特別企画

3COINSの小型展示ケース「カプセルトイコレクション」を使ってみた!

豊富なラインナップで用途に合わせてケースが選べる

【3COINS「カプセルトイコレクション」シリーズ】

発売日:2024年6月3日

価格:330円~

階段付きアクリルディスプレイボックス/カプセルトイコレクション(写真奥左)、木製ディスプレイ収納/カプセルトイコレクション(奥右)、シュリンク風ディスプレイ:L/カプセルトイコレクション(手前左)、円柱型ディスプレイボックス:M/カプセルトイコレクション(手前右)

 毎月大量のカプセルトイが登場し、見かけた瞬間思わず回してしまうなんてことも、ちょくちょくあることだ。特に最近のカプセルトイはそのクオリティも高く、ミニチュアフィギュアと呼ばれることがあるのも頷ける。単に集めるだけではなく、ものによっては飾っておきたくなることがある。そんなときに便利なディスプレイケース「カプセルトイコレクション」が、3COINSから6月3日に登場した。

 こちらのシリーズには、複数のカプセルトイなどのアイテムを飾っておくことができるケースが20種類近くラインナップされている。今回はその中から5つのアイテムを公式の通販サイトで購入することができたので、その使用感をレポートしていく。

階段付きアクリルディスプレイボックス/カプセルトイコレクション

  • 価格:1,320円
  • サイズ
    [アクリルケース] 縦23.5cm×横21.8cm×奥行き17.9cm
    [ステップ] 縦10.2cm×横19.8cm×奥行き10.9cm

 パッケージ自体はそれほど大きくないのだが、手に持つとずっしりとした重さがあるのが、こちらの「階段付きアクリルディスプレイボックス/カプセルトイコレクション」だ。ものとしては、透明なアクリルケースとその中に入れることができる階段のディスプレイセットとなっている。

 アクリルパネルや階段は組み立て式だが、こちらはそれほどの難易度はなく、箱を組み立てるようなレベルで作ることができる。しかし、元のパッケージの大きさに反して組み立てた後はそこそこのサイズになるので、あらかじめ設置場所を考えておいた方がいいだろう。

パッケージは少し重め
パッケージの背面側に組み立て方が記載されている
こちらが同梱物だ
アクリルパネルには保護シートが貼られているので、そちらを剥がしておこう
階段パーツを組み立てたところ
実際にケースの中にカプセルトイを並べてみると、結構なボリュームになる
ケースの扉は開閉可能だ

木製ディスプレイ収納/カプセルトイコレクション

  • 価格:880円
  • サイズ:縦23cm×横20cm×奥行き5cm

 小ぶりのカプセルトイを並べて飾っておくことができる、可愛らしい見た目の収納ディスプレイがこちらの製品だ。家のような形をしており、ちょうど一番上の段が屋根裏部屋のようである。特別なギミックもなく、シンプルにカプセルトイなどを飾れるシンプルさも魅力だ。

 ただし、それほど大きなサイズのものは並べることができない。たとえば「仕事猫」などのカプセルトイぐらいでも、サイズ的に飾るのは難しい。そのため、あまり高さがないものを選ぶようにするといいだろう。

こちらが「木製ディスプレイ収納/カプセルトイコレクション」のパッケージだ
パッケージの裏面
中身はシンプルな木の枠といったところ
比較的小ぶりなカプセルトイや食玩のおもちゃなどを飾っておくことができる

窓付き木製ディスプレイ収納/カプセルトイコレクション

  • 価格:1,100円
  • サイズ:縦20cm×横25cm×奥行き7cm

 「窓付き木製ディスプレイ収納」は、2段でカプセルトイを飾っておくことができる収納ディスプレイだ。木製で作られているため、全体的にナチュラルな雰囲気が漂っており、この中に様々なカプセルトイを入れるだけでも質感が向上したような気分にさせられる。

 手前のフレーム部分はガラスで作られており、こちらは上から引き上げることで取り外すことができる。実際にカプセルトイなどを並べるときは、ガラスのフレーム部分を外してから並べていく。概ね1段あたり5つほどのカプセルトイを並べることができる。固定用のシールなどは付属していないため、倒れてしまわないように工夫をしたほうがいい場合もある。

今回購入したものの中では、一番パッケージのサイズが大きかった
こちらはパッケージの裏面だ
中身は本体がそのまま入れられている
このように、ガラスのフレーム部分は上から持ち上げて開けることができる
中サイズなら横に3つ、一般的なサイズなら5つほど並べることができる

シュリンク風ディスプレイ:L/カプセルトイコレクション

  • 価格:330円
  • サイズ:
    [本体] 縦11cm×横11cm×厚さ2cm
    [土台] 直径5.5cm×高さ1.7cm

 透明なビニールのような素材で、カプセルトイを挟み込むようにして閉じて飾っておくことができるのが「シュリンク風ディスプレイ」だ。サイズとしては2個入りのSとMサイズなどがあるが、今回は一番大きなLサイズを入手している。パッケージの中身は至ってシンプルで、カプセルトイを飾るための本体と土台がセットでパッケージに入れられているだけだ。

 本体部分は、「PUSH」と書かれているところを押さえながら開けることができる。そこに、飾っておきたいカプセルトイを入れてからふたたびふたを閉じよう。後は、土台部分に取り付けるだけで完成である。ちなみにLサイズの場合はふたつほどのアイテムを入れることができる余裕があった。特に自立させるのが難しいカプセルトイなどを、飾っておくのに便利なアイテムだ。

 また、シュリンク風ということもあり表からだけではなく裏側からも見られるところもポイントである。さらに、振動などの影響も受けないため安心して気軽に飾ることができるところもありがたい。

シュリンク風ディスプレイ:L/カプセルトイコレクションのパッケージ
パッケージの裏面には使い方が書かれている
中身は本体と土台のみとシンプルな構成だ
本体部分は、このように中央から開けられるようになっている
カプセルトイを入れて、土台に取り付けたところ
自立させるのが難しかった「マツケンのどこでもサンバ」も簡単に飾ることができた
裏側からも見られるところは素晴らしい!

円柱型ディスプレイボックス:M/カプセルトイコレクション

  • 価格:330円
  • サイズ:縦9.8cm×横12cm×奥行き9cm

 「円柱型ディスプレイボックス」は、円柱形の透明なケースの中に、カプセルトイなどを飾っておくことができるケースだ。今回は大きめのMサイズを入手してみた。ざっくりと高さ8cmぐらいまでのアイテムを入れるのにちょうどいいようなサイズ感になっており、通常のカプセルトイでは少し大きすぎると感じるかもしれない。

 そこで、カプセルトイにこだわらずどんなものがピッタリ合うのかいろいろと確かめてみたのだが、「ドラゴンクエスト ソフビモンスター」の「メタルキング」がサイズ的にぴったりだった。「ねんどろいど」ぐらいのサイズになってしまうと、少しだけ縦方向のサイズが足りない印象だ。

 約5cmのカプセルトイを入れてみたが、こちらなら数体飾ることができそうなことがわかった。ちなみに、こちらのアイテムには、ケース本体に加えて固定用のシールが8個付属している。倒れやすいカプセルトイなどに使用すればケース内でも安定させられる。

こちらがパッケージだ
パッケージの裏面
同梱物は本体に加えて、固定用シールが8個分付属している
ためしにメタルキングのソフビを入れてみたところ、ぴったりなサイズ感だった
中サイズ~大サイズほどのアイテムを入れるのに適している
大まかな目安としては、高さ8cmぐらいまでのものが入ると思っておけばOKだ

飾りたいアイテムに応じて選べる多彩なラインナップが魅力

 一通りこちらの「カプセルトイコレクション」をチェックしてみたが、いずれも微妙に異なる特徴を持っているので、自分がどのようなカプセルをどのように飾りたいのかといった用途によって選ぶのが一番だと感じた。複数のカプセルトイを飾りたいならば、「窓付き木製ディスプレイ収納/カプセルトイコレクション」や「階段付きアクリルディスプレイボックス/カプセルトイコレクション」、「木製ディスプレイ収納/カプセルトイコレクション」といった商品を選ぶのがいいだろう。

 しかし、これらは飾るときにそれなりにスペースを取ってしまう。本来手のひらサイズで気軽に机の上などに飾っておけるのが魅力のおもちゃたちだが、その特性が損なわれてしまいかねない。そんなときは、フィギュア単位で飾ることができるような「シュリンク風ディスプレイ」などを選ぶのもアリだろう。今回は同じ商品でも大きめのサイズのものを選んでいる。小さいフィギュアをディスプレイするにはSサイズなど小さなケースの選択肢もある。

 自宅にあるカプセルトイたちをいろいろな場所で飾ることができるようになるのはありがたい。いずれの商品もそれほど値段が高いわけではなく、お手頃な価格設定になっているところも嬉しいポイントだ。少しでも興味を持ったならば、お近くの3COINSの店舗に足を運んでチェックしてみることをオススメする。また、公式通販サイトの「PAL CLOSET」でも取り扱いがあるが、一部商品は入荷待ちとなっている。