特別企画

【特別企画】トミカ歴代名車コレクション 010「トヨタ MR2」011「マツダ RX-7」012「日産 シルビア」

ザ・ロータリースポーツ「マツダ RX-7」


    【マツダ RX-7】
  • 発売日:2023年10月17日
  • 価格:1,999円(税込)
  • スケール:1/59(全長約71㎜)
  • アクション:左右ドア開閉・サスペンション
【011「マツダ RX-7」】
2023年10月17日発売

 マツダが誇る孤高のエンジン“ロータリーエンジン”を搭載するRX-7の最終型が“FD3S”通称FD(エフディー)です。FDはRX-7の3代目として1991年に登場。全身が丸みを帯びたグラマラスでセクシーなスタイリングで登場し、それまでのイメージをがらりと変えました。

 2シーターのイメージが強いこのクルマですが、基本は4人乗り(2+2:前通常シート・後補助的シート)でスポーツカーに多いキャビンレイアウトを採用しています。車名のRXはロータリーエンジンの“R”・未来を象徴する記号“X”にマツダ内での車格を表す“7”からできています。

【マツダ RX-7】

 シーケンシャルツインターボの13B型エンジンは当初255ps、その後性能向上を果たし265ps、そして280psにまで到達しました。軽量かつコンパクトなロータリーエンジンはアクセルレスポンスの良さも相まったドライバビリティの高さでマツダのスピリットとなり、ファンからいまだにその後継車の登場が待ち望まれています。

 1型から6型まであるFD、今回のトミカのモデルとなったのはボディの形状から後期型となる5型/6型がモデルのようです。ブラックのボディカラーで“おっ!?”となって黄色のFDとならべたくなったそこのアナタ。あのFDは前期型ベースっぽいので厳密にはこの後期型ではありませんが様々な型からのカスタムされていたので雰囲気優先で全然アリですね!

【マツダ RX-7:パッケージング】

 それでは「マツダ RX-7」のトミカ歴代名車コレクション版を見ていきましょう。前述のとおりモデルとなったのは後期型です。ブラックのボディカラーでフロントのターンランプ類がシルバーの塗装となっています。リアのコンビランプは未塗装で前後のメーカーや車種のロゴプリントはありません。

 現在のマツダのクルマ、とりわけスポーツカーやコンセプトカーはとてもなめらかな曲線で各部をつなげる流麗なデザインがなされますが、その源流とも言えるFDのボディラインをイメージ通りに再現しています。フロントのボンネットとその左右にあるフロントフェンダーのふくらみ、羽のように跳ね上がる後端のデザインを持つドア、ふっくらとしたリアフェンダーなど美しいラインを描いています。

【マツダ RX-7:4面とアクション】
フロント:全体がグラマラスでセクシーなラインで構成されているFD3S
サイド:ロングノーズ&ショートデッキのFRレイアウトを端的に表しています
リア:後ろから見てもやっぱりセクシーなラインです
シャーシ:1999年に登場したもので、当時のNo.は94です
アクション:左右ドア開閉・サスペンション

 ホイールは十字の穴が開いてメッキリングがあるレーシングカータイプです。アクションは左右ドア開閉とサスペンションです。やはりドアが開閉できるトミカは楽しい!ドアを開けると車内を確認でき、2+2の前後シートやブラックのインテリアでステアリングと共にダッシュボードが見えてきます。

【マツダ RX-7:ディテールとアクション】
実車の抑揚をもったスタイリングをよく再現しているフロントフェイス
下側から跳ね上がるようなラインを持つドアが美しい
実車では角度調整機能があるリアウイングのモールドを再現しています
小型軽量のロータリーエンジンで低く抑えられたボンネットを通り、小さいキャビンを立ち上がってルーフを流れたエアがリアウイングにあたるのが目に浮かぶようです
フロントの灯火類はシルバーの塗装です
給油口は車体の左、大きなリアウインドウが大きな曲面を描いています
大きなリアウイングがダウンフォースを発生させます
FD3Sの後期型(5型/6型)だと思われるフロントエアロとリアウイング
後ろ側に絞り込まれたリアウインドウが空力特性を感じさせます
全体的にグラマラスでセクシーなスタイルにファンが多いFD!
左右ドア開閉アクションを持っています
2ドアだからこそ大きいドアが大きく開きます
ステアリングが確認できます
シートやセンターコンソール、シフトノブまでしっかり再現!