特別企画

「ドリームトミカ ジブリがいっぱい」の「04 天空の城ラピュタ タイガーモス号」と「05 崖の上のポニョ 宗介のポンポン船」を紹介

ポニョの魔法で大きくなった宗介のポンポン船がトミカで登場

 「ドリームトミカ ジブリがいっぱい 05 崖の上のポニョ 宗介のポンポン船」は映画「崖の上のポニョ」にて登場した主人公・宗介のポンポン船をトミカで再現したもの。本商品では物語の終盤にて、ポニョの魔法によって大きくなったポンポン船が再現されている。

 ポンポン船は船型の玩具で、水蒸気を利用して水面を進むことができる。デザインは小型のボートのような造形で、操舵室の部分に水を溜めこむ部分とその下に蝋燭を設置したボイラーや後部に伸びるパイプ2本も再現されている。また、宗介が操作した舵も表現されている。今にもポンポンと音を立てて動きそう。

 そして、特徴的なのが屋根にちょこんと座ったポニョ。人間の姿の時が再現され、宗介のバケツを手にしている。にっこりと笑った表情や髪の毛、服なども可愛らしい。

 では、パッケージを見ていこう。パッケージではクラゲから顔をのぞかせるポニョと商品が描かれている。側面には、商品画像と映画のポスターが描かれている。中を開けるとトミカ本体が入っている。

【パッケージ】
正面には商品とポニョが描かれている
独特な水の表現と顔をのぞかせるポニョが可愛い映画のポスター
中にはトミカ本体が入っている

 「宗介のポンポン船」をじっくり見ていこう。船体はトリコロールカラーの男の子のおもちゃ感が表現されつつも、ポンポン船の構造が緻密に再現されている。

 船内には円形のボイラーと大きくなった燭があり、金色の受け皿もしっかりと作りこまれている。また、クリアパーツによる窓の表現がある。精巧に再現された自動車を多く展開するトミカの中でも、外観はシンプルに纏まっているが、内部の構造がしっかりと作りこまれている。

 そして、屋根に座るポニョもまんまるの瞳にほころんだ口元など可愛い笑顔が造形され、髪の毛も劇中をイメージした仕上がりとなっている。また、手に持ったバケツも初めて宗介に拾われた際に入っていたもので、映画の雰囲気もばっちり演出されている。

宗介のポンポン船がトミカで登場
シンプルな外観と鮮やかなカラーリング
舵やパイプの噴射口も造形されている
水の上をすいすい進んでいく目に浮かぶようだ
内部の構造もしっかりと再現
大きくなったボイラーと蝋燭もしっかり造形されている
パイプのラインも表現されている
宗介が水を吹き込んだ噴射口や舵も
屋根にはバケツを抱えたポニョの姿が
ペタンと座って船の行く先を見つめる様子が表現されている
タイヤは船底に小さいものが3つある。でこぼこ道は苦手そうだ

 「宗介のポンポン船」といえば水の上を進んでいくシーンが印象的だ。水に沈んだ森林を進み、宗介のお母さん・リサが務める「ひまわりの家」に行く。

 森林の背景を後ろに据えると劇中に近い場面を再現できる。

ポニョの魔法で大きくなったポンポン船、出港
ポンポンと音を立てて進んでいく
水面を滑るようにして前進していく
船を操作する宗介はいないが、進先を見据えるポニョが心強い

 「ドリームトミカ ジブリがいっぱい 04 天空の城ラピュタ タイガーモス号」と「ドリームトミカ ジブリがいっぱい 05 崖の上のポニョ 宗介のポンポン船」を触ってみて、造形再現や作品ごとの特徴や雰囲気が演出されている。

 タイガーモス号は独特のデザイン性と共に、メインローターの回転など空を行く様子も再現でき、トミカの転がして遊ぶほかに手に持って遊びたいものとなっている。また、精巧なミニカーを手掛けるトミカだからこそできたメカ描写も必見だ。

 宗介のポンポン船は玩具らしいシンプルなデザインで、手にしてみて「崖の上のポニョ」で描かれた世界観から飛び出してきたような印象を受けた。また、ポンポン船の構造もしっかりと再現され、転がせばすっと走る様子は船のような雰囲気がある。

 ぜひ、各作品の世界に浸りながら遊んでほしい。

【ドリームトミカ「天空の城ラピュタ タイガーモス号」&「崖の上のポニョ 宗介のポンポン船」【トミカ新車開封 2023年3月】】