEO」シリーズの製作総指揮を務めているのが、ネイチャーフィギュアの第一人者である松村しのぶ氏だ。本物の生物をただ3Dスキャンしたようなものとは異なり、松村氏が持つ独特の観点から生まれた作品たちは、フィギュアでありながらイキイキとしたスタイルに仕上げられているのが特徴的だ。
「REVO GEO タガメ」の最大の特徴は、ほぼ全身フル可動させることができるところだ。頭部は付け根の可動ジョイントで動かせるほか、口吻部分もボールジョイントにより稼働させることができる。特徴的な前肢は、畳んだ状態から獲物を捕らえるときの伸ばした状態まで様々な動きを再現することができる。ちなみに、本物の生態は約4.5~7センチ弱だそうだが、今回のフィギュアは15.5センチと倍以上のサイズになっており、じっくり観察したくなる仕上がりだ。
「REVO GEO」といえば、特別なジョイントを活用した可動範囲の広さなどに加えて、彩色の素晴らしさもポイントだ。たとえばこのタガメも、胴体部分はもちろんのこと、脚のひとつひとつに至るまで、一目でわかるレベルでかなり細かく塗り分けられていることがわかる。
タガメに取られられているギンヤンマのヤゴは、オマケではあるが、一部可動することができるようになっている。体をひねったような状態になっているのは、タガメに取られられた姿を再現しているそうだ。
すでに発売が開始されている「REVO GEO タガメ」だが、あみあみでは商品の販売と共にサンプルも展示されている。まずはお店で作品の完成度の高さを確認してから、その場でお持ち帰りするというのもありかもしれない。
©KAIYODO