特別企画

東京マルイブースレポート、「グロック17 Gen5 MOS」新エンジン強烈リコイル体感!【#全日本模型ホビーショー】

「リコリコ」千束の銃展示予告。新商品も多数お披露目

【第61回 全日本模型ホビーショー】

開催期間:9月30日~10月1日(業者招待日:9月29日)

会場:東京ビックサイト(南1,2ホール)

入場料:1,200円(中学生以下:無料)

 イベント「第61回 全日本模型ホビーショー」における東京マルイブースでは、本日9月29日に会場で発表された新製品6点が展示されている他、近日発売予定のガスブローバックガン最新作「グロック17 Gen5 MOS」の試射ブースが設置。さらには「リコリス・リコイル」コラボの千束の銃展示告知も行なわれた。

 本稿では、同社デカ広報こと島村氏を含めた東京マルイのスタッフに伺った話も含めて、とことんリアルさにこだわったエアガンを楽しめる東京マルイブースのレポートをお届けする。

「グロック17 Gen5 MOS」の試射ブースで進化したエンジンを体感! 骨に響くリコイルで臨場感が高まる

 東京マルイブースでは、長らく発売の待たれてきたガスブローバックガン最新作「グロック17 Gen5 MOS」の試射ブースが設置されている。発売前に同社の製品を撃てる機会はあまりないので非常に貴重だ。

 「グロック17 Gen5 MOS」は、光学サイトを取り付ける機構「MOS(Modular Optic System)」も特徴的だが、新たなエンジンもまた濃い特徴となっている。この新エンジンは、「MOS」機構との兼ね合いで従来よりも搭載スペースが狭くなっているにも関わらず、従来品よりも強烈なリコイルを体感できる優れもの。サバゲーにおいて“撃ってるぞ!”という臨場感を楽しみたい方に是非オススメしたい。

 さらに、以前からアナウンスがあったようにマガジンにも改良が加えられており、内部構造を変えることで従来の「グロック17」用マガジンよりもガスの容量が20%向上している。これまでの「グロック17」や「グロック26」などにも装着可能なので、ゲームとゲームの間に急いでガスを注入する回数も減らせる。一方で、新エンジンのガス消費量が増えているので、「グロック17 Gen5 MOS」で使用した場合には、従来品に従来マガジンを装着したのと変わらない発射可能回数になっているという。

 「MOS」によって反動が強くなってもターゲットを見失わない臨場感溢れる「グロック17 Gen5 MOS」を是非体感してほしい。島村氏によれば「発売は近い」とのことだった。実物もあるので、続報に期待したい。価格は21,780円。

【【東京マルイ】ガスブローバック「グロック17 Gen5 MOS」試射ブース【第61回 全日本模型ホビーショー】】
会場ではポストカードの詰め合わせが配布されている

未発表だった新製品5点が一挙にお披露目! 次世代電動ガン「MP5」シリーズ新作に電動ガンプラス第2弾も展示

 同マルイブースでは、本イベントで初お披露目となる新製品が展示されている。展示されているのは、次世代電動ガン「MP5」シリーズ新作の「MP5 A4」、電動ガンプラス第2弾となる「PATRIOT+」、ボルトアクションエアーライフル「VSR-ONE」のカラーバリエーション2種、大人向け電動ガンをデチューンした電動ガンRシリーズ「M4A1 R」と「AK47 R」の全5点。いずれも明確な発売時期は未定なものの、会場では開発途中の製品を間近で観れる他、スタッフの方から詳しいお話を聴くこともできる。

 次世代「MP5」シリーズは、これまでに伸縮式ストック(リトラクタブル・ストック仕様)を装備した「MP5 A5」とサイレンサーを標準装備した「MP5 SD6」が発売されており、「MP5 A4」で3点目となる。

 「MP5 A4」の最大の特徴は、ストックが固定ストックとなり、これまでハンドガードに収納していたバッテリーをストックに内蔵している点。今までに次世代「MP5」シリーズ用に発売されてきた各種オプションに加えて、新たに別のハンドガードを装着しやすくなっている。これによって、各種ハンドガード周りのライトやグリップといったオプションも付けやすくなり、より手軽なカスタマイズが可能となっている。発売日は未定。価格は71,280円。

 「PATRIOT+」は、「P-90+」に引き続き開発された電動ガンプラスシリーズの第2弾。「P-90+」と同様に、質感などが高められている。

 また、今回は20mmレイルをリアサイト用に搭載。使えるストックの種類が増えたことでカスタムの幅が広がっている。さらに、新型のエアーハイダーが付属している他、昨今増えてきているセミオート戦に参加する方向けに今回は多段マガジンではなく、電動ガンスタンダードタイプ「M4(M16)」と共通の標準マガジンが付属している。2023年から2024年冬までの間に発売予定。価格は未定。

 さらに、ボルトアクションエアーライフル「VSR-ONE」からはシックな色合いの新色2種が展開。「ファントムブルー」と「ステルスグレー」が追加されたことで、真っ黒で無骨なスタイルとスマートなおしゃれスタイルを選択できるようになる。12月頃の発売を目指して開発されている。価格は未定。

 加えて、14歳以上を対象としたエアガンも新登場。18歳以上向け電動ガンとデチューンした電動ガンRシリーズ「M4A1 R」と「AK47 R」が発表された。両製品ともに、弾速を0.135J以下になっており、全国の青少年育成条例に対応している。しかしながら、サイズは大人用と同じであり、体の成長した未成年であっても満足に楽しめそうな仕上がりとなっている。また、マガジンや各種オプションも18歳以上用と共通であり、早い段階からオプションを揃えても、ずっと使えるようになっているとのこと。なお、マズルオプションのみ、弾速の影響で大人用と併用できない。発売日・価格は未定。

遂に近冬お披露目決定! 「リコリス・リコイル」コラボモデル「千束の銃」が11月に展示決定

 2023年初旬に発表されて以来、サバゲーマーからもアニメファンからも注目されている「リコリス・リコイル」コラボモデル「千束の銃」がようやく11月にお披露目される。

 「千束の銃」は、同社の「デトニクス.45 コンバットマスター」も元に開発されており、これまではシルエットのみが公開されていた。展示されるのは、コロナ以来開催されていなかった「東京マルイフェスティバル」。11月11日よりベルサール秋葉原にて開催予定となっており、続報が待たれる。