特別企画

【ガンダムベース撮り下ろし】「機動戦士ガンダム サンダーボルト10周年記念展」開催

劇中MSの展示や記念アイテムを販売

【「機動戦士ガンダム サンダーボルト」連載10周年記念展】

9月30日~10月31日開催

 「ビッグコミックスペリオール」にて連載中の「機動戦士ガンダム サンダーボルト」が連載開始から10周年を迎え、それを記念する「機動戦士ガンダム サンダーボルト 連載10周年記念展」が、ガンダムベース東京にて10月30日まで開催中だ。

ガンダムベース東京の一角に設けられた「機動戦士ガンダム サンダーボルト」連載10周年記念展」会場。幅13mにも及ぶ巨大なパネル両面に展示物が並ぶ

 太田垣康男氏により2012年より連載されている「機動戦士ガンダム サンダーボルト」。一年戦争末期、ジオン公国軍の攻撃により大きな被害を受けたサイド4のスペースコロニー群「ムーア」の生き残りで構成された地球連邦軍所属部隊「ムーア同胞団」と、義肢兵の戦闘データ採取を目的として設立された「リビング・デッド師団」のエースパイロット2人に焦点を当て、稲妻が閃く「サンダーボルト宙域」を舞台に、独自設定やオリジナルMSなどを取り入れた物語が描かれる。

2人の搭乗MSや名シーンを揃えた「イオ&ダリルウォール」
コミックから引用した2人の名シーンが解説とともに展示

 会場にはコミックのページを使用した世界観の解説や2人の主人公、イオ・フレミングとダリル・ローレンツとその搭乗機体を描いたパネル、アニメ版の設定資料など、見応えのある展示物を用意。中でも見どころは「月刊ホビージャパン」誌の協力によるガンプラの作例で、キット化されていない機体も含め、多数のMSが展示されている。

こちらはMSなどのメカを紹介する「サンダーボルトメカニクス」のコーナー
アニメ化もされた本作。映像とともに、メカの設定資料を展示
「ホビージャパン」協力による作例。イオとダリルの搭乗したMSを展示している
本作独自の解釈によるMSの造形は魅力的だ
発売中のガンプラの作例も展示中。中央には太田氏直筆のサイン色紙も

 会場にはグッズ販売コーナーも設置。連載10周年の記念アイテムや原作のコミック、アニメのDVDも販売している。イベントを記念する「HG 1/144 ガンダムベース限定 フルアーマー・ガンダム VS サイコ・ザクセット(機動戦士ガンダム サンダーボルト10周年記念Ver.)」(9月30日発売、価格は税込6,000円)も発売されたが、取材当日の10月11日には売り切れであった。次回入荷は未定とのことだ。

記念グッズの販売コーナー

 ファンはもちろんのこと、原作を知らない人が入っていくきっかけにもなる展示なので、会期中にぜひ足を運んでみてほしい。