【魂ネイション撮り下ろし】漆黒の悪役キャラクター、「METAL BUILD ガンダムアストレアTYPE-Xフィンスターニス」展示中！　今後の発展性も注目

　7月28日に配信された「GUNDAM FIGURES LIVE」では、METAL BUILDやROBOT魂のガンダム関連の今後が提示された。現在配信で取り上げられた試作品などが東京・秋葉原のTAMASHII NATIONS TOKYOで展示されている。

　配信で最大の目玉となったのが、「METAL BUILD ガンダムアストレアTYPE-Xフィンスターニス」である。本商品は配信終了と同時にプレミアムバンダイにて受注が開始されたが受注希望者が殺到し、1時間たたずに受注上限に達してしまった。2次受注を待ちたいところだ。

　本商品のモチーフとなったガンダムアストレアTYPE-Xフィンスターニスは、「機動戦士ガンダム00」の物語の"裏"で暗躍していたMSと言う設定。真っ黒な機体に、大きなセンサーで顔を覆ったいかにも悪役然としたスタイルだ。

　「機動戦士ガンダム00」に登場するガンダムはアニメだけでは語られていない、明確に提示されていない設定が数多くある。本編でも主人公達すら知らなかった「ガンダムスローネ」シリーズの突然の登場や、秘密裏に量産されていた「GN-X」など、設定そのものが物語を牽引していた部分もある。

大きなセンサーが目立つ頭部。これはマスクでアリ、外すとガンダムの顔が現われる

GNスナイパーライフルは、デュナメスのものをアレンジしたデザイン

中央にディフェンスロッドがあるシールドは、GN-Xのものへ発展していくことが想像できる

足のGNピストルをはじめ各装備はこれまでの「METAL BUILD ガンダム00」シリーズで活用できそうだ

　ガンダムアストレアTYPE-Xフィンスターニスは、主役機「ガンダムエクシア」の前の世代である「ガンダムアストレア」のバリエーション。持っている武器はガンダムデュナメスのGNスナイパーライフルの発展系、シールドにはGN-Xの技術が先行投入されている。GN-Xはガンダムの技術を盗用し、ガンダムを狩るために開発されたMSだが、ガンダムアストレアTYPE-Xフィンスターニスには随所にその後GN-Xへ発展するのではないかと思わせるデザインもある。各所を見ていくと様々な考察ができる機体となっているのだ。

　会場では「METAL BUILD ガンダムアストレアTYPE-Xフィンスターニス」をじっくり見ることができる。こういった考察はとても楽しい。また本商品の特徴は豊富な武器や装備にある。これまで発売された「METAL BUILD ガンダム00」シリーズとの連動も視野に入っており、武器や装備の組み替えができるのか、そういった想像も楽しい。今後の展開も含め、注目して欲しい商品だ。