特別企画
【エアガン施設探訪】圧倒的立地の良さで気軽にサバゲーを! 秋葉原のサバイバルゲームフィールド「ASOBIBA 秋葉原フィールド」に行ってみた
2023年4月14日 00:00
- 【ASOBIBA 秋葉原フィールド】
- 場所:東京都千代田区外神田3-1-16 ダイドーリミテッドビル 2F
- 営業日時:
- 平日 11時~22時
- 土日祝 10時~22時
- アクセス:
- JR山手線「秋葉原駅」徒歩4分
- 東京メトロ銀座線「末広町駅」徒歩5分
- 東京メトロ日比谷線「末広町駅」徒歩6分
- フリー参加戦料金:
- 平日午前3,500円(税込)
- 平日午後4,000円(税込)
- 土日祝午前 5,000円(税込)
- 土日祝午後 4,500円(税込)
関東でサバゲーをしたいが、ド早朝に千葉や埼玉のフィールドへ行くのは辛いと思ったことのある方は多いだろう。もっと気軽にサバゲーをしたい、そんな方にうってつけのインドアフィールド「ASOBIBA 秋葉原フィールド」を取材してきた。
「都心で気軽に楽しめるサバイバルゲームフィールド」として有名なASOBIBA。2015年にオープンした秋葉原フィールドは、最寄りのJR秋葉原駅から徒歩4分という驚くべき立地にできたため、当時から多くのサバゲーファンから注目を集めた。今回はそんな、“ちょっとサバゲーやってみようか”という気軽さに答えてくれる「ASOBIBA 秋葉原フィールド」について紹介したい。
ビル群渦巻く秋葉原という圧倒的立地の良さを誇る戦場
「ASOBIBA 秋葉原フィールド」は、JR秋葉原駅の電気街口を出て徒歩4分に位置するフィールド。秋葉原ジャンク通りのローソンや野郎ラーメンがある十字路を東(神田明神方面)に行った場所にある。ビル裏手の階段から入るため最初は戸惑うかもしれないが、入り口前の壁にあるお店の看板を目印に向かおう。
駅から歩いて数分で着く都会のサバイバルゲームフィールド。このこと自体が稀有な存在であり、“手軽さ”という部分においては他の追随を許さない。平日11時より22時、土日祝日は10時より22時までやっているので「会社帰りにちょっとやっていくか」という、昔では考えられなかったシチュエーションにもバッチリ応えてくれる。
フリー参加戦、貸切共にオープンから16時までが午前の部、16時以降が午後の部という2部構成になっている。こちらに参加する場合は原則的に公式サイトから予約が必要なので忘れずに申請しよう。途中参加もできるので、先ほど述べたように予約さえしていれば会社の定時後に参加するというのも可能だ。
なお、後述するが、「ASOBIBA 秋葉原フィールド」はフィールドとは別にシューティングレンジも完備している。こちらは時間無制限1,500円(税込)で利用できるので、ガンの調整をしたい方におすすめだ。
サバゲー初体験にうってつけ! 誰もが楽しめるゲームルール
今回、取材のために平日午前のフリー参加戦に行ってみたところ、なんと平日にも関わらず20人ほどの参加者が集まっていた。有給休暇をとった方、春休みの大学生の方などがおり、なかには今回が初サバゲーという方も見られた。これも立地の良さゆえの事象だろう。
なお、ビギナーの方は、スタッフからゲーム開始前に無料の初心者講習を受けられる。銃の扱い方、ヒットコールの仕方などを分かり易く教えてくれるので、初めての人でも安心して参加できる。
それとは別に、ゲーム開始前にはスタッフからレギュレーションの説明がある。「セーフティエリアではマガジンを外し、安全装置をかける」、「空撃ちをしない」、「ゴーグルやマスクは顔前面を防御する」などサバイバルゲームをたしなむ方なら必ず守るべき事項を丁寧に説明してくれる。
他にレギュレーションについて特記するならば、フルオート/バースト射撃禁止のセミオートのみ、1ゲーム発射可能弾数100発の制限、ゲーム中ダッシュの禁止、フレンドリーファイア(味方撃ち)の両者HIT扱いなどだろう。
室内ゆえに障害物が多めに設置されており、ダッシュあり、フルオート可にしてしまうと最悪怪我をしてしまうこともある。過去にはゲーム中に走ったことでビル自体の壁に穴を開けてしまった人もいたという。安心安全に楽しむための大切なルールだ。しっかりと聞いてほしい。
レギュレーション説明が終了すると、さっそくゲームが始まる。フリー参加戦はゲームマスターをスタッフが行なってくれるので、テンポよく遊べるのが嬉しい。
(編集部追記:本稿のライター・長戸は度々貸切を主催しているため、しみじみゲームマスターに感謝していた)
そして、筆者が良いと思ったのがゲームの内容だ。まず最初に紹介したいのが「すぐHITになって退場」というありがちなシチュエーションを可能な限りなくしている点。
HITしたら味方陣地にあるカウンターを押して制限時間まで無限復活できる「カウンター戦」や、相手陣地のフラッグをとれば勝利となりHITしても1回限り復活できる「フラッグ戦」、HITしたら味方陣地にあるサイコロを振ってでための数だけカウンターを押して制限時間まで無限復活する「サイコロカウンター戦」など、どれもすぐ退場にならないので存分に楽しめる。
もちろん日によって様々なルールが用意されており、参加者全員で楽しみやすいものが多い。それゆえに仲間と自然に会話が生まれ、和気あいあいとゲームを楽しめた。
次に紹介したいのは「進入禁止エリアを明確にし、リスポーンキルを防いでいる」という点。チームのパワーバランスが取れていない場合、どちらかのチームが的陣地ギリギリまで押し込んでしまい「復活と同時にキル」というケースもある。押し込まれているチームにはかなりストレスになり喧嘩にすら発展しかねないため、細心の注意が必要な部分だ。
本フィールドではそれを防ぐために、あらかじめフィールド内にテープが敷かれており、それを越えた人はHIT扱いになるという厳密なルールも敷かれている。また、フィールド内にはスタッフがゲームの妨げにならない場所で待機し、進行を見守っているため、違反者がいればすぐに見つけてくれるのも心強い。
徹底して遊びやすさを追求しているゲームの数々によって、初心者もベテランも満足度高く遊べるのが本フィールドの良さなのだ。
手ぶら参加もどんとこい! 充実のレンタル品で戦場へ
「エアガンを持っていない」、もしくは「会社帰りに行きたいので持ち歩けない」といった方に向けてレンタル品も充実している。ハンドガン、マスク、グローブがセットになった「ハンドガンセット」(税込2,500円)や、そこに迷彩服、防止、スカーフを加えた「フルセット」(税込3,500円)がレンタル可能となっている。
レンタルのハンドガンは、「電動ハンドガン GLOCK18C」。取り回しの良さがバツグンで、女性でも軽々扱え、室内フィールドとの相性も良い。さらに、セット料金に+500円(税込)でM4タイプの電動アサルトライフルを、+1,000円でガスブローバックハンドガン「ハイキャパ4.3」に変更可能だ。射撃の反動を楽しみたい方は、是非ガスブローバックも体験してほしい。セーフティエリアにはウォーマーも完備されているので、冬でも安心して使えるのが嬉しいところだ。
ちなみに、筆者は「フルセット」で参加したが、問題なくバッチリ戦えた。ベテランとも渡り合える装備になっている。しかも、伺った際にはキャンペーン期間中だったこともあり、平日午前のフリー参加戦は当日朝10時までに予約を済ませておけば、なんとハンドガンセットが無料だったのだ。かなりお得に遊べた。
このように「ASOBIBA 秋葉原フィールド」では頻繁にキャンペーンが実施されているので、参加する場合は公式HPの「予約カレンダー」をチェックしてお得に利用することをおすすめする。特に「女性優待デー」や「グループ優待デー」もあるので友人知人を誘って参加しやすいのも魅力だ。
都内最長級の20m室内ロングレンジ! 愛用者が多いシューティングレンジ
本フィールドのウリのひとつが、フィールドとは別に設けられたシューティングレンジだ。近距離・遠距離どちらも使用できる作りになっており、遠距離では約20mのロングレンジが用意されている。都内の室内であることを考えると、かなり珍しいシューティングレンジだ。
的も工夫されており、点灯している部分を撃つと消灯し、すべて消灯させるまでの時間を競うようなギミックなどが見られた。
スタッフの方に尋ねたところ、このシューティングだけを利用して野外戦に臨むという方もいるとのこと。すでにガンを持っている方は、ぜひ一度お試しあれ。
「ASOBIBA 秋葉原フィールド」はサバゲーを気軽に便利に楽しみたいすべての方にオススメ!
ここまで述べてきたように「ASOBIBA 秋葉原フィールド」は、とにかくみんなが楽しめるようにという気配りが行き届いている。そのため参加した回では和気藹々とした空気が生まれ、初めて会う参加者同士が楽しく会話するシーンも度々見られた。
なお、余談にはなるが、スタッフの方から「女性専用の更衣室にも力を入れています」と聞いたので、参加者がすべて退店されたあとに中を撮影させて頂いた。なんと、ドライヤーやヘアアイロン、ライト付きの鏡などが用意されており、かなり快適な作りとなっていたのだ。簡単な化粧もできるため、汗で化粧が落ちた……という場合でも安心だ。
これらもすべて、本フィールドの快適さにつながっている。サバゲーに興味はあるけどやったことがない方、もっと都内で気軽に遊びたいという方は、ぜひ一度訪れてみてほしい。