特別企画

ほんのハッピーセット、新作絵本「ぽんぽのだいじなともだち」&ミニ図鑑「くらべる図鑑/生き物編」を一足先に読んでみた!

元気がでないときに読みたい“たぬきの友情の物語”が新登場

【ほんのハッピーセット新作絵本/ミニ図鑑】

10月22日より販売開始(販売期間:8週間を予定)

価格: 470円~500円(税込、ハッピーセット)

 日本マクドナルドは、子供向けメニュー「ほんのハッピーセット」より、新作絵本「ぽんぽのだいじなともだち」及び、ミニ図鑑「くらべる図鑑/生き物編 クイズつき」を全国のマクドナルド店舗(一部店舗を除く)にて10月22日より提供を開始する。ハッピーセットの価格は470円(税込)より。一部の店舗では価格が異なる場合がある。

 弊誌では「ハッピーセット 一足先に遊んでみた!」シリーズと題して、日本マクドナルドの提供する子供向けメニュー「ハッピーセット」の新作おもちゃをその発表に先駆けて体験・紹介してきた。本稿では、そのハッピーセットのもう1つの選択肢として提供されている「ほんのハッピーセット」を取り上げ、その新作絵本とミニ図鑑を紹介していくフォトレポートをお届けする。

 「ほんのハッピーセット」の絵本とミニ図鑑はそれぞれ約2カ月で次のシリーズへと切り替わり、今回は9月より10月にかけて提供された絵本「どっきリサイクルショップ」及び、ミニ図鑑「恐竜/トリケラトプス クイズつき」に続く、11月分にあたる新たな「ほん」となる。注目の新作には、イラストレーター・平澤一平氏(絵)と益田ミリ氏(作)のコンビによる絵本「ぽんぽのだいじなともだち」と、図鑑ブームの火付け役にもなった、小学館の図鑑NEO+ぷらすの「くらべる図鑑」をもとに作成されたミニ図鑑「くらべる図鑑/生き物編 クイズつき」が登場。500円以内というリーズナブルな価格、5分ほどで読める手軽さなど、子供から大人まで年齢を問わず楽しめる「ほんのハッピーセット」の魅力を改めて味わうことができた。

 なお、掲載している画像は絵本とミニ図鑑のネタバレを含んでいるが、新作を心待ちにしている人の楽しみを奪わないよう、内容紹介は一部のページのみとしている。また、同じく10月22日より新作おもちゃとしてハッピーセット「Ty(タイ)せかいのどうぶつのぬいぐるみ」が販売開始となるが、こちらについては別稿にて紹介しているので、ぜひ合わせてご覧頂きたい。

今回の「ほんのハッピーセット」は“たぬきの心温まる友情の物語”と“図鑑ブームの火付け役”が登場!

 子供たちが気軽に本に触れる機会を増やすとともに、読み聞かせを通じた親子のコミュニケーションの時間をサポートしたいという日本マクドナルドの想いのもと、2018年7月より通年でおもちゃに加えて、絵本とミニ図鑑を選択肢に加えた「ほんのハッピーセット」。

 有名絵本作家描き下ろし、かつ完全オリジナルストーリーの絵本は、思いやりや感動する心を育み豊かな人間性を育てる“徳育”を目的に、「小学館の図鑑 NEO」シリーズより特別編集されたミニ図鑑は知識を得ることで自ら考え、判断し、表現する力を育む“知育”を目的に展開され、2021年までの累計配布数は3,000万枚を突破。メインターゲットである子供のみならず、多くの子育てママ・パパからの支持も得ている人気シリーズだ。

【ほんのハッピーセット】

 「ほんのハッピーセット」の魅力は何といっても、読む人の心を育み好奇心をかきたてる素敵な「本」を、ハンバーガーやマックフライポテトといった「食事」をするだけで手に入る“手軽さ”と、500円以内というリーズナブルな価格ながら、子供の手にもちょうどいい持ち運びに便利なB6変形サイズ、5分ほどで飽きずに読める内容の“手頃さ”にある。

 それでいて「絵本」はハードカバー仕様で糸とじ製本されており、一方の「ミニ図鑑」は光沢紙が使用され、本物の図鑑さながらの迫力ある写真が楽しめるという本格仕様。また、絵本は本シリーズのためだけに描き下ろされたオリジナルストーリーなので、図書館や書店で本選びに悩んでいる人でも気軽に新作を手に入れることができるほか、ミニ図鑑はオリジナルの図鑑より漢字の使用量を少なくしたり、説明文をシンプルにしていたりと、本が苦手な人でも最後まで読み進められる工夫と面白さが詰まっている。

ハードカバーで糸とじ製本された“絵本らしさ”を重視した丁寧な作り
「絵本」のサイズはおよそ17.5cm×12.3cm。「ミニ図鑑」も同じサイズ
「ミニ図鑑」は「小学館の図鑑NEO」シリーズより特別編集されたもの
オリジナルの要素として「クイズ」がついている

 さて、今回の新作絵本とミニ図鑑について紹介したい。絵本「ぽんぽのだいじなともだち」は、「はやくはやくっていわないで」や「ネコリンピック」といった作品で知られるイラストレーター・平澤一平氏(絵)と益田ミリ氏(作)のコンビによる描き下ろしのオリジナルストーリー。ありのままの友達を受け入れる、たぬきの「ぽんぽ」とその友達の優しい物語が描かれている。元気がでないときにほっこりできる、友達に会って一緒に遊びたくなる、そんな心温まる作品だ。

 一方のミニ図鑑「くらべる図鑑/生き物編 クイズつき」は、図鑑ブームの火付け役となったベストセラー図鑑の新版「小学館の図鑑NEO+ぷらす[新版]くらべる図鑑」より、アフリカゾウやコウテイペンギン、シロナガスクジラといった動物、魚、昆虫などの生き物を紹介。大きさ、角、しっぽをくらべながら、生き物博士になったつもりで楽しめる図鑑となっている。心を育み絵本と好奇心を刺激するミニ図鑑を展開する、まさに「ほんのハッピーセット」のテーマそのものを感じられる「ほん」が揃えられている。

左から、絵本「ぽんぽのだいじなともだち」、ミニ図鑑「くらべる図鑑/生き物編 クイズつき」

絵本「ぽんぽのだいじなともだち」(絵:ひらさわ いっぺい氏/作:ますだ みり氏)

 第58回産経児童出版文化賞に輝いた絵本「はやくはやくっていわないで」をはじめ、「だいじな だいじな ぼくのはこ」や「ネコリンピック」といった作品で知られるイラストレーター・平澤一平氏(絵)と益田ミリ氏(作)のコンビによる描き下ろしのオリジナル絵本。

 物語はたぬきの「ぽんぽ」を主人公に、お家から出てこない彼の友達との温かく、そして心優しい友情と絆を描く。文中の「ぽんぽこ ぽこぽこ。ぽんぽこ ぽこぽこ」といった繰り返し表現によるリズム感のよさ、思わずほっこりしてしまう温かみのあるタッチの絵が魅力的。作者は本作について「誰だって元気がでないときがあるものです。ありのままの友達を受け入れ、助けたり助けられたり。ぽんぽと友達の優しい物語ができました」と語っている。

 また、今回の絵本にもシリーズお馴染みのパズルが付属。絵本の中の絵がそのままパズルのピースになっているので、絵を見ながら遊ぶことができるほか、敢えて何も見ずに絵を覚えてからパズルの完成に挑戦してみるという楽しみ方もできる。

【パッケージ】
表紙
裏表紙
主人公はたぬきの「ぽんぽ」
家から出たくない友達はそのまま出掛けて遊ぶことに
洞窟でのハプニングも「ぽんぽ」の機転で解決!
たぬき以外の動物たちも登場する
「ぽんぽのともだち」を探すゲームブック的要素も楽しめる
最後のページには作者からのメッセージをお届け
【おまけ:パズル】
「ほんのハッピーセット」絵本でお馴染み! 紙製のパズル
パズルのピースは手で簡単に外せる
絵本の中の絵を見ながら遊ぼう!

ミニ図鑑「くらべる図鑑/生き物編 クイズつき」(小学館の図鑑NEO+ぷらす)

 2016年7月に小学館より発売された「小学館の図鑑NEO+ぷらす[新版]くらべる図鑑」をもとに作成されたハッピーセットオリジナルのクイズつきミニ図鑑。今回は図鑑ブームの火付け役となった、ベストセラー図鑑「くらべる図鑑」の新版に掲載されている生き物のうち、動物、魚、昆虫といった47種類の生き物を紹介。「大きさ」、「しっぽ」などをくらべながら、オリジナルの持つ大人もはまった面白さはそのままに、生き物それぞれの違いが楽しく解説されている。

 巻末には、ほんのハッピーセット・ミニ図鑑恒例のクイズ付き。クイズはミニ図鑑内に出てくる生き物に関するもので、全部で10問出題。クイズの解説も詳しく、そしてわかりやすいので、全部覚えられたら生き物博士になれるかも。さらにおまけとして生き物シールも付属しており、ページ内の指定された場所に貼ったり、自分の好きなところにシールを貼ったりしながら図鑑を完成させる楽しみも味わえる。

【パッケージ】
表紙
裏表紙
表紙を開くと本の使い方・目次のページに
子供が読みやすいように、漢字には全てふりがながついている
生き物の「大きさ」をくらべる
小学生とペンギンを比較。コウテイペンギンの大きさにビックリ!
こちらは生き物の「お尻」ではなく「しっぽ」特集
しっぽの形や色の違いだけでなく、その使い方がわかるコラムも用意
巻末にはミニ図鑑に出てくる生き物についてのクイズを用意
中には面白いクイズも。ヒントは世界三大珍味の1つ
最後のページは「小学館の図鑑NEO」シリーズの紹介となっている
【おまけ:シール】
シールによっては名前のほかに貼る場所が指示されている
「カツオ」のシールを貼ってみる
ページ内にも「シールをはろう!」と貼る場所が記載されている
貼ってみた
完成するとこんな感じに。違和感なし
「キリン」や「シロナガスクジラ」などは自由に貼れるシール
特に「アフリカゾウ」のシールはどこに貼っても楽しそうだ

 「ほんのハッピーセット」の新作絵本「ぽんぽのだいじなともだち」及び、ミニ図鑑「くらべる図鑑/生き物編 クイズつき」は、10月22日より一部店舗を除く全国のマクドナルド店舗にて提供開始となる。

 約2カ月ごとに新しい「絵本」と「ミニ図鑑」が登場する「ほんのハッピーセット」。今年2021年のシリーズもいよいよ次回12月をもってラストを迎える。2021年の最後を飾るのは、ポプラ社が発行する「答えのない道徳の問題 どう解く?」とのコラボ企画として制作中の絵本「みんなで!どう解く? by マクドナルド」(文:やまざきひろし氏/絵:きむらよう氏、にさわだいらはるひと氏)が登場予定だ。また、次回のミニ図鑑は「乗りもの/はたらく自動車2 クイズつき」となり、ショベルカーやクレーン車など暮らしを便利にするクルマを紹介する。こちらも合わせて注目したいところだ。

 なお、「ほんのハッピーセット」各シリーズは数量限定でなくなり次第終了となる。普段あまり本を読まない人も、今ではすっかり電子書籍を利用している人も「ほんのハッピーセット」を通じて、改めて紙の「ほん」の魅力、そして老若男女問わず楽しめる物語・図鑑の世界を味わってみてはいかがだろうか。

【ほんのハッピーセット:提供スケジュール】
次回のミニ図鑑は「乗りもの/はたらく自動車2 クイズつき」!