特別企画
ハッピーセット「ハローキティ」を一足先に遊んでみた!
歯ブラシホルダーもおもちゃに!? 誰かと“つながる”カワイイグッズ登場
2021年9月10日 12:00
- 【ハッピーセット「ハローキティ」】
- 第1弾:9月17日~9月30日
- 第2弾:10月1日~10月14日
- 第3弾:10月15日~
- 価格: 470円~500円(税込)
日本マクドナルドは、全国のマクドナルド店舗にて、ハッピーセット「プラレール」と「ハローキティ」を9月17日より期間限定で発売する。ハッピーセットの価格は470円(税込)より。一部店舗では価格が異なる場合がある。また、各おもちゃは数量限定でなくなり次第終了となる。
9月3日より販売開始となったハッピーセット「鬼滅の刃」(シールセット)に続いて、ハッピーセット9月の新作おもちゃとして「プラレール」と「ハローキティ」が登場する。実は鬼滅シールの裏面にしれっとネタバレされていた今回のアイテム。日本マクドナルドの公式Twitterで公開されたシルエット画像も見て「ラインナップが早く知りたい!」とワクワクしている方も多いはすだ。
今回のハッピーセット「プラレール」及び「ハローキティ」では、それぞれ9月17日より9月30日までが第1弾、10月1日より10月14日までが第2弾と異なるテーマのおもちゃを展開。種類は各弾4種類の合計8種類となっており、さらに今回は4月以来となる「ひみつのおもちゃ」(1種類)も第2弾より登場する。また10月15日より第3弾として、それまでに登場した全種類のおもちゃが提供され、約5週間という長い期間で、両シリーズ合わせて18種類のおもちゃが楽しめる充実のラインナップとなっている。
さて、弊誌では「ハッピーセット 一足先に遊んでみた!」と題して、ハッピーセットの新作おもちゃをその発表に先駆けて体験し、各おもちゃのフォトレポートを毎回お届けしている。今回もハッピーセット「プラレール」及び「ハローキティ」のおもちゃサンプルを一足先に遊ぶことできたので、早速その面白さをお伝えしていきたい。
本稿では、ハッピーセット「ハローキティ」を扱う。「キティちゃん」こと「ハローキティ」は、耳の付け根にある赤いリボンがトレードマークの、サンリオを代表するキャラクター。本名は「キティ・ホワイト」。1974年11月の誕生以来、様々なコンテンツやブランドとのコラボレーションが積極的に行なわれるなど、日本の「カワイイ」を世界に広めたキャラクターとして世界的にも根強い人気を誇っている。殊にハッピーセットとも縁が深く、単独シリーズとしては2019年のハッピーセット「ハローキティ」以来、おもちゃ単体としては7月に販売されたハッピーセット「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン・オールスターズ」以来の登場となる。
今回のハッピーセット「ハローキティ」では、普段使いできる実用性もバッチリな生活雑貨と、日常の何気ないコミュニケーションを楽しくしてくれるアイテムが登場。第1弾は“生活習慣”がテーマの「おしたくグッズ」。続く第2弾は“人と社会とのかかわり”と“表現力”がテーマの「なかよしグッズ」。歯ブラシスタンドやレターボックスなど、ハローキティと共に日々の生活が楽しくなるアイテムが目白押しだ。もはや「おもちゃ」という枠を超えた、進化し続けるハッピーセットらしいオリジナルアイテムの数々をぜひ楽しんで頂きたい。
ちなみに、残念ながら「ひみつのおもちゃ」についてはその名の通りシークレットということで、今回は手にすることができなかった。筆者も気になる「ひみつのおもちゃ」の正体は、ぜひゲットした皆さんご自身の目でチェックしてみてほしい。なお、同時展開されるハッピーセット「プラレール」に関しては、別稿にて紹介しているのでそちらも合わせてご覧頂きたい。
「カワイイ」がいっぱい! 帰ってきたハッピーセット「ハローキティ」
ハッピーセットに歯ブラシホルダー!? 身支度が楽しくなる第1弾
ハローキティと一緒に“つながる”。コミュニケーションを楽しむ第2弾
「カワイイ」がいっぱい! 帰ってきたハッピーセット「ハローキティ」
ハッピーセットとハローキティとのコラボレーションの歴史は長い。筆者が確認したところでは、少なくとも2007年には「ハローキティ」をモチーフとしたおもちゃが展開されていた。
今回、ハッピーセット「ハローキティ」という名での登場は、2019年10月以来、実に2年振りとなる。近年のラインナップで興味深いのは、ギミック満載のおもちゃを前面に出した展開ではなく、おしゃれグッズやクッキンググッズといった、ハローキティデザインのカワイイ“雑貨”が中心になっていることだ。
今回のハッピーセット「ハローキティ」では、10月1日より登場する「ひみつのおもちゃ」を除いて、第1弾と第2弾とを合わせて合計8種類のアイテムが展開される。
第1弾「おしたくグッズ」では「よくできました!スタンプ」、「ハローキティのOKタイマー」、「はぶらしホルダー」、「はみがきこしぼりスタンド」の4種類。続く第2弾「なかよしグッズ」では「レター&メールボックス」、「インタビューマイク」、「スマートフォン型ケース&シールセット」、「メッセージおしらせマグネット」の4種類。
ファンはもちろん、男女問わず「カワイイ!」と思える見た目のグッズが目白押しだ。第1弾には「よくできました!スタンプ」や「はぶらしホルダー」といった文房具、生活雑貨がラインナップされているのが特徴で、また第2弾では「インタビューマイク」や「メッセージおしらせマグネット」など、家族や友達とのコミュニケーションが楽しめるようになっている。尖ったところを極力排した丸みのあるデザインで、子供でも安心して使うことができ、さらにホワイトやピンクを基調とした配色も子供受けしそうだ。
ところで、今回のラインナップを見て、いつもとは一味違う“何か”を感じた人もいるのではないだろうか。日本マクドナルドによると、時には少し面倒に感じられてしまう場面を楽しんでほしいとの想いが込められているという今回のハッピーセット。「これはおもちゃなのか?」とふと思ってしまうようなラインナップでありながら、“生活雑貨”にして“おもちゃ”でもあるアイテムとして見事に成立させている。
今回のハッピーセット「ハローキティ」のテーマは大きく言えば「コミュニケーション」だ。アイテムはシンプルでカワイイ見た目ながら、それぞれに隠された仕掛け・ギミックにより、子供たちがストレスを抱えがちな身支度を楽しく演出。生活習慣の道具を「ハローキティのグッズ化」することで、身支度の動作自体を楽しいごっこ遊びに昇華させている。
特に子供が嫌がる歯磨きに焦点を当て、ハローキティと楽しく歯磨きができるアイテムを2種類も展開する気合いの入れっぷり。また歯磨きができるようになったら「よくできました!スタンプ」を押して褒めてあげれば、そこにまた親子のコミュニケーションが生まれる。そして第2弾はまさしくコミュニケーションツールそのもので、手紙交換やインタビューごっこなどを通じて、自分の言葉で伝えること、相手の気持ちを理解することの大切さ・面白さを遊びの中で提示している。
子供たちの成長と発達をサポートするべく「想像力を広げる」ことを強く意識してきたハッピーセットの遊び。それとは一味違う「生活習慣」というアプローチで、改めて人との“つながり”を意識させるおもちゃを展開するのが、今回のハッピーセット「ハローキティ」だ。確かに“おもちゃ”という枠組みを超えたアイテムながら、一度遊べは確かに“おもちゃ”だなあと感じられる不思議なアイテムの数々に、進化し続けるハッピーセットの「おもちゃ」が提示する世界の広さを感じさせられた。